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鎌倉『長谷寺』で奈良とのつながりを感じるお花見を

Posted by: kurisencho
掲載日: Apr 7th, 2019.

都心からも行きやすい古都鎌倉には、京都や奈良に行けなくても、お寺さんを背景にお花見の名所はたくさんあります。今回、奈良県とも不思議な繋がりのある鎌倉『長谷寺』を桜とともに紹介します。

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長谷寺門


なごみ地蔵、長谷の紫陽花で有名な『浄土宗海光山慈照院長谷寺』と春景色。

長谷寺お地蔵さん
(C)kurisencho

『鎌倉長谷寺』、詳名を『浄土宗海光山慈照院長谷寺』といい、「十一面観音様」をご本尊に天平8年(736年)に開創されました。桜の時期は1月中旬から早咲きの河津桜、寒緋桜を初め、4月上旬まで染井吉野や枝下桜と長く桜を楽しめます。

長谷寺眺望
(C)kurisencho

高台の長谷寺は眼下に由比ヶ浜から三浦半島と相模湾を眺めることもでき、海から風が流れてきます。こちらにはテーブルとイスもたくさんあり、春の心地よい気候と風を感じながらの休憩にぴったりです。

長谷寺観音様
(C)kurisencho

境内の桜の木下では釈迦如来様と四天王様がお花見をされていて、影絵のように美しいシルエットが浮かび上がります。

長谷寺庭の影
(C)kurisencho

晴れた日にはお足元にもご注目ください。桜の映し出す繊細な影も広がり、顔を上げると、観音様とお地蔵さん。山々の緑、桜のピンク、空の青と春色コントラストを楽しめます。

「鎌倉」と「奈良」をつなぐ祈りの十一面観音様。


鎌倉長谷寺の十一面観音様は奈良の長谷寺ともご縁があります。お寺さんのお話によると、721年大和国(奈良県)長谷寺を開山した徳道上人の本願により2体の観音像が掘られ、1体は奈良長谷寺へ、もう1体は衆生救済の願いを込め、海へと奉納されました。その15年後、相模国の沖合いで奉納した観音像が現れ、鎌倉長谷寺開創の礎となったそうです。
国内最大級の9.18mの十一面観音様を前に手を合わせると、15年かけて海面に現れたこと、人々を救いたい救ってほしいという祈りの強さに圧倒され心が震えます。

「観音ミュージアム」「写経」「写仏」で仏教にふれる一時を。

長谷寺御朱印
(C)kurisencho

ご本堂には御守りも数多く、御朱印は長谷寺入口で受付ております。御朱印をお願いしてからゆっくり参拝し、お帰りの際にお受け取りされることをおすすめします。

また、隣接の「観音ミュージアム」での展示、「写経」、珍しい「写仏」も毎日行われております。「写経」「写仏」の時は塗香で体と心を清め、観音様を前に心静かに向きいます。祈りを込めて一筆一筆進めると、1~2時間という時間はあっという間にすぎてゆき、清々しさが残ります。

長谷寺庭
(C)kurisencho

1年中お花が咲き誇る長谷寺は、どの季節に訪れても素敵な風景が待っています。日常から離れて仏教に深くふれる貴重な体験とともに、癒しをもらえる濃厚な1日を過ごせることでしょう。


『鎌倉長谷寺』
住所:〒248-0016神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
電話番号:0467-22-6300
交通:江ノ電「長谷」駅から徒歩5分
拝観時間:3月~9月8:00~17:00、10月~2月8:00~16:30
拝観料:大人300円、小人100円
ホームページ
https://www.hasedera.jp/
「観音ミュージアム」
入棺時間:9:00~17:00
入館料:大人300円、小人150円

「写経、写仏」
会場:書院
受付時間:9:00~15:00
写経、写仏用紙:各1000円