静岡でしか食べられない、話題のハンバーグをご存知ですか? きっと「『さわやか』のげんこつハンバーグだ!」と思った方もいらっしゃられるでしょう。中毒者も続出するくらいの人気があるハンバーグが食べられるレストランが、静岡にあるんです。
筆者も「いつかは食べてみたい」と長年思っていた「げんこつハンバーグ」ですが、念願叶って食べてきましたので、実食ルポいたします。
静岡のローカルレストラン「さわやか」
ハマる人が続出している「げんこつハンバーグ」を出す「炭焼きレストランさわやか」は、静岡県にしか店舗を持たないレストランです。県内には現在(2017年10月)、31店舗構えています。
筆者が訪れたのは、都内から一番行きやすいと思われる、「御殿場インター店」。名前の通り、東名高速の御殿場インターチェンジの近くにあります。そのためか、県外から訪れている人が多いようです(車のナンバーだけで、福島や鹿児島なども・・・)。
開店時間は11時。余裕だろうと思ってお店に行ってみると、店外にも溢れるほどの行列が! 店内に入ると、お店の方に「今から1時間待ちです」と言われびっくり。
促されるまま、ウェイティングアプリで登録をして、外で時間を潰すことにしました。このアプリを使うと、自分の順番が来る時に呼び出してくれるので、とても便利でした。
店内には香ばしいハンバーグの香りが…
時間になってお店に向かいます。待っている間にも店内には香ばしいハンバーグが焼ける香りが・・・。
それもそのはず、すぐ目の前でげんこつハンバーグを焼いている様子が見えるのですから!
コロコロとしたハンバーグが次々と焼かれていきます。ああ、美味しそう! まさに「げんこつ」という風貌です。早く食べたい! と期待が高まります。
待っている間に、メニューを拝見。もちろん、お店のメインは「炭焼きハンバーグ」です。「げんこつハンバーグ」は「炭焼きハンバーグ」のメニューの一つなのです。250gのハンバーグが「げんこつ」で、少し小さめの200gが「おにぎり」になります。
「炭焼きハンバーグ」は牛肉100%! さわやかの自社工場で一つ一つ手作りをして、チルドの状態でお店に運ばれてくるのだとか。ハンバーグのための自社工場を作るとは、こだわりがすごいですね。
ハンバーグの仕上げは自分の鉄板で!
1時間が経過して、やっと席に通してもらいました。もちろん、注文するのは「げんこつハンバーグ」です!
ワクワクしながら待っていると、「げんこつハンバーグ」が運ばれてきました。コロッとした形は、ハンバーグというより俵のような形。しかし、これで完成ではないのです。
まず、お店のスタッフである「さわやかさん」が、おもむろに特製のナイフとフォークを持ち、ハンバーグを縦半分に切っていきます。ジュージューという音とともに、美味しい肉の香りが!
ハンバーグを器用に半分に割ると、中はまだレアな状態です。ほぼ生です。このままでは食べられないので、ここから仕上げをしていきます。
次に、レアな部分を下にして、押さえつけて鉄板で焼き目をつけていきます。美味しそうな音と香りが食欲を増幅させます。お腹もぐーぐーです。
これで、「げんこつハンバーグ」の出来上がりです!添えられたソースをかけていただきます。ソースは、デミグラスと、オニオンソースが選べますが、オススメは断然オニオンソースです。
ハンバーグの肉の香りと、ソースの焦げた香りが一層美味しさを引き出してくれそうです。早速いただきます!
ナイフを入れてみると、中はレアな状態。この状態が一番美味しくいただけるのだそう。牛肉100%だからできるハンバーグなんです。もちろん、生が苦手ない人は、鉄板でもっと焼いても。
一口食べてみると、ギュギュッとした肉の旨味が口の中に広がります。これは肉好きにはたまらないですね!一度食べたら忘れられないとは、まさに!です。合挽き肉のハンバーグにはない美味しさがここにはありました。
わざわざ足を運んで食べてみる価値あり!
静岡県にしかない「さわやか」ですが、遠くから足を運んでも、並んでも食べる価値のあるハンバーグでした。「これは静岡に行く機会があったらまた食べたい!」筆者も強く思いました。
皆様も静岡に行く機会があったら、近くの店舗を調べて「さわやか」の「げんこつハンバーグ」を食べてみてください。きっと、この美味しさにハマりますよ!
http://www.genkotsu-hb.com/
[All Photos by Kaori Simon]