(C)PR TIMES
外で過ごす時間が減り運動量も少なくなりがちな冬は、同時に食べ物が美味しい季節でもあります。先日アンファー株式会社が全国47都道府県の男女を対象に実施した「肥満要注意都道府県ランキング」が発表され、肥満要注意な都道府県が明らかになりました。
肥満度を表すBMI指数とは?
今回調査されたのは、全国都道府県の男女のBMI(Body Mass Index)数値。体重と身長の関係から算出される人の肥満度を表す体格数値で、高い数値であればあるほど肥満傾向であることを意味します。
<表:世界保健機関(WHO)の基準>
(C)PR TIMES
全国肥満ランキング大発表!
気になるランキング結果は以下のようになりました。
(C)PR TIMES
肥満指数要注意のトップ3は東北の3県に偏るという結果になりました。要注意度第1位になってしまった岩手県では、「生活習慣を注意されたくない」と感じる人の割合も堂々の第1位。また「運動習慣」は全国41位と他人から干渉されくない上に運動をしたくない人が多く、肥満要注意県の1位になってしまったようです。その反面、「体重、体脂肪、血圧のチェック頻度」は全国でも30位と低く、「ストレスを感じたり、気持ちがふさぎこむことが少ない」と感じる人の割合は2位と、とても楽観的で肥満をあまり気にしない県民性のようです。
要注意度2位にランクインした福島県は、「肥満に対する外見のケア」が45位、予防をしない理由は「時間がないから」と答える人が多く、健康対策を後回しにしている傾向があるようです。
3位にランクインした山形県では、「メタボリックシンドローム・肥満」になることを不安に思っているランキングが1位だった反面、「運動頻度」が44位「ジム通い」が45位と、不安は感じていてもそれを解決する行動に結びついていないという傾向がありました。
建康3県の秘密は?
肥満度ランキングの最下位、つまり最も建康的な県の第1位に輝いたのは新潟県でした。新潟県庁が運営するサイト「建康にいがた21」では食生活のチェック、肥満度のチェック、運動エクササイズや食生活改善のメニュー紹介など、県民の健康意識を高める工夫もしています。
肥満度46位の神奈川県では、「運動習慣」がある人の割合が2位、「食生活に気をつけている」人の割合が5位と、普段から健康意識の高く、体を動かす習慣のついている人が多いようです。
肥満度45位の京都府では、「予防に投資する毎月の金額」が全国3位、「脳ドッグを受診したことがある」人の割合が1位で、健康に対する自己投資と健康意識が高いことがわかります。
実は冬は痩せやすい季節?
室内で過ごすことが多くなることから運動量が減り太りやすい季節と思われがちな冬ですが、実は夏よりも冬の方が基礎代謝が高いと言われています。
(C)PR TIMES
基礎代謝とは生命を維持するために必要なエネルギーのことで、何もしていないときに消費される代謝です。冬は気温が下がるので、体温を維持するために体の熱生産量が高まります。それによって基礎代謝が上がり、寒い時期の冬の方が痩せやすくなるというわけです。
これからの時期、普段から生活の中で運動を取り入れる、血行を悪くしないために体を冷やさない、食事のリズムを崩さない、良質な睡眠をとるなど日常生活でできることを心がけ、平成最後の冬を健康的に過ごしたいですね。
面白都道府県ランキングについては、『【特集】ちょっと面白い都道府県ランキング!愛すべき47の県民性』もぜひチェックしてみてくださいね!
調査対象: 各都道府県100人の20代~60男女(5:5)
[平成最後の冬は“脱メタボ” 肥満要注意 都道府県ランキングを発表!!|PR TIMES]
[冬は夏より1.5割増しで痩せやすかった|PR TIMES]