熱海で新オープンの注目グルメ!海鮮丼もキッシュもテイクアウトOK

Posted by: 石黒アツシ

掲載日: Jun 8th, 2020

静岡県熱海市は今も昔も温泉はもちろん、海の幸、山の幸のグルメもいろいろある人気の観光地です。最近オープンした、期待のグルメスポットをご紹介します。

海鮮丼

人気店の新業態!魚のどんぶり専門店がオープン

海鮮丼

熱海と言えば新鮮な海の幸。昨年8月にオープンした海鮮エンターテイメント食堂「熱海銀座おさかな食堂」は、地元の海の幸を楽しめる食堂として、そして夜になれば「おさかな居酒屋」として行列もできる人気店。今回、その新業態としてオープンしたのは、どんぶりの専門店「熱海駅前・おさかな丼屋」です。

熱海駅から徒歩2分!アクセスは簡単です

熱海駅のロータリーから「平和通り名店街」に入ります。干物店やお土産屋が並ぶ、いかにも熱海といった通りを進みます。

熱海駅前・おさかな丼屋

通りの右手に「熱海駅前・おさかな丼屋」がありました。白木の入り口が、いかにも「おさかな」といったイメージです。

熱海駅前・おさかな丼屋

店頭の冷蔵ケースには、さまざまな海鮮の丼が並んでいます。店内にはイートインのテーブルもありますが、当面はテイクアウトのみで、6月1日にオープンしました。

手軽でおいしく、ビジュアルにもインパクトあり!

熱海駅前・おさかな丼屋

こちらは「海鮮てっぺん丼」(1,780円・税抜)。まぐろやカンパチ、イクラなどの魚介類が、山のように盛られた大迫力の海鮮丼です。

テイクアウトは、こんなピンクのプラスティックバッグに入れてくれます。左が海鮮丼、右は「〆の魚出汁」(150円・税抜)で、海鮮丼を食べすすめてから、出汁茶漬けにして味変を楽しめます。遠方まで持ち帰るなら、保冷バッグ(150円・税抜)の用意もあります。

熱海駅前・おさかな丼屋

サバ好きにはたまらないのが、この「網代サバ丼」(1,180円・税抜)。サバは近郊の網代で養殖されたもの。脂がのっていて食べ応えがあります。左側が焼き目が香ばしい炙り、右が生きがよくてぷりぷりの刺身です。

熱海駅前・おさかな丼屋

こちらは「熱海サーモンといくら丼」(1,180円・税抜)。鮮やかなオレンジ色が美しい熱海サーモンは、熱海で養殖されている熱海サクラマスです。淡水で育つこともあってか、脂ののり具合もちょうどよく、ご飯に合います。

熱海駅前・おさかな丼屋

現在は全部で15種類の海鮮丼や棒寿司があります。ちなみに、「熱海銀座おさかな食堂」にはない、「熱海駅前・おさかな丼屋」だけの丼が2種類あるそうです。

• 桜えびとしらすまぐろ丼(1,180円・税抜)
相模湾名産の桜えびとしらすにまぐろをプラスした丼。
• うにカニいくら箱(3,480円・税抜)
うに・カニ・いくら、海鮮3大グルメが四角い箱に盛られた贅沢な丼。

ほかに、あら汁や熱海プリンなどのデザート、各種ドリンクもあります。

熱海駅前・おさかな丼屋
所在地 :静岡県熱海市田原本町3-7
アクセス:JR熱海駅徒歩 2分
TEL: 0557-81-3339
営業時間:10:00〜18:00(L.O.17:00)
HP:https://www.osakanadon-atami.com/

食べ歩きもできるキッシュのお店がリノベ物件でオープン

ナギサートカフェ

海辺を散歩しながらレトロな街並みへ

あの「お宮の松」でも有名な熱海サンビーチから南へ歩いた海沿いの渚町というあたりは、レトロな街並みがなんとなく懐かしいエリア。その路地裏に、青いドアと窓枠が印象的なカフェがあります。5月1日にオープンした、スープとキッシュの「ナギサートカフェ」です。

青いドアがカフェへの入り口。レンガの装飾が施された白い壁も趣を感じます。

ナギサートカフェ

一方、窓から覗いてみると雰囲気のいいキッチンスペースがありました。

ナギサートカフェ

中に入ると、左手の窓際にはソファがあり、写真の手前右側には注文するカウンターがあります。

ナギサートカフェ

奥にはテーブルやカウンター。どのファニチャーもほどよくヴィンテージ感があって、落ち着ける空間です。

実はこの建物、もともとは2軒のスナックだったそうで、その後シェアハウスになり、今はカフェに。スナック時代の面影もあちこちにあって、厚みのある壁紙だったり、もとカウンター内だったところが一段低くなっていたりと、面白い発見があります。

ナギサートカフェ
(c)ナギサートカフェ

キッシュは、たまごとベーコンのキッシュ・ロレーヌ、サーモンエピナ(サーモンとほうれん草)、アンチョビポテト、ラタトゥイユ、ボロネーゼの5種類(各360円・税抜)。それに、デザートキッシュも、キャラメルノワ(キャラメルとクルミ)(400円・税抜)、フォンダンショコラ(チョコレート)、フロマージュ(クリームチーズ)、バナーヌ(バナナ)(各480円・税抜)の合わせて4種類。

どれも手のひらサイズ。お店の方に聞いてみると、「キッシュも食べ歩きをしてほしいのですが、普通のカットしたものだと難しいので、この形にしました」とのことでした。

キッシュとスープのコンビネーションがうれしい

ナギサートカフェ
(c)ナギサートカフェ

スープはクラムチャウダー(600円・税抜)、本日の温製スープ、本日の冷製スープ(各450円・税抜)の3つ。取材に伺った日は、温製はミネストローネ、冷製はかぼちゃでした。

6月4日まではテイクアウトでの販売でしたが、いよいよ6月5日からはカフェスペースもオープンして、本格営業になりました。本文中の価格はテイクアウトのものです。イートインについては価格が異なるとのことでした。

ナギサートカフェ
住所:静岡県熱海市渚町15-11
電話:0557-55-9321
営業時間:10:30〜18:00(L.O.17:30)
定休日:火曜日、第1、第3水曜日
HP:https://www.facebook.com/nagisArtcafe/

[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed]

PROFILE

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

SHARE

  • Facebook