台北から一時間ほどの温泉観光地「礁溪」に宿泊!
台北からバスで一時間ほどでアクセスできる温泉観光地「礁溪(ジャオシー)」には、温泉付き客室のついたホテルがたくさんあります。客室に温泉が付いていながらも、宿泊料金は台北市内に泊まるのとほとんど変わらないか、台北より安く宿泊できることも多いです。
礁溪駅近くの温泉ホテル「青池人文温泉旅店 (Aoike Hot Spring Hotel)」
筆者は今回費用を抑えて宿泊したかったため、ホテル予約サイトから「青池人文温泉旅店 (Aoike Hot Spring Hotel)」というホテルを選び、一泊3,800円程で予約しました。12月の日曜日から月曜日の一泊でこの価格です。備考欄で、要望が通るかは確実ではないということでしたが、ダブルかツインかの希望を出すことができました。
台湾のホテルは基本的に、1人当たりではなく1部屋当たりで金額が決まっています。2人で4,000円以内という破格の値段は宿泊するまでちょっと不安ではありましたが、よい意味で不安を裏切られましたよ。
温泉付き客室がこんなに安くていいの?
こちらはホテルのロビーの様子です。バーにでも置いてありそうなテーブルゲームは、夜に通った時に台湾人の家族が楽しそうに遊んでいました。
チェックインを済ませて鍵を受け取り、さっそく部屋へ。廊下は普通のビジネスホテルのような感じです。
部屋に入ってびっくり、たまたま空いていたからなのか、部屋がグレードアップされていました。大きなダブルベッドが二つ置かれています。安かったし、もしかしたらダブルベッドに2人で寝ることになるかもなぁと思っていたので、これはうれしい驚きでした。ちょっとベッドが柔らかいけど、寝心地はバッチリ。
無料のお水やインスタントのお茶やコーヒー、スリッパなどのグッズは一通り揃っています。
テレビも液晶でした。部屋の清潔さは、古いけどまぁまぁ掃除されているかな?という程度です。
肌がすべすべに!温泉入り放題がうれしい
なんといっても、部屋で温泉が入り放題というのがうれしいです。注意書きにも書いてあるのですが、ここのお風呂は蛇口をひねってもしばらくは冷たい水かぬるいお湯しか出てきません。10分以上出しっ放しにしてはじめて熱いお湯が出てきました。熱いお湯が出たのを確認してからお湯を溜めるとよいですよ。
温泉は鉄のようなにおいをすごく感じます。しばらく入っていると、あたたかくて疲れが一気に取れていく感じがします。台湾では普段シャワーばかりなので、久しぶりの温泉はほんとうに気持ちよく感じました。
そして何よりうれしかったのは、入った後に肌がしっとりすべすべになったこと!いつもの自分の肌と比べて明らかに調子がよいのです。「もうこのお湯を家に持って帰りたい!」と思うくらい、礁溪温泉のお湯が気に入ってしまいました。
朝食内容はランダム?
朝食の内容は次の日の朝になってはじめて決まるようです。口コミを見る限り、近くのホテルでの朝食ビュッフェか、永和豆漿かモスバーガーになることが多いよう。今回筆者たちは鴻月莊というホテルの朝食ビュッフェでした。
朝食会場のホテルまでは徒歩で2分ほど。朝食券をフロントの方に渡し、中へ入ります。
パッと見た感じ、悪くない内容だなと思いました。卵や野菜、炒麺にマントウなど、簡単な朝食にはじゅうぶんです。
率直な味の感想は、ザ・台湾な味。特に炒麺は台湾独自の調味料が使われているのを感じます。でも、卵や野菜などをバランスよく食べられるのはうれしいです。台湾ならではの家庭料理を味わってみたいという方には、ぴったりな朝ごはんだと思います。
今回「青池人文温泉旅店 」に泊まってみて、温泉付き客室が朝食付きで3,800円はコスパが高いと感じました。部屋は日本の清潔基準で考えるとちょっと不満がでるかと思いますが、とりあえず値段重視で寝られれば良いという方にとっては満足度が高いと思います。
でもやっぱりきれいな部屋に泊まりたいという方は、礁溪エリアでホテルランクを少し上げて検索してみると良いですよ。筆者が検索した限りでは、平日であれば2人で10,000円くらいの予算があれば結構きれいな部屋温泉付きホテルを予約できそうでした。台湾旅行でのホテル選びの際は、礁溪エリアのホテルも候補に入れてみてくださいね。
青池人文温泉旅店 (Aoike Hot Spring Hotel)
住所:宜蘭縣礁溪鄉中山路二段185號
[All photos by Yui Imai]
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Yui Imai ライター
語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。
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