ラハットって?現地の邦人や元在住者に聞くカザフスタンのおすすめ土産3選

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Feb 4th, 2018

ロシアの隣国カザフスタン。現地に住む日本人や知人におすすめのお土産を聞いてみました。ラハットのチョコレート、スノークイーンウォッカ、カスピ海のキャビアなどこれは鉄板!と言えるお菓子や名物のお土産をご紹介します。

●お土産特集 ラハットって何!?現地の邦人や元在住者に聞くカザフスタン鉄板お土産3選

ロシアの隣国カザフスタンという国をご存じですか? サッカーが好きな人は、ワールドカップのアジア予選で対戦していた相手として記憶しているかもしれません。旧ソ連で言えばロシアに次ぐ大きさで、日本の外務省によれば日本の7倍、世界で9番目に大きな国だと言います。実際にユーラシア大陸の世界地図を見ると、国土はかなり巨大だと分かります。

そのカザフスタンにある大学に、筆者の古い知人が日本の大学から留学したと聞きました。外務省の情報では2016年10月現在、在留邦人数はわずか165人。なかなか現地の情報が伝わってこない中での吉報でしたので、早速現地に訪れたら買って帰りたい有名なお土産を聞いてみました。

 

ラハットのチョコレート

●お土産特集 ラハットって何!?現地の邦人や元在住者に聞くカザフスタン鉄板お土産3選

最初はラハットのチョコレート。カザフスタンに留学した知人に現地で買って帰りたいお土産を聞いたところ、とりあえず現地の日本人は、ラハットのチョコレートを買って帰るという貴重な情報を教えてくれました。

ロシア語流の巻き舌を駆使した「P」で始まるラハット(Рахат)とは現地のチョコレートメーカーで、公式ホームページを見ると70年以上の歴史があると言います。同社の製品は世界のさまざまなコンテストでも受賞しているみたいですね。

旧ソ連で一緒だったロシアのチョコはたくさん食べた経験がありますので、その味をベースに聞くと、意外にも甘すぎるというわけではなく、日本人でもカザフスタン人でも愛せる、万人受けするおいしいチョコレートだと言います。

国旗の太陽とワシがパッケージにプリントされた商品もありますから、分かりやすいお土産になりそうですね。

 

スノークイーンウォッカ

●お土産特集 ラハットって何!?現地の邦人や元在住者に聞くカザフスタン鉄板お土産3選
(C)Snow Queen Vodka/facebook

上述の知人以外にも、昔筆者が日本のロシアンパブで知り合ったロシア人のものまね芸人に、カザフスタンのお土産について何か知らないかと久々にコンタクトを取って聞いてみました。

その知人は欧露から極東までのロシア国内、さらには旧ソ連圏を仕事で回っており、かつてカザフスタンにも住んでいたと記憶しています。その方が教えてくれたお土産は、スノークイーンウォッカ。カザフスタンのウォッカですね。

旧ソ連圏の国として、ロシアと同じくカザフスタンの男性もウォッカが好きだと言います。公式ホームページを見てみましたが、オーガニックの麦と雪解け水を使って作る、とてもスムーズな味わいのウォッカだと言います。日本では手に入らないみたいですから、いよいよ探して買って帰りたいですね。

 

カスピ海のキャビア

●お土産特集 ラハットって何!?現地の邦人や元在住者に聞くカザフスタン鉄板お土産3選

最後はカスピ海のキャビア。同じく上述のロシア人が教えてくれました。ロシアと同じく、カザフスタンもキャビアでとても有名なのだとか。

そもそもロシアのキャビアは極東のアムール川とヨーロッパに近いカスピ海がメジャーな産地だと言います。世界地図を見ると分かるように、カスピ海の4分の1ほどの沿岸はカザフスタンに接しています。その意味では、カザフスタン産のキャビアもおいしく、世界的にも高い評価を受けているみたいですね。

ただ、チョウザメのキャビアは、日本に持ち帰るときに125gの制限があります。お土産に購入する場合には注意したいです。

 

以上、カザフスタンの主なお土産を紹介しましたが、いかがでしたか? 本来なら5選と言いたかったのですが、なかなか他にはめぼしいお土産情報が集まりませんでした。

とはいえこの3つは鉄板のお土産になります。なかなか機会はないと思いますが、カザフスタンに行ったり、誰か友人や知人がカザフスタンに行くという場合は、お土産に買ってきたり、お願いしたりしてみてくださいね。

●お土産特集 ラハットって何!?現地の邦人や元在住者に聞くカザフスタン鉄板お土産3選

[カザフスタン共和国 – 外務省]
[Photos by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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