香港スイーツの定番、エッグタルト。実はこのエッグタルト、香港式とマカオ式の2種類があるのはご存知でしょうか。

焼き目がない綺麗な黄色にサクサククッキー生地を使用しているものが香港式、一方で焼き目がついているパリパリのパイ風生地がマカオ式です。

今回は、香港島の中環（セントラル）の観光名所が集中しているエリアにある「泰昌餅家」（タイチョンベーカリー）を紹介します。

香港随一の有名店、「泰昌餅家」とは？

香港で最も有名とも言われている、こちらのお店。1954年創業のスイーツ専門店です。香港内には店舗が複数ある人気店で、ワンチャイやチムサーチョイにもお店を構えます。香港式の特徴であるクッキー生地は、こちらのお店発祥と言われているそう。

本店である香港島の中環（セントラル）は、ライトブルーの外観。店内はそんなに広くはないですが、おっ！と目を惹く店構えです。こちらと一緒に美味しそうな黄色いエッグタルトと載せれば、写真映えすること間違いありません！

これぞ、香港式エッグタルト！

クッキー風の香港式は、外はサクッ、中はとろっとろ。口に入れた瞬間、中身がとろけて口の中にはふんわりカスタードが広がります。

香港式もマカオ式もどちらも捨てがたいですが、せっかく香港に渡航したのであれば香港式を！

香港内には、マカオ式もたくさん売られていますが、実は区別ができたのです。これは何式なのかな？と考えながら、食べてみるのもまた楽しいですね。
 

川合夏美

Natsumi Kawai ライター

大学在学時より旅を伝えることに興味を持ち、旅行会社に就職。もっと自由に発信したいと考え、ライターを志望し昨年念願叶って旅行ライターに。現在はSNSマーケティング会社で働きながら、自分も旅行に行くことを欠かさず、執筆活動をしている。