老若男女に愛され続けるB級グルメの代表格「たこ焼き」。大阪が発祥と言われるたこ焼きですが、お隣の京都にも名店が充実しているんですよ。今回はわざわざ行く価値大の、“京都一おいしい”という噂もある「すずや」をご紹介しましょう！
わざわざ行く価値がある！たこ焼き店
四条烏丸からバスで北上すること約25分、堀川通りにある「すずや」。ハイセンスな雑貨店やカフェが続々とオープンしている今注目の「紫竹・紫野エリア」に佇みます。
赤い外観が目印の「すずや」。京都にありながら、観光客目当てではない素朴な佇まいに心惹かれます。筆者が訪れた時は地元のお客さんと見られる方々がひっきりなしに来店されてました。
名物のジャンボたこ焼きをはじめ、イカ焼きやお好み焼きのミニ版“しぐれ焼き”など思わず目移りするメニューが充実。テイクアウトがメインですが、お店の前に椅子が用意されているのでその場でいただくこともできますよ。
キャベツ入りの京風スタイル
メニュー名通りかなりのジャンボっぷりを放つたこ焼き。絶妙な焼き具合に食欲も一層刺激されます！
大阪のたこ焼きはネギを使うのが一般的ですが、実は京都ではキャベツを入れたものがメジャーなんですよ。すずやのたこ焼きもキャベツを入れる京風スタイル。
病みつきになること確実の絶品ソース！
そしてお出ましした「ジャンボたこ焼き」。トレイに盛られるとそのジャンボ感が際立ちます。このボリュームで8個、500円とはなんと良心的なお値段でしょう！
すずやの特筆すべき点がこのたっぷりソース！まるでソースの上にたこ焼きが浮かんでいるかのよう。
「何これ、ものすごくしょっぱそう…」と感じた方も多いのではと思われますが、実は見た目ほど塩辛くないんですよ。ほんのりした甘さがアクセントになって、旨味が限りなく濃厚。たこ焼きのおいしさを引き立てる計算しつくされたソースなのです。
見事な丸いフォルムのたこ焼きは、カリッとした表面と中のトロトロ感のコントラストが抜群！
タコも大ぶりでコリコリした食感が絶妙。キャベツの甘味が生地全体に溶け込んでいてまろやかな味わい。香ばしい鰹節も名脇役ぶりを発揮。「京都一おいしい」という噂も心底頷ける、極上のたこ焼きでした！
ソースも絶品の「すずや」のたこ焼き。京都が誇る名店で、多くのファンを虜にする味わいを体感してみてはいかがでしょうか？
[All photos by Nao]
PROFILE
Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
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