いつ訪れてもおいしい食に出会える京都。長い歴史と豊かな自然に育まれたこの街に、宝石のように美しい「手織り寿し」がSNSで話題となっている和食店があります。
四条駅や烏丸駅から歩いて約7分にある「AWOMB(アウーム)」。町家をリノベーションした和の風情あふれる佇まい。
ドアを開けるとそこには外観からは想像できないようなモダンな空間が。白を基調としたスタイリッシュな雰囲気。
温かみある自然素材を使ったインテリアの店内。1階はテーブル席のほかにカウンター席もあるので、ひとりでも気兼ねなく過ごせますよ。
手織り寿しのメニューは並・上・特上の三種類。「織る」という言葉には、”いろいろなものを組み合わせて作り上げる”という意味があるのだそう。AWOMBの手織り寿しは、その「織る」という言葉をコンセプトに京都の食材を中心としたおばんざいを組み合わせていただきます。
「手織り寿し(並)」。色とりどりのおばんざいがストーンプレートに丁寧に並べられ、芸術的な美しさ! スタッフの方に一品一品丁寧に説明していただけるので、イメージも膨らんできます。
旬の野菜やお刺身をはじめ、京都らしい生麩やおあげも。いつもの手巻き寿司では入れないような具材もあって新鮮。薬味も梅肉、生姜、クリームチーズ、黒胡椒、白ごま、アーモンドスライスなどがありバラエティー豊か!
巻きすに海苔を敷き酢飯と具材をのせ、たまり醤油をハケで塗っていただきます。好きなように具材や調味料を組み合わせられるので、自分だけのオリジナル手織り寿しが作れるのも魅力。
巻きすでくるくると巻けば出来上がり。手巻き寿司や、酢飯に具合をトッピングしてちらし寿司風にいただいてもよいのだそう。織り込んだ具材のそれぞれの風味や食感が口の中で広がり、素材が奏でるハーモニーを味わえました。
ちなみに海苔は竹製の海苔立てで配置。いたるところまでクリエイティブな感性が光ります。
2階は町屋の柱・梁がそのまま残っており、伝統とモダンが織りなす雰囲気。
こちらは「AWOMB studio(アウーム・スタジオ)」。オリジナルの服飾雑貨や小物、食品を販売。
毎日の暮らしに彩りを添えてくれそうな、お洒落な雑貨もたくさん。お土産探しにもピッタリ!
ランチでは1時間以上待ちは必須のAWOMBでしたが、今月から予約ができるようになったのだそう。(2ヶ月先の分まで可能)
京都の食材のおいしさだけでなく、華やかなビジュアルも楽しめる「AWOMB」。
感性が高まりそうな手織り寿しを味わってみてはいかがでしょうか?
住所 京都市中京区姥柳町189番地
電話 075-204-5543
営業時間 Lunch 12:00-16:00 (last call 15:00) / Dinner 18:00-21:00 (last call 20:00)
定休日なし
http://www.awomb.com
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