京都は映画やドラマの舞台地としてもよく使われる街。今回は、サスペンスドラマの舞台地としてよく使われる、南禅寺の水路閣をご紹介します。
南禅寺の水路閣とは
(C)Nanako Kitagawa
臨済宗の総本山・南禅寺の境内に建てられたアーチ型の水道橋です。近畿地方の生活を支える琵琶湖から京都市内に流れる疏水が現在もこの水路閣に流れています。明治時代特有のモダンなレンガ建築が印象的。多くの観光客が訪れる人気のスポットの一つであります。
サスペンスドラマの聖地
(C)Nanako Kitagawa
南禅寺の水路閣は、サスペンスドラマの舞台地として本当によく使われています。こうして訪れてみると、サスペンスの世界観にぴったりの場所ということがよくわかりますね。アーチ型の橋をのぞいて見ると、いくつも橋が連なり、まるで三面鏡の中の世界を見ているような錯覚に陥るんです。ここにはミステリアスな雰囲気が漂っているようです。
フォトジェニックな場所
水路閣は美しい京都の自然と調和しています。筆者が訪れた夏には、爽やかな緑がレトロな赤煉瓦に映えて、夏の自然の美しさを堪能できました。この景色を見たときは、暑い夏の中、わざわざここに来た甲斐があったと思ったほどでした。
水路閣は、秋の紅葉シーズンも美しいと言います。赤い紅葉が水路閣を美しく彩ることでしょう。
南禅寺の水路閣は、古都京都の中でも、不思議な魅力のある場所。お寺や神社だけではない、京都の奥深い魅力が味わうことができます。
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