トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【千葉編】

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Sep 23rd, 2018

旅の達人、プロのトラベルライター22人に「47都道府県のおすすめ観光地」アンケートを実施。各県それぞれ、行ってよかったスポットTOP5を選んでもらいました。TABIZINE5周年企画として、1県ずつランキングで発表していきます!今回は、千葉編です!

東京ディズニーリゾートは3位!プロの旅ライター22人が選ぶ観光地TOP5【千葉編】

日本の都道府県にはさまざまな観光地があります。限られた予算と時間の中で全国各地に繰り返し行くチャンスは少ないと考えると、できれば必見のエリアを効率よく周りたいですよね。

そこで今回はTABIZINE5周年を記念して、TABIZINEで執筆する旅慣れたライターたち22人に、各都道府県の主要観光地一覧を提示し、TOP5を選んでもらいました。その結果を独自のシステムでポイント化し、集計してランキングを作成してみましたので、ぜひともチェックしてみてください。今回は千葉編です。

 

第5位・・・成田山新勝寺(12ポイント)

東京ディズニーリゾートは3位!プロの旅ライター22人が選ぶ観光地TOP5【千葉編】

千葉県の観光地ランキング、第5位は成田山新勝寺でした。成田山新勝寺という名前からもわかるように、成田市、成田国際空港の近くにあるお寺で、「成田のお不動さま」として広く親しまれている真言宗智山派の大本山ですね。門前町として表参道のにぎわいも楽しく、参道沿いには150店舗以上のお店が建ち並ぶのだとか。

「行ってみると意外に面白いです!ある意味でテーマパークです。おいしいウナギもぜひ」(石黒アツシ)

「観光としてとても楽しめるスポット。占い小屋が建ち並ぶ様子に目が奪われます」(米田ロコ)

「パワースポット!」(青山沙羅)

など、成田山新勝寺を推す声もたくさんありました。成田国際空港からその気になれば、飛行機の待ち時間で往復できてしまう距離にあります。次の海外旅行の際には、かなり早めに空港に向かって、待ち時間に参拝してみるといったプランもいいかもしれませんね。

 

第4位・・・鋸山(13.5ポイント)

東京ディズニーリゾートは3位!プロの旅ライター22人が選ぶ観光地TOP5【千葉編】

次は千葉県の有名な名峰、鋸山がランクインしました。鋸山とはその名前の通り、その稜線がノコギリの歯のように見える山で、標高こそ329mと高くはありませんが、その山容で大変な人気を誇っています。

鋸山から見下ろす景色が素晴らしいです。鋸山にある日本寺も見どころが満載です」(米田ロコ)

といったコメントと共に、鋸山を千葉県でNo.1の観光スポットとして推す声もありました。鋸山とは南房総のエリア、浦賀水道に面した内房の富津市と鋸南(きょなん)町の境界にあり、コメントにもあった通り日本寺は有名です。

近隣の金谷からは浦賀水道の対岸にある神奈川県の三浦半島の久里浜港までフェリーが出ています。神奈川から遊びに出かける方法もありますので、横須賀や三浦などに遊びに出かけたついでに、海を渡って鋸山に行くと言った旅の形も心が躍りますね。

 

第3位・・・東京ディズニーリゾート(28.2ポイント)

第3位には、千葉県を代表する観光地、東京ディズニーリゾートがランクインしました。説明不要のテーマパークで、千葉県どころか日本を代表するテーマパークに成長しています。

「日常を忘れられる完成された世界観。乗り物よりショーが好きです。ただ園内をぶらぶらするだけでも楽しいです」(山口彩)

「素敵すぎる夢の国!」(akaryx)

など、東京ディズニーリゾートを千葉県No.1の観光地として推す声もありました。ファミリーはもちろん、カップルなどにも人気の観光地。「最近は行っていない」と大人になってから足が遠のいている人も少なくないと思います。久々にのんびりと訪れてみると、また見方が変わって、面白いかもしれませんね。

 

第2位・・・房総フラワーラインとカフェ巡り(30.3ポイント)

東京ディズニーリゾートは3位!プロの旅ライター22人が選ぶ観光地TOP5【千葉編】

東京ディズニーリゾートを押さえて第2位には、房総フラワーラインのドライブとカフェ巡りがランクインしました。ライター陣に送った質問票の中では、房総フラワーラインと館山の海辺のカフェ巡りが別々の選択肢に入っていましたが、両方を同率で挙げるなどの声も少なくなかったため、1つの選択肢としてまとめました。

「ドライブデートに最適」(sweetsholic)

など、房総フラワーラインを千葉県No.1の観光地に推す声もありましたし、

「オシャレでかわいいカフェが多いです。のんびりと海を眺めながらゆったりとしたひと時を過ごしたいときにもおすすめです」(Yoko Nixon)

など、館山周辺にあるオシャレな海辺カフェ巡りを推す声もたくさんありました。ちなみに館山とは南房総国定公園にも指定される千葉県の「先端」にある自治体で、周辺を含めたシーサイドにはオシャレなカフェがいっぱいあります。東京の都心部から千葉県の「先端」はかなり遠いですが、一泊などの小旅行を視野に、旅程を組んでみてくださいね。

 

第1位に行く前に・・・番外編

千葉のランキングでも番外編を紹介したいと思います。番外編とは、総合獲得ポイントこそ高くはなかったものの、誰か1人でもライターがNo.1のスポットとして推した場所があれば、その観光地を紹介するというコーナーになります。千葉では白浜海岸と成田国際空港を推す声がありました。

白浜海岸

東京ディズニーリゾートは3位!プロの旅ライター22人が選ぶ観光地TOP5【千葉編】

白浜海岸は南房総国定公園の一部で、周辺には野島崎とともに、ここにも江ノ島があります。美しい海はもちろん、白浜海洋美術館、白浜フラワーパークなど見どころも満載。

「海水浴のシーズンでない時期も、穏やかな波音を聞いていると心が洗われます」(Yoko Nixon)

といったコメントもありました。

成田国際空港

東京ディズニーリゾートは3位!プロの旅ライター22人が選ぶ観光地TOP5【千葉編】

成田国際空港に関しては説明不要の空港で、関東圏の人にとっては空の玄関口ですね。

「これから海外へ出るワクワク感が楽しめる」(青山沙羅)

といったコメントと共に、成田国際空港を千葉県No.1の観光スポットとして推す声もありました。確かにワクワク感は半端ないですよね。

 

第1位・・・九十九里ドライブ(33ポイント)

東京ディズニーリゾートは3位!プロの旅ライター22人が選ぶ観光地TOP5【千葉編】

千葉県の観光地としてNo.1に選ばれたスポットは、九十九里浜でした。海水浴客はもちろん、サーファーにも人気の外房のスポットです。

「九十九里はドライブコースとして最高だと思います。道沿いにレストランやラーメン屋があり、お腹も満たせます。海が見えて景色が最高です。メジャーな観光スポットはありありませんが、それがかえって素朴でいいです」(あやみ)

といったコメントとともに、九十九里浜を千葉県のNo.1観光地として推す声もありました。確かに同じ関東のビーチでも、湘南あたりと比べると、どこかのんびりとした雰囲気を楽しめますよね。東京の都心部から見ると意外に遠いですが、小旅行の気分で繰り出してみてくださいね。

 

以上、プロの旅ライターが選ぶ千葉県の観光地TOP5を紹介しましたが、いかがでしたか? 千葉県と言えば、南部には日蓮宗にとって重要な意味を持つ清澄(きよすみ)山と清澄(せいちょう)寺、鴨川シーワールド、九十九里浜の終点である太東埼、鹿野山の神野寺、富津市のマザー牧場など、他にも見どころがいっぱいあります。

北部に目を向ければ、利根川の河口である銚子と犬吠埼の灯台、関東初の「重伝建」にも選ばれた佐原(香取市)、さらに香取神宮などもあります。東京湾岸には政令指定都市の千葉市のにぎわいがあり、幕張があり、船橋があり、浦安もあります。とにかく見どころの尽きない県ですから、繰り返し足を運んで、それぞれのエリアの魅力を開拓したいですね。

東京ディズニーリゾートは3位!プロの旅ライター22人が選ぶ観光地TOP5【千葉編】

鴨川

[All Photos by shutterstock.com]

【調査概要】
●調査内容:47都道府県のおすすめ観光地
●調査実施期間: 2018年7月18日~2018年7月31日
●調査人数:22名(男性:4名 女性:18名)
●調査対象:TABIZINEにて記事を執筆するトラベルライター
PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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