「マカオ = カジノ」 その発想は一昔前のこと。コタイ地区には、テーマパークと化したマンモスホテル群がそびえ立ちます。ココは贅を極めた”大人の夢の国”・・・一日中ホテルに引きこもっても遊び尽くせないほど、見どころ満載です。第1弾は、水と花の宮殿「ウィン・パレス(WYNN PALACE)」。五感を刺激しまくりの、サプライズホテルをご紹介します!
仁義なきIR戦争!マカオの未来都市「コタイ地区」とは?
世界一のIRタウンへと進化を遂げた、マカオ・コタイ地区。IRとはIntegrated Resortの略で、「統合型リゾート」という意味。カジノやレストラン、ショッピングモールにスパ、展示場、コンサートホールまでが揃います。
マカオ半島が古き良き”OLDマカオ”ならば、コタイ地区はいわば未来都市”NEWマカオ”。見渡す限り続くゴージャスなホテル達が、一瞬にしてあなたを別世界に引き込む・・・魔法のような街です。
水と花の宮殿「ウィン・パレス」
2016年8月にオープンした「ウィン・パレス」は、コタイ地区を代表するホテルの一つです。総工費42億米ドル、6年の歳月をかけ建設されました。ド迫力のショーやアトラクションで、訪れる者を魅了します。
高さ最高28mの 「 パフォーマンス・レイク」
ウィン・パレスの目玉アトラクションと言えば、最新テクノロジーを駆使したパフォーマンス・レイク。「光」と「音楽」に合わせた「水」のダンスは圧巻!幻想的な世界観に引き込まれるように、行き交う人々の足が止まります。
巨大噴水を眼下に、優雅な空の旅!「スカイキャブ」
ホテルへの入場スタイルも半端ありません!ドラゴンをイメージしたというゴンドラは「ウィン・パレス」専用。一台6人乗りのゆったりな作りにエアコン付き、快適な空中散歩がなんと”無料”というから驚きです。
プールサイドでリラックス中のゲストらが目に入ってきました。未来都市のオアシスに、まもなく到着。
見て、聴いて、香って、感じる・・・「花々の芸術」
扉を開けばきらめく花園、季節の花々が咲き誇ります。注目は有名フラワーデザイナーのプレストン・ベイリー氏が手がける花の彫刻。定期的に行われる無料のショーは必見です。
マカオのホテルはとっても良い匂い!「ウィン・パレス」では、フラワーの香りに包まれます。
こちらの 花瓶4点セットは清王朝時代のもので、世界に2つしかないそう。希少な美術品がガラスケースなしで飾られるなんて何とも大胆。「ゲストに少しでも近くで鑑賞してほしい」というホテルの意向なんだとか。ちなみにもう一つの花瓶は、イギリス「バッキンガム宮殿」に置かれています。
私をプリンセスに変える・・・魔法のスイートルーム
ピーコックカラーを基調にしたお部屋は、上品でエレガントな印象。ベッドは20種類から厳選されたもので、寝心地の良さも抜群です。エジプト製コットンを使用したリネンも、きめ細かな手触り。女子なら誰しも夢見る宮殿のようなお部屋に、始終ため息がこぼれます。
TV、照明、カーテン、室温調整、ルームメイクのリクエストまで・・・お部屋の管理は、タブレット一つでコンプリート。更にTVを54チャンネルに合わせると、ホテル前の噴水ショーの音が流れます。部屋で臨場感あふれるショーを体感できるのは、宿泊ゲストならではの特権!
セパレートタイプのシャワーとバスタブ。
高級感漂う、イタリア大理石製の化粧台。
バスルーム用品は「ウィン・パレス」のオリジナル。ゴールドのシェーバーはずっしりと重くしっかりした造り。部屋にある全てのアメニティは、ホテルのショップで購入可能です。
南国カクテル片手に。涼感誘う「プールカフェ」
疲れたら「プールカフェ」で一休み。心地よい風が吹き抜けるテラスで、時間の流れをゆっくり感じましょう。「フルーツの盛り合わせ」は、マカオのシンボルである”蓮の花”を思わすデコレーション。
「 ウィン・パレス 」 That’s ”マカオテイメント”
空からホテルに入場し、花々の香りに癒やされながらアート鑑賞。舌も喜ぶ芸術的なスイーツで自分を甘やかしたら、部屋の中でパフォーマンス・レイクを優雅に堪能。マカオ的エンターテイメントが、これでもかというほど楽しませてくれます。あなたも宮殿へと足を運んでみてはいかがでしょう?
[All photos by Ai Kaneko]
『協力:マカオ政府観光局』URL:http://en.macaotourism.gov.mo
Ai Kaneko 暮らし旅ライター
【オーストラリア】役者として映画やミュージックPVなどに出演。現地撮影コーディネーターとしても様々な作品に携わる。【日本】TV番組制作や旅メディア運営を経験 【現在】「暮らすように旅して、旅するように暮らす」をモットーに、”暮らし旅ライター”としてフリーで活動中。
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