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食事を味わいながら旅ができる!斬新で美味しいマニラのレストラン「Gallery By Chele」【フィリピン】

Posted by: あやみ
掲載日: Dec 27th, 2019.

食事を味わいながら旅ができるレストランがあったら、行ってみたいと思いませんか? マニラのフォート・ボニファシオ・グローバル・シティにあるレストラン「Gallery By Chele」は、スペイン人シェフが経営する、ちょっと変わったお店。他には類を見ない斬新な料理を味わいながら、プチ旅ができるんです。今回は、そんな「Gallery By Chele」の魅力と料理をたっぷりとご紹介しましょう。

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カウンター席で前菜を味わう

「Gallery By Chele」に入店すると、まずカウンター席に通され、飲み物をオーダーしました。

クラフトビール「Monkey Eagle Brewery」を注文。爽やかな喉ごしで、コクがあり、フルーティーで飲みやすいビールです。

最初に登場したのは、ラプラプという魚をパクチーで和え、赤米のクラッカーにのせたものです。見た目から味の想像が全くつきませんでしたが、いただいてみたところ、クラッカーのサクッとした食感とラプラプのまろやかな味わいが見事にマッチし、一口で完食。パクチーのほのかな香りもアクセントになっています。

こちらはケピアというギリシャヨーグルトに似たものに、フィリピンのジャム「ビグナイ」を入れた一品。甘酸っぱくデザート感覚で食べることができます。

続いて、ナスのオムレツたこ焼き風が登場。見た目もパッケージもたこ焼きそのもので、味もたこ焼きに近かったのですが、イカの墨で色付けされており、中にはグリーンマンゴーとフィリピンの発酵酢が入っていて、やや酸っぱいです。

レストランのテラスにある「アーバンガーデン」を見学

前菜を一通り味わったところで、レストランの広いテラスにある「アーバンガーデン」に移動。ここではフィリピンのハーブや野菜を育てているそう。まだ始めて2か月目なのだとか(2019年12月現在)。「これから植物の種類をどんどん増やしていきたい」とスペイン人シェフのJosé Luis ‘Chele’ Gonzálezさん。このテラスで育った植物は、レストランの料理にも使われています。

ラボを訪れ、新作料理を試食

自家製植物の話を聞いた後は、レストラン横にあるラボへ移動。

ラボの中はちょっとしたレストラン風になっています。こちらでは新作料理を試食できるんです。この時点で場所を2回移動していますので、だんだん「フィリピンの食を巡る旅」をしている気分になってきました。

こちらはトマト餅。魚の燻製の風味や旨味を練り込んだ餅の中に、水牛のチーズが入っています。モチモチとした食感でトマトと魚の風味が口内でジュワと広がり、激ウマでした。生臭さは一切ありません。

バナナとトンカ豆のコンブチャも試飲。サッパリとしたヘルシーな味わい。バナナの自然な甘さも程よいです。

レストラン奥の席に移動して、コース料理の続きを味わう

新作を味わった後、再びレストランに移動し、今度はレストラン奥にあるテーブル席に着席。先ほどのカウンター席とは異なり、ダウンライトでムーディーな雰囲気。壁にはユニークな絵などが飾られています。

袋に入ったこちらは「チチャロン」。豚の皮を揚げたもので、お好みでホームメイドのさまざまなビネガーをつけていただきます。

ビネガーはパイナップルやココナッツなど、フィリピンの名産物を使ったもので、いろいろな味を楽しめました。

続いてこちらは「帆立のカシューミルク和え」。マイルドな味わいで、帆立の甘みたっぷりの一品です。

人気のチキングリル(チキンイナサル)をタコでアレンジ。ソースにはチキンのマリネ液とパパイヤ、アナトオイルが入っています。タコの上には、パリパリの鶏皮が添えられています。チキンの旨味がタコにしみ込み、甘しょっぱくて絶品でした。

この料理には物語があり、それがペーパークロスにイラストで描かれています。なんでも鶏に憧れを抱いていたタコが、鶏のように「チキンイナサル」ならぬ「タコイナサル」になってみた、というストーリーだそうで、ブラックユーモア溢れる内容でした。また、このストーリーには、フィリピン人になりたいスペイン人シェフの想いも込められているそうです。

自家製のパルメザンチーズとマグロの卵を摺り下ろし、トマトパウダーをかけた料理。サクサク食感で酸味があり美味しいのですが、これまで食べたどの料理にも該当しない斬新な味わいです。

マグロの上にフィリピンのハーブやカシューナッツのビネガー漬けをトッピングした一品。フィリピンの酸っぱいスープ「シニガンスープ」の味を違う素材を使って表現したものだそう。食感は異なりますが、確かにシニガンスープの味がしました。マグロの旨味が口いっぱいに広がりますが、後味は酸っぱいです。

こちらはアワビのソテー。カシューナッツとガーリックのムース、パクチーがのっています。プリプリの新鮮なアワビにカシューナッツとガーリックの香りが混ざり合い、時折パクチーの香りもふんわりと漂う、美味ではありますが、形容し難い不思議な味わい。

メインは和牛を使ったフィリピン風のビフテキ。ジューシーで肉汁溢れる満足度の高い料理です。

こちらは2種類あるメインのもうひとつ。揚げネギがのっていてソースに醤油が使われているので、より日本で食べるステーキに近い味です。お好みで黒ニンニクのペーストをつけていただきます。

※メインは2種類から1つ選択できました。

デザートは、パンダンリーフというハーブを使ったアイス。ナタデココとココナッツのジャムが敷かれていて、上にはココナッツチップスが散らされています。ココナッツの香り漂うサッパリとした甘さのデザートです。

2品目のデザートはビビンカと日本のチーズケーキのフュージョンケーキ。ビビンカとは、米粉、ココナッツなどで作るフィリピンのケーキのこと。そこに日本のチーズケーキのまったり感が加わり、まろかやかな味わいで、とても美味しかったです。

今回、筆者は「5コース」というコース料理をいただきましたが、金額は2,600ペソ=約5,200円(ドリンク代は除く)です。フィリピンの食材をふんだんに使った料理を、お腹いっぱい食べて、この金額とは、お得感がありますよね。しかも、どの料理もこれまで食べたことがない味で、料理の見た目と実際の味にもギャップがあり、美味しくて面白いです。

こだわりの料理の数々

スペイン人シェフのJosé Luis ‘Chele’ Gonzálezさんは、かつて有名店でシェフをしていたそうです。しかし、フィリピンに惚れ込み、移住。現在も時間を作っては、アジアやフィリピン国内を旅して、少数民族と触れ合うなど、フィリピンを中心としたアジアの文化やローカル食材を探究しているのだとか。その研究熱心さがすべて料理に反映されていると感じました。

「Gallery By Chele」で食事を味わうと、フィリピン中の美味しい食材を味わえ、まるでフィリピン全国を旅しているような気分になります。

マニラを旅行する際は、ユニークなレストラン「Gallery By Chele」を訪れ、フィリピンの食を巡る旅に出てみませんか? エキサイティングな体験ができるはずですよ。

Gallery By Chele
住所:5/F Clipp Center, 11th Avenue corner, 39th St, Taguig, Metro Manila, Philippines
電話番号:+63 917 546 1673
営業時間:18:00〜24:00
定休日:日曜日
HP:https://gallerybychele.com/

[All photos by あやみ]

あやみ

Ayami ライター
都内在住のフリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。


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