【ばらまき土産にも】在住者が教える、アメリカのはまる味のポップコーン６選

あなたはポップコーンがお好きですか。アメリカは、生産量、消費量、輸出量のいずれも世界第1位（独立行政法人農畜産業振興機構記事による）のとうもろこし王国。

そのせいか、アメリカ人はポップコーンが大好き。映画館ではバケツ大のポップコーンに溶かしバターをたっぷりかけて映画を見ながらポリポリ、家でテレビを見る時もポップコーンがお供です。筆者は日本にいた時はポップコーンなど年に1回も食べなかったのに、ニューヨークへ引っ越してからすっかりポップコーンにはまりました。何故なら、アメリカには色々な味のポップコーンがあるからです。

アメリカ人はポップコーンなしには生きられない

バケツのような巨大缶に入って売られているホリデーポップコーン (C) Sara Aoyama

クリスマス時期には、「ホリデー・ポップコーン」がスーパーやデパートの店頭に並びます。半端でなく巨大なサイズの「ホリデー・ポップコーン」は、買い物をしている人の姿と比較すると大きさが分かってもらえることでしょう。ホリデーシーズンはポップコーン缶を抱えてお家でダラダラするのが、アメリカ人の年末の楽しみなのです。ニューヨークのTrader Joe’sで、4種類の味が入ったポップコーン缶(The Art of the POP)は、9.9ドルでした。これを買い物したら、もう他のものは持てませんね・・・。

あなたも食べたらきっとはまってしまう、日本未上陸のポップコーンをご紹介しましょう。

ビールお代わり！パルメザンガーリック味ポップコーン

筆者がアメリカではまったポップコーンは、「ホワイトチェダーチーズ味」が初めでした。ほとんどのスーパーマーケットやドラッグストアに置いてある人気商品で、チーズ好きにはたまらないこってり系ポップコーン。食感が軽いので、手が止まらなくなるのですが、カロリーは軽くありませんので要注意。ソーダ類にもビールにも合います。

ホワイトチェダーチーズ味の上を行くのが、「パルメザンチーズ＆ガーリック味」のポップコーン。しっかりチーズに、がっつりガーリック。やっぱり、合うのはビールです。ポップコーンもビールも、永遠に止まらなくなる危険性の高いポップコーン。

子どもも大好き。ケトルコーン

甘じょっぱさがクセになる、砂糖がけのポップコーンが「ケトルコーン」。アメリカではポピュラーで、大概の子どもはケトルコーンが大好き。もうやめようと思いながら手が止まらず、袋をあっという間に空にしてしまいます（汗）。

ガッツリ甘い。キャラメル・ポップコーン

日本のサクサクしたキャラメルコーンとは違い、ポップコーンに飴がけしてある「キャラメルコーン」。ケトルコーンに比べると、甘さはかなり強く食感はバリバリしています。筆者のように甘党の場合、ハマること間違いなし。コーヒーと良く合います。かなり甘いので、甘いのが苦手な人は無理かもしれません。

誕生日でなくても食べてOK。バースデーケーキ・ポップコーン

アメリカ人の好きな「バースデーケーキ味」。ポップコーンにもあります。パステルカラーのスプリンクルの、見た目のファンシーさにウットリ。飴がけのポップコーン+パステルカラーのツブツブ（お砂糖）なので、正直かなーり甘いですが、誕生日ケーキですからご了解ください。自分の誕生日でなくても食べて問題なし。「ハッピーバースデー」と歌って食べれば、人類皆兄弟ってことでハッピーな気分に。毎日誰かしらの誕生日です。

詳しくは、『アメリカで人気のバースデーケーキ味ってどんな味？』でご紹介しています。

ホリデーシーズン限定　チョコレートキャラメル・ポップコーン

筆者の大好きなホリデーシーズン（年末クリスマス時期）限定のポップコーン。飴がけのポップコーンの上にさらにホワイトとダークのチョコレートがけ。かなりヘビーな甘さですが、アメリカの舌になったのか、美味しいんですコレが。ホリデーシーズンの楽しみのひとつでもあります。12月中旬以降にしか現れないので、見かけたら即買いです！

もはやエンドレス、キャラメル＆チェダーチーズミックス・ポップコーン

最後にご紹介するのは、キャラメル味とチェダーチーズ味の甘いのとしょっぱいのが混じったポップコーン。アメリカ人の大好きな組み合わせです。もはやエンドレスに手が止まらない、危険なポップコーン。Trader Joe’sでも出ています。日本では、ギャレットの「シカゴミックス」で知られていますね。ギャレットより、ずっとお安く買えます。

ご紹介したポップコーンの他にも、プレーンなポップコーン、バター味のポップコーン、季節限定味も色々あります。できあがっている袋タイプの他に、電子レンジで温めて作りたてが食べられる「マイクロウェーブ・ポップコーン」も人気ですよ。アメリカでは子どもから大人まで、ポップコーンが大好き。ビアバーなどでは、ポップコーンマシンが置いてあって、セルフサービスで自由に食べられるところもありますよ。

アメリカにいらしたら、ぜひお気に入りを見つけてください。日本では見かけないフレーバーのポップコーンは、アメリカでは価格が安く、軽いのでお土産にもおすすめです。

通常のものは、口当たりは軽くてもカロリーはかなりあります。ダイエットが気になる方は低カロリータイプのものをどうぞ。筆者は記事のために買ったポップコーンを、ほぼひとりでポリポリ消費していたらポップコーンのように丸くなってきました（苦笑）。

[All photos by Hideyuki Tatebayashi]
　
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ポップコーンについては、以下の記事もあわせてぜひ。

『【東京ディズニーリゾートのポップコーンの味人気ランキング】そもそも何種類あるか知ってる？』
『【イギリス】お土産にも！ 斬新なフレーバーが夢見心地なグルメポップコーン』
『【レシピ付】塩味派？甘党派？グルメポップコーンのおいしいトッピング』

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。