
ニューヨークの住宅地では、 ホリデーシーズンにクリスマス仕様に家をデコレーションする家があります。
ブルックリン区にある住宅地ダイカーハイツ(Dyker Heights)のイルミネーションが有名ですが、バスツアーが押し寄せるほどのもはや観光地。イルミネーションもやりすぎ感があり、個人的にはあまり馴染みません。
今回ご紹介したいのは、クイーンズ区にある住宅地のイルミネーション。今年になってから、ぐっとイルミネーションする御宅が増えました。ホリデーシーズンの温かさを表現するような、ドレスアップした住宅のイルミネーションをご紹介しましょう。
窓越しのクリスマス・ツリー

子供の頃、絵本で読んだクリスマスは、温かいイメージ。
窓越しに見えるクリスマス・ツリーの灯り、そして子供たちの笑い声。温かいお部屋のテーブルには、山ほどのごちそう。そんな夢を抱いたものでした。
ホームメイドのイルミネーション

クリスマスにつきもののキャンディ・ケーン(赤白のステッキ状のキャンディ)が可愛らしい御宅。お気に入りの椅子をデコレーションに使うのもアイデアですね。

こちらの御宅はクリスマス・ツリーがテーマのよう。
自転車に乗っているのは、サンタさんなのか雪だるまなのか。
ぐっとゴージャスなイルミネーション

家全体をライトアップしたゴージャスなデコレーション。青い光が幻想の世界へ誘います。入り口の階段から、お伽の国へ行けそうです。

筆者のお気に入りはこちらの御宅。白色の灯りが、寒いニューヨークの冬を優しく灯します。家全体を覆うイルミネーションは、業者に頼むのでしょう。静かに「ジングルベル」の音楽も流れていましたよ。

子供連れが、御宅の前に子供を立たせてスマートフォンで写真を撮っていました、ここはミニ・ディズニーランドでしょうか。
大きなクマちゃんのいる御宅。クマちゃんは広げたりすぼめたり、手が動きます。ハグしてくれるようです。

ロックフェラーセンターのクリスマス・ツリーや5番街のゴージャスなイルミネーションも素敵ですが、静かな住宅地を優しい灯りで照らすイルミネーションも良いものです。優しい灯りは寒いニューヨークをほっとするような温かさで包み、闇を照らす明るさは防犯上にも役立ちます。
大事な家族と一緒に過ごすクリスマスが、一番なのではないでしょうか。

クリスマスの夜にふさわしい、マーク・トウェインの素敵なことばをあなたに贈らせてくださいね。メリー・クリスマス! 素敵な夜をお過ごし下さい。
人生は短すぎて、
ルールは破るためにあり、
許す時は素早く、
キスする時はゆっくり、
愛する時は真剣に、
笑う時はとめどなく、
そして、あなたを笑わせたあらゆることに、決して後悔しないこと。
マーク・トウェイン
意訳 青山沙羅
Life is short,
break the rules,
forgive quickly,
kiss slowly,
love truly,
laugh uncontrollably,
and never regret anything that made you smile.
Mark Twain
These illuminations are located around Grand ave and Jackson Heights, Queens, New York
[All photos by Sara Aoyama]
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sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファー同居人氏とNY在住。
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