春を告げるイベント、ロシアのバター祭が気になる

Posted by: sweetsholic

掲載日: Mar 26th, 2019

桜の開花が待ち遠しい季節。日中は暖かく、春らしい陽気になってきました。今回ご紹介するのは、ロシアのバター祭と呼ばれる春のイベントです。それにしても、なぜバター? 気になる方は、ぜひ読み進めてみてくださいね。

イースターに関連のあるバター祭

キリスト教圏の春のイベント「イースター(復活祭)」。このイースターを迎える前の準備期間を「レント(四旬節)」と言うのですが、レントに入る前にキリスト教圏ではさまざまなイベントが行われます。

レントの期間は本来、豪勢な食事を控えて禁欲生活を送ることになっているため、その前に乳製品や卵たっぷりのリッチな食べ物を食べて過ごすのがキリスト教圏の習わしになっています。

例えばイギリスの「パンケーキの日(Shrove Tuesday)」や、フランスの「クレープの日(La Chandeleur)」はその一例。ご興味のある方は、「知ってた? 2月17日は『パンケーキの日』」や「毎年2月2日はクレープの日。フランスのおいしい行事を現地ルポ」もあわせてどうぞ。

ロシアではレントに入る前の1週間が、バター祭「マースレニッツァ(Maslenitsa)」と呼ばれるイベント期間です。

バター祭では何を食べる?

キリスト教以前から、太陽のお祭りとして続いているバター祭。さて、このお祭を代表する食べ物と言えば? 小麦粉やそば粉で作る、ロシア版のクレープ「ブリヌイ」です。丸い形のブリヌイは太陽のように見えることから、春の到来を告げるものなのだとか。

キャビアやイクラ、サーモンなど塩気のあるものをのせて食事として、ジャムやハチミツなどを塗っておやつやデザートとして楽しみます。いずれもバターやサワークリームたっぷりつけていただきます。

イベント盛りだくさん! バター祭の1週間


(C)Vlad Karavaev / Shutterstock.com

バター祭の1週間は、男性陣が殴り合う姿を見せる「fistfights」やお祭りなどのイベントが各地で開かれるほか、冬に終わりを告げるべく、わら人形を燃やすのが慣わしとなっています。

キリスト教以前のバター祭には、死者の供養のためにわら人形を燃やす、という意味合いがあったそうですよ。時期は違えど、なんだか日本のお盆のようですね。


(C)VladKK / Shutterstock.com

バター祭は東欧ウクライナなどでも行われていて、今年は3月4日〜10日、来年は2月24日〜3月1日まで。この時期は屋台もあちこちに出現します。旅行や出張などでこの時期に現地に居合わせたなら、バター祭を体験してみたいですね。

[advantour.com]
[tsujicho.com]
[erina.or.jp]

[Photos by Shutterstock.com] 

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『【特集】エシレの誘惑〜東京丸の内限定、新宿伊勢丹限定のエシレスイーツたち〜』
『エシレより美味? フランスの「生バター」が気になる【フランス小ネタ連載】』

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sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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