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【インタビュー】Charaさんが語る、野外フェスの魅力から旅の必需品まで

Posted by: 渡邊玲子
掲載日: Apr 1st, 2019.

人は誰しも、それぞれの旅の途中・・・。今回はミュージシャンのCharaさんにインタビュー。ニューアルバム『Baby Bump』のお話から、5月に初開催される野外フェス「FUJI&SUN’19」の舞台となる「富士山」にまつわる幼き日の思い出、そして旅の必需品まで。

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CHARAさん

――今年5月11日~12日、富士山の中腹ともいえる静岡県富士市で初開催される野外フェス「FUJI&SUN’19」に、Charaさんが出演することが発表されました。ずばり、「富士山」にまつわる思い出は?

Chara:私、9歳からニックネームがCharaなんですけど、まだCharaになりたてホヤホヤの頃に、富士山の頂上まで登ったことがあって。それまではシャイで、“ピアノが上手い子”みたいな感じだったんだけど、割と集中力はある方で、一度決めたらやるとこまでやり抜きたいタイプの子だったの。最初は友だちと先生と一緒に登っていたけど、途中から女の子は私1人だけになっちゃって。でも、「なんとしても頂上まで絶対行く!」って決めて頑張った。だからきっと、初めて感じた達成感は「富士山登頂」だったのかもしれない(笑)。多分、Chara として初めて登ったのが「富士山」だから、今でもすごくよく覚えてる。

――「FUJI&SUN’19」を機に、富士山で新たな達成感を味わうことになりそうですね。

Chara:富士山が見える湖のほとりでキャンプしたりしたこともあるけど、あれ以来、登ってない。私、いまでもちゃんと登れるのかなぁ(笑)。でも、東京に居ても天気がいいと「さっき富士山見えたねー」とか、自然と会話に入ってくる感じがするので、やっぱり富士山って特別な存在ですよね。

――Charaさんは、日ごろからツアーに出る機会も多いと思うのですが、旅の必需品はありますか?

Chara:沢山あるよ! 私わりと荷物は女子的な感じで、化粧品とかオイルとか匂いのものとか、瓶のままいっぱい持っていくから。飲み物もハーブティーとか、コーヒーとか、自分が普段飲んでいるものを持っていくしね。あとは、最近だと沖縄の黒糖飴にはまってる(笑)。いまもポケットにも入ってるんだけど、いつも1キロまとめ買いしておいて、出かけるときは小分けにして持っていったりもしてますね。

TABIZINEインタビューに応えるCHARAさん

――Charaさんの思う、野外フェスの魅力とは?

Chara:最近はいろんな場所で野外フェスが開催されているから、やっぱり他ではなかなか見られないアーティスト同士の組み合わせだったりとか、他にはない素敵なシチュエーションだったりとかによって、「うわ、これはアツい! 行きたい!」と思ってもらえるようなフェスが期待されているんじゃないかなぁ。

――確かに、ほかのフェスといかに差別化できるかっていうところが、きっと重要になってきますよね。

Chara:昔テレビ番組で放送されていた歌番組の『夜のヒットスタジオ』とか、それこそお茶の間で、孫からおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなで一緒に見れるみたいな感じだったでしょ? アイドルも出て、演歌歌手も出て、海外のロックミュージシャンも衛星中継で出ちゃう、みたいな。そういうのを見て育ったから、いろんなジャンルのいろんなミュージシャンが一堂に会するっていうのが、もともとすごい好きなんですよね。

――『夜ヒット』懐かしいです! シンディ・ローパーとか、ボン・ジョヴィとか。

Chara:今回参加する「FUJI&SUN’19」には、次世代No.1ギター・ヒーローと言われるMateus Asatoさんもバンド編成で出演されたりするので、きっと「フェスにはあまり行かない」っていう人たちも駆けつけるだろうし、ジャンル分けせずに音楽を楽しめる良いきっかけになる気がします。

――フェスには未知の世界と出会える楽しみもありますよね。

Chara:そうそう。今回の私のサポートメンバーも、ベーシストの高木祥太くんは、アルバム制作時まだ23歳で、屋敷豪太さんは56歳っていう、幅広いキャリアのピースフルなバンドなの。だから余計そういう感じも合うかなと思うし。

――ジャンルや年代を超えて楽しめるような作品やパフォーマンスを生み出すために、日頃から意識されていることはありますか?

Chara:やっぱり、どれだけ純粋に音楽が好きかなっていうことしかないような気がする。バンドだといろいろ問題があることも多いけど、私の場合はソロだから、すごい素敵な才能を持っている人がいたら、「一緒にやらない?」って誘うのは昔から全然普通だったし。メジャーだとまずはマネージャーを通してからじゃないと……みたいな雰囲気があるけど、私は興味があったら自分からライブを見に行って、直接コンタクトを取ったりもするしね。

――フットワークが軽いんですね!

Chara:私自身、すごく音楽が好きだから、「これ、すごく良かったから、みんなも聴かない?」みたいな役割が担えたらいいなぁとも思っていて。だって、みんな大好きな人には「これ、すごいよ!」って教えたくなるじゃないですか。そんな感じです。きっとそもそもアルバム自体にもそういう役割があると思うしね。私の仲が良い子はみんな音楽が好きな人ばっかりなので、今回みたいに一緒のイベントに出るのは楽しそう。

――フェスの場合、ライブハウスやホールで演奏するのとは雰囲気が変わりますか?

Chara:イベントって、前回の反省を生かして年々ちょっとずつ変えていったりするものなので、はじめてのイベントだと前例がないから、きっと設備的にはいろいろ大変だよね。スピーカーの位置を少し動かしただけで、全然聴こえ方が違ったりもするし。また面白いことに、お客さんが入ると音が変わるんだよね。

――やっぱり、パフォーマンスする側も、野外の方が開放感を感じるものですか?

Chara:もちろん感じますよ~。普段生活していても「わ~、夕日きれい!」とか思ったりするけど、人が沢山集まるだけでもなぜかワクワクしませんか? みんな何かを求めてその場所に来ていて、しかもそれが音楽の場合は、特にワクワク感が増すような気がする。「初めましてのはずなのに、なんだか初めてな気がしないよね、隣のあなた!」みたいな感じって、なんだかすごくピースフルじゃないですか。

――確かに、同じ空間で同じ音楽を共有するだけで、もはや同士のような気分になったりもしますよね。

Chara:そうそう。もちろん、普段からよく知ってる人たちと一緒に、星空の下とか、夕日が落ちていくのを一緒に味わうとか、そういうのもいいと思うんですよね。かけがえのない今日という日を誰かと一緒に過ごせるのは、すごくロマンティックなことですよね。

――配信など、音楽の聴かれ方が多様化されたことは、Charaさんの音楽制作にとってどんな影響がありますか?

Chara:それこそ息子が家にあるレコードを見ても、「これ何?」とか「表と裏があるんだ!」みたいな反応が返ってきたりもするしね(笑)。別に人間の耳がそこまで進化したわけではないと思うけど、確かにフォーマットによって、自分の音の作り方も変わってきたところもあるかもしれない。「たまにはちゃんと大きなスピーカーでも楽しみたい」っていう気持ちもあるんだけど、私の場合はもともと踊りが大好きで、ローラーディスコとかチアガールをやっていたから、ただ暴力的に音が大きければいいってものでもなくて。

――確かに、音質が上がっても、耳まで進化しているわけではなさそうですね。

Chara:私は音のお絵かきが好きだから、若いミュージシャンたちとも情報を共有しながら、時代を止めずに進んでいきたいかな。若い子たちに昔のディスコの曲とか聴かせると、逆に新鮮だったりとかするみたいで、面白いなと思います。若い方とクリエイティブな作業するのって、実はすごくやりやすいんですよね。

――ニューアルバムのリリースツアーの反響は?

Chara:今回はライブハウスツアーなので、会場に来てくれているお客さんのこととかも、ステージ上から見えたりしたんです。昔は女の子ばっかりだったんだけど、最近はカップルとか、家族連れとか、それこそ2世代で楽しんでくれる人も増えてきたりしていて。そういうのって、すごく美しいじゃないですか。やっぱり、笑顔が見えるとグッときますよね。

――まさに、世代を越えて聴ける音楽だからこそ、ですよね。

Chara:しかも今回は今までにない編成のバンドメンバーで、アルバムに合わせてグルービーな曲も演奏できるメンツにしてるの。コーラスは大好きな高橋あず美ちゃんっていう、素晴らしいシンガーだし、ツアーのバンマスはマルチプレイヤーのTENDREにお願いして。さらには、レジェンドの屋敷豪太さんがドラマーだったりっていう、いろんな世代の人たち楽屋がワイワイしてる感じもすごく良くて。きっといつも以上にリラックスしているCharaが出ているんじゃないかな。

――では最後に。ずばり、『FUJI & SUN’19』の見どころは? 

Chara:私に限って言えば、きっと「いろんなCharaさんが楽しめますよ!」っていう感じかな(笑)。理想を言わせてもらえるならば、「夕日が落ちるタイミングがいいけどなぁ」とか「お星さまキラキラがいいなぁ」とかはあるんですけど(笑)。だって、いろんな動物とか虫とかのざわざわがあるじゃないですか。それこそ、「お騒がせしてすみません!」とか、「山の神様お邪魔してます!」みたいな気持ちになったりするし。

――自然と共鳴したりする感じもありますか?

Chara:自然のリバーブが既にもうある中に、さらに人工的なエフェクトをかけてこだまを響かせたりもするんだけど、いつもそこには何とも言えない面白さがあるんだよね。素敵なメンバーとともに、毎回ベストライブにしたいと思って演奏しているので、限られた時間ですが、ぜひみんなで一緒に楽しみましょう!

――インタビュー中も、鳥がさえずるような可愛らしい声で受け答えしてくださり、“音楽が大好きな女の子”といった雰囲気を身にまとっている素敵なCharaさん。長い歳月を経てふたたび向き合う富士山と共鳴し合うことで、いったいどんなステージが生まれるのか、今からとっても楽しみです。

 

「FUJI&SUN ‘19」とは…
「富士山こどもの国」を舞台に、大自然の中で子供から大人まであらゆる人が楽しめるキャンプフェス。
極上の音楽はもちろん、音が鳴っていない時間も極上の空間に。キャンプを始め、映画やアクティビティ、ワークショップ、動物とのふれあい、カヌー体験、乗馬…etcと盛りだくさん。静岡開催のフェスは数あれど、野外フェスのプロたちが創り上げるこれまでにない新しいフェスを目指します!

<公演概要>
■公演名  FUJI & SUN ’19
■日 程 2019年5月11日(土) 9:00 OPEN 11:00 START 21:00 CLOSE 
          5月12日(日) 8:00 OPEN 9:00 START 19:00 CLOSE
■会 場  富士山こどもの国(静岡県)
■主 催  FUJI & SUN ’19実行委員会(WOWOW / 静岡新聞社・静岡放送/ infusiondesign) 
■協 賛  コールマン ジャパン / コアレックス信栄 / BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS  
■特別協力 富士市 / 富士山こどもの国
■協 力  富士山観光交流ビューロー / 富士市ホテル旅館業組合 / 富士商工会議所 / 富士市商工会 /AMSA Records / Café&Shop AZALEE / カーツメディアコミュニケーション(KMC)/KIMOBIG BRASIL / CAMP HACK GoodSound P.A.works / 原泉アートプロジェクト / 十里木カントリークラブ / 十里木高原別荘地 / 人力チャレンジ応援部 / SWEN / SPACE SAFARI / たまりば / Bird -old pizza house- / hinata / FEVN / フジイベントボランティアネットワーク / FUJI映画館復活プロジェクト / 富士急静岡バス / 富士パークホテル / 富知六所浅間神社 / FLATTOP / FRUE / 別荘地 十里木南富士 / 森と創る / Rising Field / Liqoid
■後 援  静岡県 / 静岡県観光協会 / 日本富士山協会 / 富士ニュース社 / 岳南朝日新聞社 / Radio f / TOKYO FM / TOWER RECORDS
■企画制作 WOWOW / infusiondesign ■運 営  infusiondesign
■出 演  
▼5月11日(土)
エルメート・パスコワール / Theo Parrish※only for overnight campers / Cedric Woo /
Mateus Asato Trio / 青葉市子 / WONK / 大友良英スペシャルビッグバンド / 小林うてな / cero /
竹原ピストル / DJみそしるとMCごはん / 七尾旅人 / bird  …and more

▼5月12日(日)
林立夫 special session with 矢野顕子 ほか / 悪魔の沼 /
Ovall / 空間現代 / クラムボン / 田島貴男(ORIGINAL LOVE) / CHARA / DSPS/
DJ Sprinkles aka Terre Thaemlitz / bird / MOROHA / Yogee New Waves / 吉澤嘉代子 / …and more

渡邊玲子

REICO WATANABE ライター
映画配給会社、新聞社、WEB編集部勤務を経て、フリーランスの編集・ライターとして活動中。国内外で活躍するクリエイターや起業家のインタビュー記事を中心に、WEB、雑誌、パンフレットなどで執筆するほか、書家として、映画タイトルや商品ロゴの筆文字デザインを手掛けている。イベントMC、ラジオ出演なども。


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