世界遺産と美食の街、マカオへは直行便でたったの5時間、香港からなら港珠澳大橋経由で約40分、フェリーで約1時間という手軽さ。今回はまるで全館お花畑のような“大自然の輝きをイメージした華麗な高級リゾート”「Wynn Palace(ウィン・パレス)」のスイートルームに潜入しました!そのキラキラした世界をご覧ください。
龍が支える「スカイキャブ」でホテルへ
ウィンパレス前には噴水ショーが開催される「パフォーマンス・レイク」があります。このレイクのホテルからみて対岸から「スカイキャブ」という名のゴンドラに乗り込みます。金色の龍が支えるゴンドラはかなり縁起がいいはず。約3分くらいでホテル側の降り口に到着です。
統合型リゾートの施設がいくつも並ぶこのコタイは、もともと海だったところを埋め立ててできた地域。2019年の年末にはLRT(日本語では「軽量軌道交通」)のモノレールが開通予定で、スカイキャブ乗り場に直結するそうです。
「生花だけを使った館内装飾が豪華で目が眩む」
ホテル全体に、生花をつかった装飾が施されて、金色をベースにしたインテリアと共にとても華やかな雰囲気を生み出しています。
このように、複数あるエントランスには特に大きな花を使った作品があって、一気にこのホテルのある意味「お花畑」的な空気感が脳まで浸みてくる感じです。
こちらは他のエントランスの装飾。花は6週間のサイクルで入れ替えられているそうです。
豪華美術品が館内のあっちこっちに!
また、館内のあちこちに、例えばロビーや広い廊下が交差する場所などには、Wynn Resortsが所有する美術品が、触れるほどの距離で展示されています。上は中国の現代アーティスト、リャオ・イーバイのシンデレラ・ハイヒール。ちょっとこの写真ではわかりにくいのですが、巨大な金色に輝くハイヒールです。
こちらは「バクルー公爵の花器」。清朝時代の作品です。これが4つ揃っていることもその価値を高めているそうですよ。
パーラースイート(キング)はこちら!
幾つかあるスイートの中から、パーラースイートを覗いてみましょう。部屋に入ると正面に開放感のある大きく開いた窓が。その向こうにはマカオ国際空港が望めます。
窓に向かって左手にはゆったりとしたソファとチェアがあって、朝から晩までゆったりと寛ぐことができそうです。
左隣の部屋はベッドルーム。キングサイズのベッドが広々で、ゆっくり眠れそう。こちらの窓からも空港が望めます。
バスルームはまるでスパのようで、かなりゆったりとした作り。このままさらに奥に進むとクローゼット、その先で入り口のドアに戻ります。入り口ドアの脇にもトイレがありました。
派手なアメニティもその気にさせる!
金色のコームに金色のシェーバー。金が縁起がいいと考える中華圏の人たちはもとより、日本人だって、なんだか運気がしっかり回ってきそうな気にさせられます。
全てのアメニティーが金を配したデザイン。お花畑になっていた頭の中が、さらに金ぴかに輝きだしたような気がしてきます。
スナックバーをあけると、パッケージデザインが統一された素敵なスナックがいろいろ。美しいです。
このお部屋、8月1日にチェックした8月13日から2泊の料金は一泊分でHK$4,788。同日のレートで日本円で66,728円。2泊の合計税込みでHK$11,012ですから、締めて153,450円ということになります。
運気をあげるならこのホテルといった気分にさせるウィン・パレス。5つ星だけあって、そのスイートはかなり豪華でした。
住所:MacaoAv. da Nave Desportiva, MO Avenida Da Nave Desportiva Cotai
電話:+853 8889 8889
HP:https://www.wynnpalace.com/jp
[All photos and videos by Atsushi Ishiguro]