【夏の名残を惜しむ京都 第2回】朝風呂と日本茶で寛ぐ京町家の宿|たったひとつを叶える旅<65>

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Aug 14th, 2019

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。今回のたったひとつは、朝風呂と日本茶で寛ぐ京町家の宿「Nazuna 京都 二条城」です。京都・二条城のすぐ東、閑静な小路にあるこちらは、メゾネットタイプや一棟貸しなど様々なスタイルが選べる客室5室の町家旅館。客室名に日本茶の名前がつけられているユニークな「Nazuna 京都 二条城」で、忘れられない体験を!

旅の目的は「たったひとつ」で良い

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。

私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。

珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。

夏の名残を惜しむ 京都の旅

8月はまだ暑いけれど、風の中に小さな秋を感じませんか。
少しずつ日暮れが早くなり、日が短くなっていきます。

あんなに夏を待っていたのに、夏は駆け足で通り過ぎようとしています。
まだ、行って欲しくない。
今年の夏にやりたいことがいっぱいある。
夏が私たちを追い越し、後ろ姿を見せないうちに、夏を捕まえなければ。
夏の名残が似合う、京都の町で。

憧れの京都の町家に泊まる

Nazuna 京都 二条城 抹茶客室

客室「抹茶」

京都の町を歩く時に見かける、紅殻格子に瓦屋根のしっとりした趣の町家。京都の暮らしはどんなものとちょっと覗いてみたくなり、憧れるものです。

京都・二条城のすぐ東、閑静な小路にある「Nazuna 京都 二条城」は、メゾネットタイプや一棟貸しなど様々なスタイルが選べる客室5室の町家旅館。

日本茶の名前がついた客室

Nazuna 京都 二条城 好みのお茶のルームサービス

「Nazuna 京都 二条城」のユニークな特徴は、客室名に日本茶の名前がつけられていること。「焙じ茶」、「玄米茶」、「玉露」、「抹茶」と名付けられた客室は、インテリアもそれぞれのお茶のイメージカラーでまとめられています。

あなたが宿に着くと、まずウエルカム抹茶で歓迎。また、6種類の中から好きなお茶を、いつでもルームサービス可能。客室内の内風呂ではオリジナルの茶葉を浮かべた「お茶風呂」が楽しめ、まさにお茶尽くしの宿。京都の町を歩き回って汗をかいたら、ゆったりとお風呂に入りたいものです。各部屋には、24時間利用可能の素敵なお風呂が用意されていますよ。

「焙じ茶」の浴室

Nazuna 京都 二条城 焙じ茶

メゾネットタイプの「焙じ茶」の客室のお風呂は、檜(ヒノキ)の露天風呂。檜の香りにウットリしますね。

「玄米茶」の浴室

Nazuna 京都 二条城 玄米茶

「玄米茶」の客室のお風呂は、信楽焼の露天風呂。

「玉露」の浴室

Nazuna 京都 二条城 玉露

一番大きな「玉露」の客室のお風呂は、檜(ヒノキ)の半露天風呂。広いお風呂で手足を伸ばして、リラックス出来ますね。

「抹茶」の浴室

Nazuna 京都 二条城 抹茶

縁側のある「抹茶」の客室のお風呂は、露天風呂。坪庭を眺めながら、贅沢な時間。

いずれも、夏の朝風呂が似合います。いつもより少しゆっくり起きて、朝の光の中でのんびり入浴。これほど素敵なお風呂なら、最高に素敵な旅の思い出が出来そうです。

今回のたったひとつは、朝風呂と日本茶で寛ぐ京町家の宿「Nazuna 京都 二条城」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。

■もっと知りたくなったら
ONESTORY(ワンストーリー)
滞在することが旅の目的になる、ワンランク上の宿。[Nazuna 京都 二条城/京都府京都市]

Nazuna 京都 二条城
住所:京都市中京区薬屋町580 
電話:075-253-6877
Website:https://www.nazuna.co/ja/property/nazuna-kyoto-nijojo

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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