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偶然発見された1本の苗が今では圧倒的な並木に
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ソメイヨシノより一足早く咲く「河津桜」の発祥の地として知られる、伊豆半島南部の河津町。1955年頃にこの地で、ある桜の苗が偶然発見されたことが始まりと言われています。偶然見つけたその桜の苗を植えたところ、11年後の1966年に淡紅食の花が開花し、1月下旬から約1か月咲き続けたのだそう。この珍しい早咲きの桜1本が増殖されていき、現在の規模にまで広がりました。専門家によって調査された結果、1974年に原木のある河津町の名をとり「カワヅザクラ」と命名。早咲きのオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されているそうです。
発祥の地ならではの盛り上がり「河津桜まつり」
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河津駅近くを流れる川沿いには、河津桜の並木が上流まで点在しています。河津駅近くの「館橋周辺」や、メイン会場となる「笹原周辺」、河津桜発祥の原木付近の「峯温泉地区」、さらに上流の「沢田地区」など、川沿いだけでも見どころがたくさん。豪快に咲き誇る河津桜を存分に堪能できますよ。
夜は豪快なライトアップ
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2022年2月21日(月)~28日(月)の期間は、18:00から21:00にかけて毎日ライトアップが行われます。河津駅前の館橋より下流の川沿いや、峰温泉豊泉橋(ほうせんばし)から踊り子温泉会館裏など、各所で夜桜が楽しめますよ。
出店やデジタルスタンプラリーも
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河津桜まつりでのもう一つの楽しみは、実行委員会賛助会による出店コーナー。約80軒の店が出店するそうです。
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また、10カ所のチェックポイントを巡ってポイントを集めると、抽選で地場産品などの商品が当たるデジタルスタンプラリーも実施されます(スマートフォンのみ参加可能)。
近くの稲取温泉では、インスタ映えのお祭りも
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河津町の北側、伊豆半島の海岸沿いにある稲取温泉では、同地に残る伝統文化「雛のつるし飾りまつり」が開催されています。雛壇の両脇に手作りの人形をつるすというお祭りで、女の子の健やかな成長を願いながら人形に思いを込めてお祝いをする、ひな祭りの一環の行事なのだそう。
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この「雛の吊るし飾り」発祥の地としても知られている稲取温泉では、5カ所の会場で数々のカラフルな雛が吊るされている様子を見ることができます。
期間: 2022年1月20日(木)~3月31日(木)
[会場]
・文化公園雛の館(500円)
・むかい庵(500円)
・なぶらとと(100円)
・ふたつぼり(無料)
・八幡神社(無料)
開館(全会場共通): 9:00~17:00(16:30最終受付)
稲取温泉旅館協同組合公式サイト: https://inatorionsen.or.jp/
2月に楽しめる、伊豆でのイベントをご紹介しました。少しずつ春を感じられるような行事に足を運んでみてはいかがでしょう。
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※2022年2月2日、TABIZINE編集部により情報を更新しました