京都で楽しむ朝ごはん。パンとコーヒーから和食まで、おすすめモーニング６選

イノダコーヒ三条支店

京都を代表する老舗喫茶店「イノダコーヒ」。看板にあるように、正式名称は末尾の長音符を表記しません。本店は朝から行列ができることもあるほど混雑していますが、こちらの三条支店は比較的空いていて落ち着いた雰囲気。地元のお客さんが多く、素顔の京都感が感じられるのも魅力です。

「モーニングセット（900円）」。トースト、タマゴサラダ、生ハム、サラダ、クリームチーズ、ジャムがセットになった三条支店限定のモーニング。クリームチーズとジャムをトーストに塗って、塩味と甘味のどちらも楽しめるのがうれしい。キビキビと仕事をされるバリスタ達を眺められる大きな円卓カウンターは三条支店ならでは。

コーヒーハウス マキ

出町柳駅から徒歩5分くらいに佇む「コーヒーハウス マキ」。市内中心から少し離れているので観光客は少なく、地元の方が多めの喫茶店です。

「モーニングセット（650円）」。厚切りトーストをくり抜くようにカットし、耳の中にゆで卵、ハム、野菜やポテトサラダが詰まった見た目も楽しめるモーニングです。バターがたっぷり塗られこんがり焼かれたトーストは、コーヒーとも相性抜群。食後に鴨川の河川敷をゆっくりお散歩したら、幸せの朝時間に。

六曜社珈琲店

三条駅近く、河原町通沿いにある昭和25年創業の老舗喫茶店「六曜社」。お店は1階と地下店に分かれていますが、モーニングは1階でいただけます。

「モーニングセット（560円）」。茹で卵（20円）、野菜ジュース（20円）も追加可能。トーストはバターかマーマレード、またはミックスから選べます。外はカリッと、中はふっくら焼かれた厚めのトーストは絶品。時代を感じる重厚な空間で味わうモーニングは格別の味。

高木珈琲 烏丸店

地下鉄四条駅、五条駅からそれぞれ徒歩4分ほどにある「高木珈琲 烏丸店」。京都一のビジネス街にあり、出勤前にモーニングを食べるサラリーマンも多く見られます。

「名物リッチモーニング（680円）」。トースト、スクランブルエッグ、ポテトサラダ、ウィンナーがセットに。バターがたっぷり塗られたトーストはモチっと感が抜群。カリカリと香ばしいウィンナーとふわふわのスクランブルエッグも付いてボリュームたっぷり。

前田珈琲 室町本店

烏丸駅、四条駅よりそれぞれ徒歩5分にある、創業46年の老舗「前田珈琲 室町本店」。呉服屋として利用されていた建物をリノベーションしたという本店は、100席も用意されゆったりとした空間。

「スペシャルモーニング（1050円）」。厚切りのトーストは京都の老舗パン屋「進々堂」のもの。サラダ、オムレツ、ベーコン、ポテトサラダにオレンジジュースがセットになってボリューム感もたっぷり。他にもクロックムッシュ、ホットドッグ、カレー、ロールパンサンドなど充実のモーニングメニューが揃います。

京菜味のむら

喫茶店のモーニングが充実の京都ですが、和のオススメのお店もご紹介。こちらは烏丸駅、四条駅から徒歩5分の「京菜味のむら」。京都のおばんざいメーカー「ノムラフーズ」が手がけるアンテナショップで、ショーケースには毎日10種類以上の小鉢が並びます。

「朝食おばんざいセット（550円）」。お好みの小鉢を4種チョイスするスタイルで、ご飯、お味噌汁、漬物、コーヒー付き。京都らしい和の朝ごはんをリーズナブルに楽しめます。野菜をふんだんに使ったおばんざいは、カラダも喜ぶやさしい味わい。

いつもと違う場所で迎える朝の空気は、旅先ならではの楽しみ。
おいしいモーニングをゆっくりと味わって、幸せな一日のはじまりを過ごしてみてはいかがでしょうか？

[All photos by Nao]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。