おばんざいや懐石料理など、和のイメージが強い京都。ですが1世帯当たりのパン消費量は全国1位を誇り、街には個性あるパン店がひしめきます。今回は、そんなパン激選区、京都において懐かしさ溢れるコッペパンサンドが名物の「まるき製パン所」をご紹介しましょう。
京都で愛され続ける、創業昭和22年の老舗パン店
四条大宮駅から歩くこと約10分。京都の日常感が感じられる住宅街に佇む、創業昭和22年の老舗「まるき製パン所」。昔ながらの対面販売というスタイルで懐かしさ溢れます。
ガラス棚にはパンがズラリ。なんと約60種類ものラインナップを誇るのだそう!どの時間帯でもお客さんが途切れることなく訪れるので回転がよく、出来立てが味わえるのもまるき製パン所の魅力。
迷うことさえも楽しい!14種類を誇るコッペパンサンド
名物のコッペパンサンドはハムやサラダなどの惣菜系から、自家製餡などの甘い系まで14種類を用意。多い日には1,300本ものコッペパンを焼くのだそうで、その人気ぶりがうかがえます。
カツロールやコロッケロールなどの揚げ物系も充実。良心的なお値段なのもうれしいですね。
看板メニューでもある「ハムロール(170円)」。薄くマヨネーズを塗ったコッペパンにハムとキャベツがサンド。限りなくシンプルなのに、コッペパンのほんのりした甘味、キャベツのシャキシャキ感、ハムの塩気が極上のハーモニーを奏でており、実に奥深いお味!
完食した瞬間から、また食べたくなってしまうというなんとも不思議な美味しさです。
「あんパン(150円)」。自家製の粒あんがたっぷりサンド。コッペパンスタイルがちょっと懐かしい。
粒あんはこんなにたっぷり!甘さ控え目なので優しい味わい。コッペパンがふわっと軽いのであっという間に完食してしまいます・・・。
箱入りにすれば手土産にもピッタリ!
コッペパンサンドは箱入りで持ち帰ることも可能。なんともワクワクするビジュアル感!左から「ウィンナードッグ(220円)「カツロール(220円)」「サラダロール(220円)」「エビプリカツロール(260円)」。(箱代は50円)
カリッと揚がったハムカツ、甘めのソース、キャベツのシャキシャキ感が絶妙なコンビネーションのカツロール。ハムが厚めなので食べ応えたっぷり!
京都で愛され続ける、創業昭和22年の老舗「まるき製パン所」。
次の京都旅では、昔ながらのコッペパンサンドで懐かしさ溢れる味わいを体感してみてはいかがでしょうか?
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住所 京都府京都市下京区松原通堀川西入ル
電話 075-821-9683
営業時間
[平日]6:30~20:00
[日・祝]7:00~14:00
不定休
[All photos by Nao]