旅行に出る際、利用することが多い空港は、旅のはじまりの場所といっても過言ではないでしょう。そんな空港に少し早めに行き、これから行く旅行先に思いを馳せながら、お茶や食事を楽しむのもいいものです。
今回は、羽田空港国際線旅客ターミナル5Fにあるプラネタリウム「スターリーカフェ」を訪ねました。ワンコイン(500円)とワンドリンクでプラネタリウムが見放題という、なんともお得なカフェでしたよ。

カフェの入り口には天体模型があり、プチ科学館のような雰囲気

クリスマスイルミネーションで彩られた羽田空港国際線旅客ターミナル4Fを眺めながら、5Fに行き、右手に進むとプラネタリウム「スターリーカフェ」があります。

カフェの手前には、天井に天体模型のライトが飾られていて、ちょっとした科学館のような雰囲気。国内外の旅行者たちが飛行機の搭乗時間までのんびりと過ごしている姿も見られます。
いよいよプラネタリウム「スターリーカフェ」へ


このカフェはカフェ&バーでお馴染みのプロントが経営していて、プラネタリウムを眺めながら、プロントのパスタメニューをはじめ、ソフトドリンクや各種アルコール類などを味わうことができます。
ただ、気をつけて欲しいのが、プロントのカフェスペース(セリフサービス)のみを利用する場合と、プラネタリウムを利用する場合で、入り口が違うこと。簡単な仕切りがありますので、店員さんに「プラネタリウムを見ます」と伝えてください。そうすれば「○分後にご案内します」と言ってくれ、プラネタリウム客の列に誘導してくれます。そして、時間になったらプラネタリウム内に案内してくれますよ。
宇宙旅行が始まるようなワクワク感のあるシルバーのメニュー

プラネタリウムが開始する時間までは、プラネタリウムの外にある椅子に座ってメニューを決めることができます。メニューはシルバーで手に取ると、宇宙旅行が始まるようなワクワク感を感じましたよ。メニューには、ここでしか飲めない、宇宙を彷彿されるキレイなオリジナルカクテルも。プラネタリウムを眺めながら、飲食ができるなんて、最高ですよね。
本格的なプラネタリウムに感動

待つこと5分でプラネタリウム内に案内されました。プラネタリウム内は、壁に沿ってテーブルと椅子が並んでいて、薄暗いため一席につき、ひとつペンライトが用意されています。このペンライトでメニューなどを確認できるようになっています。


先ほどオーダーしたメニューは上映前に運ばれてきて、真っ暗な中で食べずに済みました。
そして、いよいよプラネタリウムの上映が開始。この時の上映プログラムは『リラックマのプラネタリウム』で25分のプログラムでした。リラックマと星や宇宙がどのように絡み合うのか興味津々でしたが、黄道の説明からスタートし、四季の星座、太陽系、銀河系まで、しっかりとした解説つきでプラネタリウムを楽しむことができ、時折登場する愛らしいリラックマに癒されました。


※暗い中での撮影のため画質が粗めです。肉眼で見るとより鮮やかです。
充実したプログラムが終わると、次のプログラムが開始するまでの間、CMのような感じで、カラフルな映像がプラネタリウム内を彩ります。このタイミングで追加メニューがあれば、オーダーしましょう。
なお、プラネタリウムのプログラムは訪れる時間帯にもよりますが、一つのプログラムが終わっても、数分後には次のプログラムがスタートするので、退屈することなく、時間が許す限りいくつものプログラムを鑑賞できますよ。500円とワンドリンクをオーダーするだけで、これだけのプログラムを鑑賞できるのは、大変お得なのではないでしょうか。

プラネタリウム鑑賞を終え、会計を済ませると、オリジナルのクリアファイルをプレゼントしていただきました。このクリアファイルは手荷物のバッグの中に入れておけば、航空券、旅行のスケジュール表などを入れておくことができて便利ですよね。旅行者にとって非常にありがたいプレゼントだと思いました。
羽田空港国際線旅客ターミナルの展望デッキに行ってみた


旅行前のワクワク感をさらに高めたいときに、ぜひ行きたいのが展望デッキですよね。この展望デッキは、無料で離着陸する飛行機を眺めることができます。写真のANA機はどこに向かうのでしょう? 想像しただけで旅をしている気分になりました。

羽田空港の夜景は格別。飛行機や滑走路のライトが宝石のように輝いていて、非常に美しかったです。羽田空港の国際線を利用する際は、まずはプラネタリウムで宇宙を楽しみ、展望デッキでワクワク感を高めてから、出発するのもいいかもしれませんね。もちろん、休日や仕事終わりなどに訪れるだけでも、現実を忘れて、しばし旅気分を味わえますよ。
[PLANETARIUM Starry Cafe]
[All Photos by Ayami ]

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Ayami ライター
都内在住のフリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。
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