タイの「リペ島」という島をご存知ですか? 東南アジアのモルディブとも言われている美しい島です。タイで有名なビーチアイランドは、映画『ザ・ビーチ』の舞台「ピピ島」ですが、そちらよりも観光客も少なく自然を満喫できるのがリペ島です。
ガイドブックの記載も少ないこの島は、「タイの最後の秘境」などとも謳われる場所。そう聞くと行くのが難しそうと思いがちですが、意外と観光地化されていて、簡単に訪れることができます。
リペ島へのアクセス。マレーシアのランカウイ島からボートで1時間
リペ島への行き方はタイのバンコク経由か、お隣の国マレーシアのランカウイ島経由です。リペ島はタイの中でもかなり南側でマレーシアとの国境付近にあり、マレーシアのランカウイ島のすぐそば。タイから行くよりも、ランカウイ島から高速船で訪れる方が簡単です。リペ島の乾季であるベストシーズンは、11月から5月。雨季は海流の関係でランカウイからの船が出ないこともあるそうなので注意してください。
(C) ISHII SAYOKO
まずは、羽田発のLCCエアアジアXで、クアラルンプール経由でランカウイ空港へ。ランカウイ空港からは、タクシーまたはGrab(東南アジアでシェアを誇るUberのような配車サービス)を使って、港「テラガ・ハーバー・マリーナ」へ向かいます。そこからリペ島行きの高速船が1日2便出港しています。港で出国手続きをするのはあまりない体験なので新鮮です。チケットは事前にオンラインで購入できます。
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高速船に1時間ほど揺られると、リペ島に到着。砂浜から上陸するので、沖合で小舟に乗り換えます。この小舟がなんとも可愛い見た目をしていてフォトジェニック。カラフルな布やお花が付いてます。
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上陸するときに足元が海水に浸かりますので、それを考慮した足元選びをしておくことが肝心です。荷物は船員が運んでくれますので、スーツケースを持って行っても大丈夫です。
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船が到着するのは「パタヤビーチ」。ここで簡単な入国審査が行われます。マレーシアとタイは1時間の時差があるので、時計は1時間戻ります。パタヤビーチは、ビーチ沿いにレストランが立ち並ぶ賑やかなメインビーチで、メインストリートの入り口もあります。
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ウォーキングストリートは観光地らしい店が並ぶ
リペ島は徒歩で島を一周できてしまうほどの小さな島です。メインストリートの「ウォーキングストリート」には、タイ料理店、土産物屋、マッサージ店など、観光地らしいお店が並んでいます。
物価はリゾート地のためタイの他の都市に比べると高め。ただ、マレーシアよりは安いように感じました。特にマッサージは安いです。海を見ながら受けるオイルマッサージ1時間が400THB(日本円で1400円程度)でした。島には両替所もたくさんあり日本円の両替もできます。クレジットカードはVisa、MasterCardはどこでも使えそうでしたが、JCBを扱ってるところは見かけませんでした。
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リペ島には、高級リゾートホテルからバックパッカーが集まるチープな宿まで様々なタイプの宿泊施設があるので、自分の好み次第で様々な旅が楽しめます。筆者はビーチに面したカジュアルめのホテル「バンダーヤリゾート」のバンガローに宿泊しました。ホテル内にはビーチやプールもあり、ホテル内のマッサージ店からは海が眺められ、低価格でも贅沢なリゾート気分を十分味わえました。
醍醐味は綺麗な海でのマリンアクティビティ!
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ストリートにはダイビング&シュノーケルショップもたくさん並びます。一般的なのが、リペ島周辺のいくつかの島を巡りシュノーケリングをするアイランドホッピング。島に上陸したときと同じ可愛い船に乗って島を巡ります。1日コースで500THB(日本円で1700円程度)。お昼ご飯やスイーツもついてこの値段はかなり安いですよね。
リペ島の海は本当に青くて綺麗で、ビーチでぼーっとするだけでも楽しいです。日本人観光客はまだまだ少ない場所ですが、ちゃんと観光地化されていてホテルもお店もたくさんあり満足できる旅ができる場所です。ベストシーズンの乾季の11月から5月に、ぜひ訪れてみてください。
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SUNNY ライター
「好きなことで楽しく仕事をする!」がモットーのフリーライター。趣味の旅行を仕事にするのが現在の目標です。
【現在の居住地】東京都
【旅もしくは居住した海外】
アメリカ合衆国、韓国、フィリピン、オーストラリア、タイ、台湾、マレーシア、シンガポール、インドネシア、メキシコ
【ライター歴】ライター歴16年
ファッション誌、ウェブマガジンを中心に執筆。
【趣味】
海外旅行、料理、英会話、スキューバーダイビング
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