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火山といえば、キラウェア火山が有名ですが、日本から飛行機を乗り継ぎ10時間程にあるバヌアツ共和国にも、世界で最も火口に近づける活火山として有名なヤスール火山があります。たどり着くまで冒険のような道中。そして暗闇の中、火を噴く火山。そんな自然の息吹を感じられる場所がバヌアツ共和国・タンナ島にあります。
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知っているようで知らない、バヌアツ共和国
南太平洋に浮かぶ、首都ポートビラがあるエファテ島をはじめ、83の島々からなるバヌアツ共和国。南北1200kmに渡る小さな国なので、あまり観光地化されてなく、手付かずの自然が多く残る国です。真っ白な砂浜、青い海、そして椰子の木やシダの生い茂るジャングルのような場所が多く見られます。
主な島々にはそれぞれ特徴があり、今回訪れたヤスール火山のあるタンナ島はエファテ島から飛行機で約1時間の場所に位置しています。
飛行機を降りて、いざヤスール火山へ・・・
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今まで見たことないほど小さな空港に到着したら、あらかじめ予約していた車に乗り込みます(流しのタクシーなどはないので、予約は必須です)。
舗装されていない道を走り、宿泊先まで向かいます。
途中ジャングルのような茂みを抜けて・・・
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火山灰の積もる大地を駆け抜けていきます。
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荷台に乗ると、冒険好きにはたまらないほどスリル満点です。
宿泊先に着き、ヤスール火山まで何人かで車に乗り合わせて向かいます。
ヤスール火山の山頂で・・・
入り口でチケットを買い、民族舞踊のようなカスタムダンスを見たあと、再び車に乗りガイドさんの解説を聞きながら山頂を目指します。
昔はこの火山の火を使い、村同士で連絡を取り合ったりもしていたそうです。
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車を降りて、10分ほど歩いて山頂に到着。
火口の淵から見下ろしてみると煙がもくもくと上がって来る様子が見えます。
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だんだん火口の下のほうから赤い溶岩のようなものが湧き出てくるのが見えた後に・・・
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ドーンと、大きな音と共に噴火が起こります。
まるで大地の唸り声を聞いているようでした。
10~15分ごとに噴火し、暗闇の中で見る噴火する様子はとても幻想的。
何だか言葉では表せないくらい感動して、こうやって大地がつくられたのかと感じました。
車に乗り、何度も噴火する音を聞きながら宿泊先に帰り、夜寝る時には、火山の火口付近が赤く灯る様子が見えたり、ドーンという音が何度も聞こえたりして、まさに火山のすぐ側で生活しているような気分を味わえました。
火山の噴火音が聞こえる場所で泊まるなんてなかなかできない貴重な経験ですよね。
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手付かずの自然と大地の声を聞くのなら、ぜひバヌアツ共和国へ足を運んでみてください。
おまけ:ヤスール火山に行く前に・・・
タンナ島は、観光客がさほど多くない分情報も少なく、いろいろと事前にしていれば良かった、していて良かったと思うことがたくさんありました。
・宿泊先、空港までの送迎やヤスール火山までの車の手配等は必ず済ませておく。
・タンナ島には店も少なく、基本市場での買い物なので、ある程度食料を持参しておく。
・火山の山頂は寒いので、ダウンジャケット必須!
準備万端にして、冒険の旅に出かけて下さいね!
バヌアツ共和国については、『【バヌアツ】バンジージャンプ発祥の地で見る、世にも不思議なもの5つ』もぜひチェックを!
参考
[Air Vanuatu]