宜蘭エリアで大人気のお土産店「奕順軒」
礁溪温泉や宜蘭エリアを楽しんだ後は、この土地ならではの名物グルメをお土産に買っていきたいですよね。宜蘭県でお土産店といえば「奕順軒(イーシュンシュエン)」は大定番のようで、お店はお客さんでごった返しています。こちらは礁溪店の様子ですが、宜蘭駅近くや羅東駅近くにも店舗があり、そちらもいつも大混雑のようです。
筆者は平日月曜日の午後に訪れたのですが、平日とは思えないほど人であふれていました。人をかき分けつつ、おいしそうなお土産を探してみます。
試食がたくさん!台湾菓子がずらり
店内では種類豊富なお菓子やケーキ、パンなどが販売されています。人気のお土産の前には店員さんが立っていて、試食を配っています。おそらく試食をいただけることも大混雑の理由の一つなのでしょう。筆者もケーキや焼き菓子などをいくつかいただきましたが、どれもおいしかったです。
人氣王と書かれたチェダーチーズのケーキが気になる!
なんとか人混みをかき分けつつ目に留まったのが、こちら「切達乳酪狀元餅」というチェダーチーズのケーキです。「人氣王」と書かれているのが気になります。生クリームを使ったケーキなどは賞味期限が短いのでお土産には購入しにくいですが、こちらは焼き菓子なので賞味期限が2週間ほど。
160元(約580円)という値段もお手頃だったので、今回はこちらをお土産に購入してみました。鮮やかなピンク色の紙袋に入れて渡してくれます。
切達乳酪狀元餅(チェダーチーズケーキ)のお味は?
では、さっそくこのお菓子の実食ルポをお届けします。
箱を開けると、大きな丸いケーキが顔を出します。ちなみに冷蔵庫で冷やしていただくとよりおいしいとのことですよ。
焼き色がとってもきれいです。
カットしてみると、ケーキがいくつかの層に分かれているのがわかります。上と下がクッキー生地でその次にチェダーチーズというのは見てわかるのですが、真ん中はなんでしょう?
と思いながら一口食べてみると、お餅でした!クッキー生地の甘くてしっとりとした食感、チェダーチーズの濃厚な味わい、もちもちのお餅のハーモニーはクセになりそうなおいしさです。味はしっかり目なので、6分の1くらいにカットするのが飽きずに食べきりやすい大きさかな、と思いました。コーヒーとの相性がよく、一緒にいただくとよりおいしく感じました。
台湾土産というとパイナップルケーキが思い浮かぶかもしれませんが、宜蘭エリアならではのこのケーキは、一風変わったお土産としておすすめです。お店には他にもおいしいお菓子がたくさんあるので、お気に入りの味を探してみてくださいね。
[All photos by Yui Imai]
Do not use images without permission.