エコノミークラスでよかったと思える5つの理由。実はかなり進化している!?

Posted by: 石黒アツシ

掲載日: Jul 19th, 2017

本気か自虐か!?エコノミークラスでよかったと思える5つの理由。

最近のことですが、ダブルブッキングのせいでエコノミークラスの乗客が飛行機から引きずり出されてしまったり、エコノミークラスのシート幅がだんだん狭くなっているという事実が報道されたり。エコノミークラスの旅はきついなぁという悪いイメージがありませんか?

でも、いいことだってあるんです。「コンデナスト トラベラー」がまとめた、エコノミークラスでよかった! と思える5つの理由をご紹介します。

エコノミークラスのチケットが最安値更新!?

本気か自虐か!?エコノミークラスでよかったと思える5つの理由。

エコノミークラスのチケット代金は安いものが手に入りやすくなっています。国内線や近場の海外なら、LCC登場の頃から価格競争が激しくなってきました。また長距離でも、中東系のハブ空港を利用する航空会社が路線を拡大して、乗り換え時間がちょっと長くとも、かなり安いチケットがあります。チョイスも増えてきました。そして、そういったチケットを探すアプリなども提供されてきています。自分に合ったチケットを、賢く探してみましょう。

ハイクォリティな機内食をエコノミーで!

本気か自虐か!?エコノミークラスでよかったと思える5つの理由。
(写真はイメージです)

エコノミークラスの食事と言ったら「ビーフ オア チキン」といった感じで、牛肉か鶏肉を使ってることが分かっても、どんな料理なのかわからないといった時代もありました。最近ではメニューが用意されている航空会社もあって、ちょっと嬉しいですよね。

オーストリア航空では、ビジネスクラスの食事をエコノミークラスでも注文できるそうです。エールフランス航空は、トップシェフ賞を受賞した有名シェフが監修した料理を、ブリティッシュ・エアウェイズもベスト・ブリティッシュといったメニューを、別途注文できるようになっています。これは、ヨーロッパ系の航空会社で始まったトレンド。これから他の国の航空会社にも広がってほしいですね。

頭上の荷物入れがより広くなっている。

本気か自虐か!?エコノミークラスでよかったと思える5つの理由。

手荷物を機内に持ち込むとき、「このバッグが入るスペース、ちゃんとあるかなぁ」と気になる場合もあると思います。特に、搭乗の順番が遅いシートエリアだとなおさら。

新しい航空機ではなくとも、今使われている機材でも頭上の手荷物入れをより広くリフォームするようになっています。ボーイングで50%、エアバスでは60%も収納スペースが拡大されている場合もあるそうですよ。

機内エンターテイメントが充実!

本気か自虐か!?エコノミークラスでよかったと思える5つの理由。

エコノミークラスのエンターテイメントシステムを使って、隣の席の人とゲームをしたり、飲み物を頼んだり、同じ映画をほかの席の友人と一緒に同じタイミングで見たりなどなど、いろいろと楽しいことが増えてきました。

より薄く、タッチセンサーがついたモニターで、シート自体も薄くなり、より快適な座席幅も確保しやすくなっています。

搭乗待ちの時間を短縮!

本気か自虐か!?エコノミークラスでよかったと思える5つの理由。

主要な航空会社は今、生体認証機能を使って、より簡単に機内に案内できないか検討を始めたということです。チケットとパスポートを確認することなく、生体認証ができるゲートをくぐればそのまま搭乗できるという仕組み。

そもそもファーストクラスやビジネスクラスは優先的に搭乗できるのでそれほど待たされてはいません。これは主にエコノミークラスの乗客が搭乗を待つ行列を解消するための計画だそうです。

というわけで、エコノミークラスもより進化しています。自分に合った航空会社、ルート、価格で選んで、機内では少しでも快適に過ごしたいですね。

[5 Reasons to Be Excited About Economy Class]
[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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