ハリー・ポッターの故郷も!イギリスの小さな可愛い町5選

Posted by: 石黒アツシ

掲載日: Nov 3rd, 2017

イギリスの小さな可愛い町5選

可愛い町並みに癒されるちょっとした冒険

イギリスへの旅なら、ロンドンで大英博物館をゆっくり見て回ったり、ロンドン・アイから街を見渡したり、テムズ川沿いのパブでビールを飲んでみたり。郊外なら、ピーター・ラビットで有名な湖水地方や、古い学生街ケンブリッジまで足を伸ばしたり。

さて、もうちょっとだけ冒険して、イギリスの小さな可愛い町に出かけてみませんか。ひっそりと佇む街に入り込めば、その可愛さに包まれて、静かに癒されること間違いありません。

英仏海峡を望むライは中世の街並みが色濃く残る小さな町

イギリスの小さな可愛い町5選

ローマ帝国の時代から、英仏海峡を挟んでフランスを望むライは海運の街でした。中世から残る、セント・メリーズ・パリッシュ協会の尖塔とライ城のタワーは歴史的な建物。ロンドンから最も早い列車だと1時間20分ほどですから、午後早めに出かけて夜にはロンドンに戻るといったプランでも楽しめそうです。

ポルトマイリオンは北ウェールズの屈指のリゾート

イギリスの小さな可愛い町5選

北ウェールズの入り江に佇むこのポルトマイリオンは、20世紀の建築家ウィリアム・エリスが1925年から作り作り始めたリゾート施設。自然の景観に溶け込むように設計された建物に、ホテル、自炊のできるゲストハウス、レストラン、スパ、ショップが完備されています。広大な森を散策すれば、かなりリフレッシュできます。イギリスの西岸なので、海に沈む太陽も美しいそうですよ。もちろん宿泊しなくとも十分楽しめます。年間に22万人以上が訪れるこの施設は、北ウェールズでは屈指のアトラクションです。

ウィットビーの199階段から小さな漁村を見降ろす

イギリスの小さな可愛い町5選

中世から続くこの村は、かわいい建物がひしめく交易の港町で今も現役。199階段から眺めるその姿は、そこに住む人々の生活が感じられてなんとなくほっとさせられます。近くにある廃墟となって残っているウィットビー聖堂も圧巻。お土産には、ウィットビー・ジェットと呼ばれるジュエリーが人気です。化石化した木なのですが、そのデザインも魅力的。1万円以下で、ペンダントやリングが手に入ります。

ハリー・ポッターの故郷のロケ地レイブナム

イギリスの小さな可愛い町5選

レイブナムは中世の交易の街。木組みの建物に、パステルカラーの漆喰がアクセントになっています。この町は、映画「ハリー・ポッターと死の秘宝Part1」で、ハリーが生まれた町のロケ地にもなりました。また、15世紀に建てられたセント・ピーター・アンド・セント・ポール教会は荘厳で見ごたえがあります。ロンドンから2時間ちょっと。こちらも日帰りで足が延ばせそうです。

アッパースローターとロウワースローターはいわゆる水郷の景観

イギリスの小さな可愛い町5選

「スローター」というと畜殺という意味なのですが、昔の英語では「濡れた土地」という意味のようで、この地名ももちろん後者。水路に移りこむ建物の姿が美しい町です。ロンドンからな2時間から3時間。大学で有名なオックスフォードの少し先といった位置になります。アイ川が、アッパーとローワーのスローターの街をつないでいて、散歩道が整備されています。ところどころに、羊飼いの小屋や14世紀の水車小屋などもあって、のんびりできること間違いなしです。

というわけで、イギリスの都市部から離れて、ちょっと足を伸ばしてみれば、意外に無理なく癒しのかわいい村にアクセスできます。次の旅に組み込んでみてはいかがでしょう。

[Conde Nast Traveler The Most Beautiful Small Towns in the U.K.]
[The Whitby Jet Heritage Centre]
[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

SHARE

  • Facebook