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メコン川クルーズが最高!パークウー洞窟半日ツアーを現地ルポ【ラオス・ルアンパバーン】

Posted by: あやみ
掲載日: Sep 6th, 2019.

ラオス・ルアンパバーンから日帰りで行ける観光スポットは「クアンシーの滝」と「パークウー洞窟」が有名です。そこで「パークウー洞窟」の半日ツアーに参加。メコン川クルーズをして、ウィスキーヴィレッジ、パークウー洞窟を巡ってきました。今回はそのツアー内容をご紹介。宿泊先で予約した25USドルの約4時間半のツアー(英語ツアー)を楽しんできました。

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ラオスの田舎を眺めながらメコン川クルーズ

9時30分ごろ、宿泊先に迎えにきたトゥクトゥクに乗り込み、ルアンパバーンの船着場に到着。そこから乗船し、メコン川クルーズがスタート。同じツアーに参加した人は、筆者も含め7名でした。時期にもよりますが、雨季は比較的観光客も少なく、船も広々と利用できました(船はツアーの貸切です)。

出航してしばらくすると、のどかなラオスの村々を望めます。

突如、現れた建設中の橋。2021年に開通予定の鉄道の橋だそう。この鉄道は中国から延伸します。鉄道が完成すると、ルアンパバーンを訪れる観光客が一気に増えそうですね。

もち米から作ったワインやウィスキーを購入できる「ウィスキーヴィレッジ」


ウィスキーヴィレッジから見たメコン川

クルーズがスタートしてから、40分ほどでしょうか。酒造の町「バーン・サンハイ」に到着。ここは「ウィスキーヴィレッジ」と呼ばれていて、ラオス名物のもち米(スティッキーライス)から作ったウィスキーやワインを製造・販売しています。試飲もできますよ。

こちらが売られていたお酒。ウィスキーやワインをはじめ、滋養強壮に効くというサソリやヘビが入ったお酒までありました。赤いワインは赤米から作られたのだそう。筆者は購入しませんでしたが、小瓶であれば1USドル〜で購入できるので、お土産として購入するのもいいかもしれませんね。


ツアーに組み込まれている町だけあり、道沿いはお土産屋だらけ。

ただ、この町には大きめのお寺があり、ここだけは静かに観光できました。


猫や犬もお寺の木陰でくつろいでいる様子。お土産やお酒に興味がない場合は、このお寺で時間を潰すのもありでしょう。小さな町なので、一周するのに10分もかかりません。筆者が参加したツアーでは30分の滞在でしたが、それでも長く感じました。

無数の仏像が安置されている、断崖絶壁にある「パークウー洞窟」

再び船に乗り込み「パークウー洞窟」へ。30分ほど経つと、右手前方に切り立った山が見えてきました。この左手に「パークウー洞窟」があります。洞窟への入場料は通常20,000キープ(260円)かかりますが、ツアー代金に入場料も含まれていました。

断崖絶壁にある「パークウー洞窟」に到着すると、急な階段をのぼり、まずは下にある洞窟の方へ。「パークウー洞窟」には2つの洞窟があるんです。

下の洞窟(タム・ティン)に入る手前では、子どもたちがカゴに入った小鳥を売りにきます。この小鳥を購入して、カゴから放すと、幸運が訪れるとか。ですが、一度、売り子を相手にしてしまうと、かなりしつこく小鳥を売ろうとしてくるので、適当にあしらった方がいいと思います(子どもたちは可愛いんのですがね・・・)。



下の洞窟には無数の仏像が安置されていて、なかなか見応えがあります。大きな仏像はありませんが、小さくて個性的な仏像がいっぱいです。

涅槃仏(ねはんぶつ)もありました。洞窟の中は、外よりも涼しいのですが、観光客でごった返しているため湿度は高め。立ち止まると、次々と汗が額から流れ落ちてきました。

続いて、長い階段をのぼること約10分で上の洞窟(タム・プン)に到着。洞窟内は真っ暗なので、スマホのライトで先を照らしながら、洞窟内を歩きました(懐中電灯の有料貸し出しもあり)。しかし、上の洞窟は下の洞窟と比べるとシンプル。安置されている仏像の数も少なく、下の洞窟よりも広くて涼しかったです。

上の洞窟内は撮影禁止のため、入り口の仏像のみ撮影。

メコン川を吹き抜ける風に当たりながら「クルーズランチ」

ルアンパバーンへ向かう帰路は、クルーズランチを味わえます(おそらくほとんどのツアーがランチ付きです)。「パークウー洞窟」へ向かうツアー用の船の中にはキッチンがあるんです。そのため、作りたての料理を味わうことができます。別料金となりますが、その場でお金を支払えば、冷たい飲み物も購入できますよ。船の中にはトイレもあるので、ご安心ください。

こちらはランチの一部「豚肉のソーセージと川海苔」です。この他にも、ジンジャースープ、野菜炒め、ラープ、もち米、フルーツなどがサーブされました。料理全体の味はまずまずといったところ。しかし、メコン川をクルーズしながら、ランチを食べるというスペシャル感は思う存分、堪能できました。

船がルアンパバーの船着場に到着する頃には、怪しい雲行きに・・・。案の定、この後、30分ほどしてからスコールがやってきました。

パークウー洞窟の半日ツアーに参加してみて、個人的に一番素晴らしい、と思ったのは「メコン川クルーズ」です。B級観光スポット感が漂う「パークウー洞窟」や「ウィスキーヴィレッジ」も悪くはないのですが、メコン川から眺める、ラオスの村々が素朴で趣があり、一番印象に残りました。

「パークウー洞窟」の半日ツアーに持っていくと役立つ物

最後に雨季の「パークウー洞窟」半日ツアーに持っていくと役立つ物と、メコン川クルーズの一部を動画でご紹介します。

【持っていくと役立つ物】
・汗拭きシート
・タオル地のハンカチ(大きめのものがベスト)
・船の中で飲み物を購入したいのなら、細かいラオスのお金(キープ)
・サングラスもしくはツバのある帽子
・歩きやすい靴(スニーカーや足をしっかり固定できるスポーツサンダル)

[All photos by あやみ]

あやみ

Ayami ライター
フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。


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