ふと思い立ち、再度イギリス短期留学を始めた筆者。通常、語学学校に通うためにはビザが必要です。今回は、実体験をもとに、入学手続きとビザ取得についてお伝えします。
※2017年9月17日現在、£1=約150円で算出しております。
30日以内の通学の場合
ビザ取得は不要で、観光ビザで通えます。
学校は毎週月曜に始められるところが一般的。夏は混みますが、それ以外の時期であればすぐでしょう。
また30日以内の通学というルールですが、これには裏技があり、例えば週に3回10週間(計30日)通うのもOK。家でゆっくり復習したり、観光したりしたいという場合にいいですね。
宿泊先は、語学学校がホームステイや寮、アパートの斡旋をやっているので、それを利用すると簡単です。
31日以上6か月以下の場合
イギリス入国時に空港で短期学生ビザ(Short-term study visa)を取得します。筆者は今回が2度目です。
今回、8月30日にドイツにいる時にイギリス行きを思い立ち、その日のうちに語学学校を決めて申込み、9月11日に通い始めました。その間12日。意外と短期で準備ができるものです。
ビザ取得に必要な書類は以下の通りです。クレジットカードや現金を提示することもあるそうです。
2.帰国航空券または控え
3.英文の残高証明書
4.滞在先の詳細
1.入学許可証(ビザレター)
フォームなどで申し込み(希望コース・期間、住所、連絡先、パスポート情報等)、受講料の支払いを完了させます。支払い方法によって、先方が入金を確認できるまで数日かかる場合もありますし、事務的なミスがあったりするので、ビザレター発行まで1週間かかっています。前回もそれくらいかかりました。
原本が必要という情報もありますが、学校の言う通りコピーで大丈夫でした。
2.帰国航空券または控え
イギリスに居つかない、出国する意思があることを表明するものなので、日本行きのチケットでなくても問題ありません。筆者はブリュッセル行きの控えを審査官に見せました。
3.英文の残高証明書
不法就労しないため、滞在1か月につき、ロンドンであれば£1,265(約19.0万円)以上、それ以外の都市であれば£1,015(約15.3万円)以上の金額を持っていることを示します。
英文であれば日本の銀行の残高証明書で大丈夫です。ポンド建てがベストだと思いますが、今回はネット銀行の円建てのものを持参しました。結局、提示を求められませんでした。
前回は、都市銀行でポンド建ての書類を用意しました。窓口受付、その後郵送で約1週間かかっています。
4.滞在先の詳細
今回は日本語のメールのやり取りの中にある住所を見せてOKでした。前回はAirbnbの予約書を見せています。2回とも、留学の全期間の宿を予約しないで行きましたが、問題ありませんでした。
結論:2週間で留学できる!
短期学生ビザ取得は厳しくないと言われていて、実際そのようですが、取得するまでドキドキします。日本で事前取得も可能ですが、現在£93(約1.4万円)で15日程度かかるようです。
イギリスのビザはルールが頻繁に変わるそうなので、最新情報を収集しましょう。また滞在中の旅行保険や留学保険も忘れずに。
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