
1703年創業、老舗の薬味専門店「原了郭」

©︎Yo Rosinberg
現在、薬味を活かした料理を味わえるのは「原了郭 京都駅 八条口店」のみ。カレーやうどん、中華そばなどを原了郭の薬味と共に楽しめます。お店での人気No.1メニューは「和風担々」1,210円(税込)。
店内のテーブルには、どの料理にどんな薬味が合うかが一目でわかる「スパイス一覧表」も。新幹線に乗る前後のランチや軽めの夕飯としてもおすすめですよ〜。
京都限定品も!店頭でお土産を買えます

人気の黒七味は、本格的な木の容器付きから缶入り、ばらまき土産によさそうな豆袋まで、豊富な品揃えです。
- 黒七味 八角 1,430円(税込)
- 黒七味四角 1,210円(税込)
- 黒七味 缶 825円(税込)
- 黒七味 袋(詰め替え用)486円(税込)
- 黒七味 豆缶 605円(税込)
- 黒七味 豆袋 475円(税込)
- 黒七味 豆袋三種セット 496円(税込)

京都限定の豆缶 605円(税込)は、缶のデザインもモダンで可愛い。他にも、黒七味ポーチや黒七味以外のスパイス、白だしやビネガーなどもそろっています。

箱入りの黒七味 豆袋三種セットは、黒七味8袋・粉山椒4袋・ゆず辛4袋が入って496円(税込)。お試しするのにピッタリです。お弁当に添えてもいいし、いつも持ち歩いていろいろな料理にかけて試してみるのも楽しそう。
黒七味いろいろかけてみた!何が合う?

黒七味の原料は、白ごま、唐辛子、山椒、青のり、けしの実、黒ごま、おの実(麻の実)。それらをから煎りし、唐辛子や山椒の色が隠れるまで丹念に揉み込むことで独特の濃い茶色となり、黒っぽく見えることから「黒七味」という名になりました。原了郭だけでしか味わえない、深く刺激的で、雅やかな一子相伝の味。
賞味期限は、筆者購入時は約3カ月でした。

いつも愛用している黒七味。本当にほとんどの和食や中華に合うのですが、改めていろいろかけてみました!

まずはおうどん。やさしい風味のうどんも、黒七味をかけた瞬間ピリッと味変。ちょっともの足りない、というときに重宝します。

カレーうどんは、もちろん相性抜群!

雑炊にも。庶民的な味が、黒七味で一気に上品な味わいに。

黒七味好きな筆者は、ときどき直接ごはんにかけたり、おにぎりにまぶしたり。

鶏手羽元の煮込みにパラリ。これだけで一気によそゆきの顔に。

イワシのサラダにもトッピング。黒七味で和を演出。

絶対合う! とかける前から断言できる麻婆豆腐。本当、神ってます、このコラボ。

そしてもちろん、お味噌汁にも。
毎日の暮らしに、黒七味があると、人生がちょっと得した気分になるのです。
そもそも「原了郭」とは?
創業1703年。初代の原儀左衛門道喜は、赤穂義士四十七士の1人である原惣右衛門元辰の一子で、剃髪して「了郭」と称し祇園社門前に店を開きました。

原了郭がはじめに家業として製造したのはこちらの「御香煎」。ういきょう、ちんぴといった漢方薬の原料を数種類あわせて香ばしく煎り、粉末状にして焼き塩で味つけしたものです。江戸時代には東海道の宿場や茶屋に必ず置かれ、旅人の心と体を癒したといいます。
古くより宮中や諸藩の御用達として香煎を納めていた、「宮内省御用品」の名誉を誇る老舗なのです。
[Photos by Aya Yamaguchi]
Aya Yamaguchi 統括編集長
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「
イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。
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