タイのピピ島と言えば、レオナルド・ディカプリオ主演の『ザ・ビーチ』の舞台として有名な世界屈指のリゾートアイランド。ただ日本のガイドブックにはプーケットから1日ツアーで行くのがおすすめくらいの記載しかなく、どんな場所なのかよく知らない人も多いのではないでしょうか?
ピピ島とはどんなところ?
まず気になるのが、2018年4月からのピピ島無期限閉鎖のニュース。そのニュースのせいでピピ島全体が封鎖されていると勘違いしている人も多いのですが、実際に閉鎖されているのは『ザ・ビーチ』の舞台、ピピ・レイ島のマヤベイのみ。1番有名なビーチが閉鎖されているのは残念ですが、ピピ島は他にも見所がいっぱいあります。
ピピ島は、ひとつの島ではなく、大小の6つの島からなります。最も大きく宿泊施設があるのがピピ・ドン島。有名なマヤベイがあるのがお隣のピピ・レイ島。他にも砂浜がキレイなバンブー島などの島があります。プーケットからの1日ツアーではなく、ピピ・ドン島に宿泊した方がピピ島の良さを堪能できます。
プーケットからピピ島の行き方
ピピ島には、タイのプーケットかクラビーからフェリーが出ています。筆者はプーケットから向かいました。
プーケットの街には寄らずにプーケット空港から直接向かったので、プーケット空港でフェリーの往復チケットを買い、フェリー乗り場「ラサダ桟橋」へ向かいます。空港からラサダ桟橋まではタクシーで1時間半ほど(700THB)。乗り合いバスも出ているようです。
筆者はフェリー往復1000THBのチケットを値切って900THBで購入したのですが、ピピ島では片道チケット300THBで売られていたので、プーケットからは片道チケットを購入した方が、復路は様々なフェリー会社から選べて時間の融通が利くのでそちらの方がおすすめです。ラサダ桟橋からピピ・ドン島にはフェリーで、2時間ほどで到着します。
ピピ島の中で宿泊施設があるのは、フェリーが着くピピ・ドン島のみです。車がない小さな島で、港からホテル、レストラン、マッサージ店、ダイビングショップ、土産店、スーパーなど様々なお店が並びます。街にいる観光客はほとんどがヨーロピアンを中心にした西洋人。日本人はもちろんのこと、中国人、韓国人もほとんど見かけませんでした。時期によるとは思いますが、アジアにいるのにヨーロッパに来たような気分が味わえます。
フェリーが着くトンサイビーチと逆側のロ・ダラム湾に面したビーチにはクラブハウスが立ち並び、毎日深夜2時までパーティーが行われています。ビーチパーティーは、ピピ・ドン島の名物なので、ビーチの近くのホテルを選ぶと賑やかな雰囲気が楽しめます。
ただホテルが近すぎると、パーティーの音楽がうるさくて眠れません。ゆっくり休みたかったらビーチ沿いはやめましょう。筆者は現地の雰囲気を楽しみたかったので、ビーチ沿いのホテル「The Beacha Hotel」に宿泊しました。港には各ホテルのスタッフが待機していて、荷物はリアカーで運んでくれます。
The Beacha Hotel
ダイビング&シュノーケリング
ピピ・ドン島には、ダイビングショップやツアーデスクがたくさんあります。島の中で価格は統一されているようなので、どこのショップで申し込んでも一緒です。ホテルの近くなど立ち寄りやすいショップで申し込みましょう。周辺の島のポイントを周るアイランドホッピングは1日600THB、半日は450THB。それとは別に入島税400THBがかかります。島々は近いので、プーケットからの1日ツアーに比べて、ゆっくりたくさんのスポットを巡れます。
プーケットまで行くなら、ぜひ足を伸ばしてピピ島に宿泊してみてはいかがでしょうか。
[Photos by sayoko ishii & shutterstock.com]
Do not use images without permission.
SUNNY ライター
「好きなことで楽しく仕事をする!」がモットーのフリーライター。趣味の旅行を仕事にするのが現在の目標です。
【現在の居住地】東京都
【旅もしくは居住した海外】
アメリカ合衆国、韓国、フィリピン、オーストラリア、タイ、台湾、マレーシア、シンガポール、インドネシア、メキシコ
【ライター歴】ライター歴16年
ファッション誌、ウェブマガジンを中心に執筆。
【趣味】
海外旅行、料理、英会話、スキューバーダイビング
橋で渡れる離島「沖縄・古宇利島」への古宇利大橋絶景ドライブ!
Mar 13th, 2024 | Maki
沖縄といえば思い浮かぶのが、青い空、青い海。そんな海と空を存分に味わえる絶景スポット、古宇利島(こうりじま)。古宇利島へは、古宇利大橋(こうりおおはし)を使って渡るのですが、この橋がまた絶景ドライブを存分に味わえる魅力のスポットなのです。
【物価が安くて食事がおいしいリゾートはスリランカ!】2024年のイチオシ
Feb 13th, 2024 | Miki D'Angelo Yamashita
ハンバーガーとコーヒーだけで3000円、とハワイなど人気のリゾート地はもはや気軽に訪れる場所ではなくなり、海外旅行を楽しむことも難しくなってしまいました。比較的リーズナブルだった東南アジアのホテルでも1泊5万円超えが増えている今、2024年のリゾート・ディスティネーションとしてイチオシなのがスリランカです。直行便で約10時間、物価が安く、女性ソロ旅でも比較的安全、食事もおいしく、見どころやアクティビティも満載です。
【SNSで話題の「キラナガーデン豊洲」冬の特別企画!】ペットルームやIn
Feb 13th, 2024 | TABIZINE広告部 【PR】
レインボーブリッジを望む絶好のロケーションでBBQなどを楽しめるアーバンリゾート空間「キラナガーデン豊洲」。そんな同施設で、2023年11月1日(水)~2023年3月31日(日)の期間、新たな冬のレジャー体験を提案する『冬キラナ・裏キラナ~まだ知らない未体験のキラナガーデンへの招待~』を開催中です。併設レストランにてInstagram限定で公開されるシークレットメニューも登場! そんな同施設で開催される、この時期だけの特別な企画をご紹介します。
【フィリピン・クラーク最新ルポ】訪れるべき観光スポット7選!秘境温泉&動
Dec 7th, 2023 | 渡邊玲子
フィリピンの首都マニラから車で2時間ほど。ルソン島パンパンガ州アンヘレス市郊外に位置するクラークは、1991年のピナツボ火山の大規模噴火を機に、アメリカからフィリピン政府に返還された元・基地の街。観光地としての知名度はまだそれほど高くなく、まさにいま海外向けに国を挙げて観光PR活動に取り組んでいる真っ最中。初めてフィリピンを訪れた筆者が、特に心に残ったクラークの見どころを、現地で出会った動物たちの写真多めでご紹介します!
【TABIZINE10周年×日本女子大学】大学生目線で切り取る海外7カ国
Dec 7th, 2023 | TABIZINE編集部
2023年9月12日、TABIZINEは10周年を迎えました。これまで支えてくださった読者のみなさま、そして数々の取材先や関係者のみなさまに感謝の気持ちを込めて、さまざまな企画を展開していきます。第3弾は、日本女子大学とコラボ。今年から新設された国際文化学部では、1年生から約2週間の海外研修で他国の言語や文化を学びます。研修を通して、大学1年生ならではのみずみずしい感性で切り取られた海外の“今”をお届けします。イギリス・オックスフォード、アメリカ・ボストン、オーストラリア・シドニー、フランス、ベトナム、台湾、韓国。ヨーロッパからアジアまで、7カ国の最前線の様子を、現地からリポートします。
ドッグラン・ドッグプールが無料で楽しめる会員特典スタート!【ドッグパーク
Oct 25th, 2023 | TABIZINE編集部
愛犬と充実したリゾートライフが楽しめる「ドッグパーク フォレストヒルズ那須」にて、入会金・年会費無料「with Dogs club」への簡単登録で利用料が無料になる会員特典がスタート! 会員になると、全面天然芝ドッグラン・全天候型屋根付きドッグラン・ドッグガーデン(小型犬専用)、さらに、アジリティ・夜の散歩道「杜の灯」や敷地内イルミネーション・ドッグプール(夏季限定)が無料で利用できます。
那覇空港から車で15分、夕暮れの「美らSUNビーチ」がいい感じすぎた【編
Sep 24th, 2023 | TABIZINE編集部ブログ
TABIZINE編集部員が、取材先やプライベートで気になった小ネタをお届けする編集部ブログ。今回は、沖縄の那覇空港に近いビーチの一つ、「オリオンECO美らSUNビーチ」について。空港から車で15分ほどでシャワー・ロッカー・トイレ・駐車場などの設備が整っているので、フライト前後に遊ぶビーチとしてもおすすめ。ただ散歩するだけでも幸せな気分になれちゃうんです。
【BEAMSとAMUSEが手掛ける体験型アドベンチャー施設】河口湖「FU
Aug 26th, 2023 | kurisencho
山梨の人気観光地、河口湖。2023年春に、河口湖駅から車で15分ほどの富士北麓エリアに「FUJI GATEWAY(フジ ゲートウェイ)」がオープンしています。初心者さんも手ぶらで行けて、脳が活性化するほど刺激と癒やしが満載で、キャンプやソトアソビを楽しめる。筆者の初キャンプを大リポートします!
【インドネシア・バリ2023最新現地ルポ】絶景ビーチに癒され、暮らすよう
Aug 20th, 2023 | 鈴木幸子
2023年初夏、バリ島のリゾートホテル「Wバリ スミニャック」の音楽イベントに招かれて、コロナ後に久しぶりのバリ旅行が叶いました。初めてスミニャックを散策すると、ノマドワーカーが自由に過ごせるカフェが目立ち、立ち寄ってみたいスポットがいっぱい。気の向くまま暮らすように過ごせるバリ島スミニャックの最新情報をお届けします。
【白銀の絶景飛行体験!世界最大級ジップライン登場】昨年は予約がとれないほ
Feb 26th, 2023 | TABIZINE編集部
2022年7月、ニセコHANAZONOリゾートに誕生し、連日予約が取れないほどの人気を誇ったジップラインアクティビティが、名称を新たにこの冬帰ってきます。冬のジップライン「HANAZONO ZIPFLIGHT(ハナゾノ ジップフライト)」は、2023年3月15日より。並んで2人で一緒に体験できるのもうれしい。白銀の世界の至極の絶景飛行体験は、卒業旅行候補にもいいかも。