創業160年以上続く、老舗米店が営む洋食店
西陣織の生産地として知られ、情緒ある雰囲気漂う西陣エリア。この西陣の閑静な住宅街の一角に「キッチンパパ」は佇みます。京都駅からは市バスに乗って約35分。バス停「千本上立売」で下車し、歩いて約1分。
キッチンパパを営むのは、創業安政3年(1856年)から続く大米米穀店。店内には厳選された玄米がズラリと並びます。
洋食店はお米を販売するコーナーの奥にあるという、ちょっと珍しい構造。隠れ家感になんともワクワク!
木目を基調とした落ち着いた店内。一人で来られているお客さんも多いので、おひとりさまでも安心です。
お米のおいしさを際立たせるおかずの数々
ランチはお得な日替わりメニューや、ハンバーグにもう1品おかずがついてくる盛り合わせなど。エビフライやクリームコロッケなどの単品メニューも充実。
ランチはご飯、お味噌汁、サラダがセットに。箸袋のイラストに思わずほっこり。
見た目も味も最高のハンバーグ!
あれこれ迷った結果「ハンバーグ&チキン南蛮(1.000円)」に。ハンバーグのソースはデミソースかおろしポン酢からセレクト。
見事なフォルムを描いたハンバーグ!デミソースの艶感に食欲が一気に刺激されてしまいます・・・。
チキン南蛮は大きめのものが3つも!肉好きにはたまりませんね〜。
まずはハンバーグからいただいてみましょうか。おそらく3cmはありそうな厚みで食べる前から幸福感に包まれます!
外側は香ばしくカリッとしながらもお箸ですっと切れるほど柔らか!ミンチの鮮度にこだわったというハンバーグは、肉質がきめ細かくふっくら。お野菜やワインのコクが詰まったデミソースがさらにハンバーグのおいしさを際立たせ、口の中で濃厚な肉汁とソースの極上のハーモニーが広がります!
チキン南蛮はもも肉を使ったタイプ。甘酢ダレにしっかり絡み合い、自家製のタルタルソースをまとっておられます。柔らかさが秀逸で限りなくジューシー!
お米店ならではのおいしいご飯がおかわり自由!
そしてハンバーグとチキン南蛮に最強に合うのがこのご飯!お店で販売されるお米が日替わりで提供。精米したてのご飯を味わえるんです。
この日は滋賀県の「みずかがみ」という品種。お米一粒一粒が艶やかで、噛めば噛むほど甘味と旨味が感じられました。しかもなんとおかわり無料!専門店ならではのおいしいご飯をいくらでも食せるとはうれしすぎます!
お米は1kgから精米可能なので、その日のご飯が気に入ったらお土産として購入してもいいですね。
精米したてのご飯とジューシーなハンバーグがおいしすぎる「洋食屋キッチンパパ」。
肉星人はもちろん、お米大好きな人はぜひ足を運んで、極上の味わいを体感してみてはいかがでしょうか?
http://kitchenpapa.net
住所 京都府京都市上京区姥ヶ西町(うばがにしちょう)591
電話 075-441-4030
営業時間
ランチタイム 11:00〜14:00(L.O.)
ディナータイム 17:30〜20:50(L.O.)
席数 26席(全席禁煙)
定休日 木曜日
[All photos by Nao]