(写真提供:大河原町役場)
「一目千本桜」の背景に蔵王連峰という絶景
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宮城県の南部を流れる阿武隈川の支流「白石川」沿い、船岡城址公園近くにある堤防の両岸には、約1,200本の桜並木が下流の柴田町まで約8キロメートルに渡って続きます。桜越しに蔵王連峰を見渡す、ダイナミックでフォトジェニックな光景が広がります。
大正時代から続く桜並木
(写真提供:大河原町役場)
地元の大河原町出身の実業家、高山開治郎氏が大正12年に約1,000本の桜の木を植樹した、というのがこの桜並木の始まりなのだそうです。時が過ぎ、現在では多くの桜が樹齢90年を超えるという歴史ある桜の名所として、広く知られるようになりました。
今年の桜まつりや夜桜ライトアップについて
白石川提の一目千本桜付近では、毎年「おおがわら桜まつり」が実施されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年の開催は中止となりました。桜まつりの中止に伴い、屋形船の運行や夜桜のライトアップ、出店なども全て中止となるそうです。
所在地:宮城県柴田郡大河原町
電話:0224-53-2659 (大河原町 商工観光課)
公式サイト:https://www.town.ogawara.miyagi.jp/2820.htm
2020年開花状況の見込みは?
「一目千本桜」の桜の見頃時期の目安は例年4月上~中旬頃ですが、日本気象株式会社の情報によると、東北地方の開花時期は平年よりかなり早い見込みと予想されています。
最新情報は下記のサイトをご確認ください。
日本気象株式会社: 2020年桜の開花・満開予想
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