経由便をつかって、さらにお得。無料シティツアーに参加してみよう!
海外の航空会社を利用すると、まずはその航空会社のハブ空港まで飛んで、そこから最終目的地までの便に乗り換えることになります(もちろんそのハブ空港が最終目的地の場合もありますが)。
そんなとき、フライトの待ち時間が2時間くらいの時もあれば、10時間を超えることもあったりと、時間をつぶすのに一苦労といった状況になることも。
どうせだったら、トランジットの時間を使って「おまけ旅」。乗り換え地で観光してみましょう。そんなとき、これからご紹介する8つの空港なら、無料のツアーに参加できますよ。
シンガポール|チャンギ国際空港
シンガポールのチャンギ国際空港には、バタフライ・ガーデンや、テレビゲーム・ルーム、無料のマッサージチェアなどの施設が充実していますが、2時間の無料シティーツアーもあるんです。トランジットのために6時間以上の時間がある人が対象です。遺産を巡るツアーが毎日4回、シティーサイトツアーが毎日2回提供されています。
[チャンギ国際空港:Free Singapore Tour ]
ソウル|仁川国際空港
こちら、ソウルのインチョン国際空港では、最短1時間から最長5時間までのツアーが無料で提供されています。お寺にフォーカスしたものと、シティツアーと二つのタイプがあります。他には空港内見学ツアーも。
イスタンブール|アタチュルク国際空港
イスタンブールは歴史的にも東西文化が交わる場所。ターキッシュエアウェイズのハブ空港として、ヨーロッパの都市等への経由地です。トランジットに6時間以上ある場合には、「Touristabul」というプログラムに参加することができます。ブルー・モスクやヒッポドローム広場、トプカピ宮殿などを巡ります。
アムステルダム|スキポール
アムステルダムのスキポール空港は世界最大のハブ空港。日本からアムステルダムに飛び、そこからヨーロッパの各地に向かう人も多いと思います。6時間以上時間がある人には「Layover with Local」プログラム、「地元の人と乗り継ぎ待ち」というプログラムがあります。簡単な質問に答えると、その興味に合った英語を話せる地元の人をマッチングしてくれて中心部までの往復バスチケットと、その地元の人と1杯飲めるクーポンをくれるそうです。
こちらは、KLMオランダ航空のプログラムです。このプログラムの対象航空券を予約すると、電子メールで案内が送られてきます。当初は、アメリカ、カナダ、イタリアからの到着が対象となるそうです。
[KMLオランダ航空 Social airline KLM connects travellers and Amsterdam locals]
ドーハ|ハマド国際空港
カタール航空のハブ空港が、ドーハにあるハマド国際空港。このカタールのナショナル・フラッグ・キャリアが提供する無料ツアーでは、イスラム芸術博物館やスークワーキフ(ショッピングエリア)、カタール・カルチュラル・ヴィレッジなどを巡ります。特別なビザが発給されるので、空港に戻る際に手間がかかりません。
台北・ソルトレイクシティ・東京
日本人観光客の乗り換え地としてはメジャーではありませんが、台北とアメリカのソルト・レイク・シティ、それに成田空港にも無料ツアーがあります。
台北の花園空港では、2つのオプションから選べます。一つは三峡祖師廟という寺院と陶器の店を回るもの、もう一つは台北101や中正紀念堂などの名所を巡るもの。それぞれ毎日2回提供されます。
ソルトレイクシティでは、2時間以上時間があれば、ソルトレイクシティのダウンタウンにあるテンプル・スクウェアへのツアーがあります。
成田空港では、地元の多古や芝山の散策、航空博物館の見学や、モールでの買い物が可能です。
[Narita Airport Transit & Stay Program]
トランジット時間にターミナルで買い物などするのも楽しい時間ですが、無料ツアーを利用して、街に出てみるのも楽しそうですね。
[Make the Most of Your Airport Layover with Free City Tours]
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