地元の中国人客に熱く支持されているNYマンハッタン・チャイナタウンの飲茶店【ニューヨーク】

Posted by: Kasumi Abe

掲載日: Jan 29th, 2020

春節ですね〜。ということで、NYマンハッタンのチャイナタウンにある飲茶店を紹介します。「Hop Shing Restaurant(合誠茶樓)」は、いつも地元の人で活気があります。できたての点心のほか、味わいのある中華料理も好評です。野菜不足になりがちな旅行中は、一度は訪れて欲しいお店です。

(c) Kasumi Abe
カリッと揚がった春巻き。(c) Kasumi Abe

広東スタイルの飲茶と中華


(c) Kasumi Abe

ニューヨークを旅すると、滞在期間が長くなればなるほど毎日ハンバーガーやピザ、ステーキなどでは飽きてしまいますよね。そこでおすすめなのは、チャイナタウンの中華料理です。

ニューヨークには、マンハッタン、クイーンズ、ブルックリンにそれぞれ大きなチャイナタウンが1つずつあります。それぞれ華僑たちが故郷の味を再現しているので、どこも本場の味で美味しいです。

今回紹介するのはマンハッタンのチャイナタウンにある人気飲茶店「Hop Shing Restaurant(合誠茶樓)」です。大通りのバワリー通りを南に下ったところにあり、いつも中国人客でいっぱいでとても活気があります。

人気すぎて、週末のランチやディナー時は、店内で待ち客の列ができたり、ほかの客と円卓で相席になることもしばしば。(待っている間、地元客の中にはアグレッシブに横入りしてくるツワモノもいるので、その場合は「次は自分です」と優しくともしっかりと主張しましょう!)

飲茶(点心、ディムサム)はどれも2ドル弱で大変リーズナブルです。またお店の人曰くここの料理は「広東スタイル」らしく、一皿料理もどれも味わい深くて美味しいのです。お腹いっぱい食べても、トータルでチップ込み20ドル弱とお財布に優しいのがいいですね。

できたての点心がカートで運ばれる

ジュ〜シ〜なシュウマイ(c) Kasumi Abe

なんでも美味しいですが、特にオススメはシュウマイ、揚げた春巻き、おこわ、おかゆ、豚の肉まんなど。中には隠れメニューもあって、地元の常連客が食べていたりもするので、相席になったら会話がてらメニュー名を聞いてみるとよいでしょう。

メニューは中国語と英語で書かれています。メニューから選んでもよいですが、写真などがないので、どれをオーダーしていいか迷ったら、テーブルに回ってくるカートからオーダーしましょう。サーバーができたてのアツアツ点心を、カートに山ほど載せてやって来ます。気に入ったものを「This one, please!」などと言って、いただきましょう。


(c) Kasumi Abe

注意点としては、この店のお手洗いはあまりキレイとは言えないので、お店に行く前に済ませておくか、食事の後に別のところで入るといいかもしれません。またクレジットカードは受け付けないので、現金を用意しましょう。

最後に。ニューヨークの中華料理レストランのお店選びで失敗しない注意点を旅のチップとしてお伝えしますね。「地元の中国客が多い店」、そして「アメリカ人などの観光客が多くない店」が1つの基準です。店頭で確認してお店に入るとだいたいハズレはないと思います。エンジョイ!


味わい深いおかゆ(c) Kasumi Abe

Hop Shing Restaurant(合誠茶樓)
住所:9 Chatham Square, New York, NY 10038
電話:+1 (212) 267-0220
営業時間や休日は季節によって変わりやすいので、ウェブサイトで確認のこと。
HP: http://www.hopshing-nyc.com/#hours

[All photos by Kasumi Abe]
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PROFILE

Kasumi Abe

a.kasumi ライター・編集者

雑誌、ウェブ、ラジオを通して、グルメから社会問題まで、幅広くアメリカ&NY情報を発信中。著書に『NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ』がある。日本の出版社勤務を経て、NYに移住したのは2002年のこと。アメリカ(出版社時代)でも街ネタ取材でNY中を駆け回った後、14年に独立。物書きとしては、今では信じられないがメジャーミュージシャンのインタビュー含む音楽評論が原点。

雑誌、ウェブ、ラジオを通して、グルメから社会問題まで、幅広くアメリカ&NY情報を発信中。著書に『NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ』がある。日本の出版社勤務を経て、NYに移住したのは2002年のこと。アメリカ(出版社時代)でも街ネタ取材でNY中を駆け回った後、14年に独立。物書きとしては、今では信じられないがメジャーミュージシャンのインタビュー含む音楽評論が原点。

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