北から南まで47都道府県、小さな日本なのに風土、文化、方言、県民性がそれぞれ違います。そして同じ日本人であっても、食の好み、考え方や気質、肌色、体型も異なりますね。
TABIZINEでは、各都道府県が持つ個性に着目し、「ちょっと面白い都道府県ランキング」をシリーズでお届けいたします。
日本の各都道府県で県民性が異なるように、恋愛の傾向も異なります。恋愛に積極的な県、奥手の県。各県の恋愛事情はどのように異なるのでしょうか。ソニー生命保険株式会社が2017年11月7日~11月15日の9日間、全国の20歳~ 59歳の男女4,700名(各都道府県100名)に対し、「47都道府県別 生活意識調査2018(生活・家族編)」をインターネットリサーチしました。
その中で恋愛事情の「告白」について、ちょっと驚きの結果が出ていますよ。あなたの今までのイメージが覆されるかも?
自分から告白する男子のトップは、この県!
「自分から告白する男性」の第1位は、「埼玉県」男子(50.0%)。埼玉男子、カッコイイじゃないですか!株価急上昇って感じです。第2位は、「滋賀県」「京都府」(48%)。穏やかで静かなイメージがあるので、ちょっと意外でしたが、内に秘めた情熱があるのかもしれません。
あの九州男児が、実は待つタイプ?
九州男児といえば、「俺について来い」というイメージがありますが、全部が全部ではなさそう。九州「大分県」男子(44%)は「告白されるのを待つ」で、待つ男子のトップという驚きの結果に。とはいえ、働く父親の育児参加率(2016年)では、大分県男子が第1位。育児に参加してくれる良いお父さんになりそうです。
第2位はシャイなイメージのある、東北「山形県」男子が42%。第3位は「岐阜県」「静岡県」の40%。
これらの県の「待つ」男子が気になるあなたは、自分からアクションを起こした方が良さそうですよ。
■47都道府県別 男性の告白状況(2017年11月現在)
ソニー生命保険 47都道府県別 生活意識調査2018(生活・家族編)
待てません!自分から告白する女子トップの県は?
自分から告白する割合が最も高かったのは「山梨県」女子(34.0%)。第2位には「茨城県」「群馬県」「埼玉県」「東京都」「兵庫県」女子(各26%)。かかあ天下と言われる「群馬県」が第1位かと思いきや、「山梨県」がトップ。「山梨県」女子は、積極的で尽くすのが好きと言われます。この人!と思ったら、迷うことなく取りにいくタイプなのでしょう。関東地方は、自分から告白するという積極的な女性が多いようです。
「草食系男子」が多い昨今、待っていてはラチがあかない世の流れ。幸せは自分から掴みに行く、ガッツ派の女性が増えているのかもしれません。自分で決めるのが苦手で優柔不断な男子は、山梨県や茨城県女子と付き合うべきかも。あなたを頼もしくリードしてくれるかもしれませんよ。
告白されるまでジッと待つ女子は
自分から告白なんてとんでもない。告白されるまで、いつまでも(?)待つトップは、「徳島県」女子(68%)。第2位は、「滋賀県」「広島県」女子の66%。西日本女性は、待つタイプが多いようです。
■47都道府県別 女性の告白状況(2017年11月現在)
ソニー生命保険 47都道府県別 生活意識調査2018(生活・家族編)
全国結果は
全国結果では、男性は「自分から告白する」が36.9%、「待つ」が29.6%。女性は「自分から告白する」が19.4%、「待つ」が54.1%でした。
固定観念を捨てるのもアリかも
「シングルの恋人いない率」の高さは、世界でもトップの日本。国立社会保障・人口問題研究所が2016年9月15日に発表した「第15回出生動向基本調査」によると、「未婚で彼氏がいない女性の割合は59.1%、彼女がいない男性の割合は69.8%」という状況。
「告白は男子から」の固定観念を捨てないと、恋人いない率はさらに上昇を続けそうです。草食系男子の彼が煮え切らないのであれば、あなたが告白してリードすれば良いのです。彼も、告白されるのを待っているかもしれませんよ。
参照サイト
[47都道府県別 生活意識調査2018(生活・家族編) ソニー生命保険]
[働く父親の育児参加率|都道府県別統計とランキングで見る県民性]
[第15回出生動向基本調査 国立社会保障・人口問題研究所]
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