
相倉合掌造り集落 写真提供:(一社)南砺市観光協会
兄に追われた義経も見た景色 雨晴海岸<富山県高岡市>

(C)Sean Pavone / Shutterstock.com
日本海岸線を走るJR氷見線は、冬がよく似合います。女岩が浮かぶ雨晴海岸(あまはらしかいがん)の美しさは、万葉集にも詠われたほど。雨晴海岸の名前は義経伝説に由来し、兄の頼朝に追われ、源義経と弁慶が山伏姿に身をかわして奥州へ落ち延びる途中にわか雨に遭い、弁慶が持ち上げた岩(義経岩)で雨宿りをして晴れるのを待ったと言われます。日本海越しには、標高3000メートル級の立山連峰も望める絶景。
人が住まう世界文化遺産 相倉合掌造り集落<富山県南砺市>

写真提供:(一社)南砺市観光協会

写真提供:(一社)南砺市観光協会
平家の落人たちが住み着いたとされる、越中五箇山にある「相倉合掌造り集落」。白川郷に比べてこじんまりとしており、素朴さが失われていません。両手を合わせて合掌する形から命名された「合掌造り」を、この地方では「ナムアミダブツ建て」と呼ぶそうで、命名から熱心な真宗信仰地帯であることが伺えます。集落内では今なお住民が生活を営んでおり、世界的にも珍しい「人が住まう世界遺産」です。
音もなく雪景色をすすんでいく 庄川遊覧船<富山県砺波市>

写真提供:公益社団法人とやま観光推進機構
雪景色の時期が、一番人気の「庄川遊覧船」。庄川を下る庄川峡遊覧船のコースは2コースあり、遊覧船でしか交通手段がない大牧温泉コース(宿泊者のみ下船可能)と長崎橋周遊コース。川辺の脇に立つ、モノトーン山々の景色に、赤い橋(利賀大橋)が印象的。
寒いから創り出される日本の冬絶景。今の時期にしか見られないものですから、温かい格好で防寒して、ぜひ訪れたいものです。
注意:記事掲載の情報は、2019年12月現在のものになりますので、詳細につきましては、公式サイトで確認または開催団体へ直接お問い合わせください。

sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファー同居人氏とNY在住。
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【全国紅葉の絶景】トロッコ電車で揺られて行く、富山県の紅葉人気スポット
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こうも暑いと、涼しい場所にエスケープしたくなりますよね。そんな時には、富山県の黒部峡谷トロッコ電車の絶景へ旅立ちませんか?今回は、特にオススメしたい5スポット「猿のつり橋(宇奈月駅〜黒薙駅)」「後曳橋(黒薙周辺)」「黒薙温泉 天女の湯(黒薙周辺)」「鐘釣橋(鐘釣周辺)」「猿飛峡(欅平周辺)」をご紹介します。
涼を求めて・・・立山黒部アルペンルート「黒部ダム」で観光放水スタート!
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