道後温泉 玉の石
大山祇神社(今治市)
しまなみ海道 村上海賊も武運祈願した神社
総門
天照大神(あまてらすおおみかみ)の兄神、大山祇神(おおやまづみのかみ)をご祭神に祀り、全国の山祇神社、三島神社の総本社である「大山祇(おおやまづみ)神社」。しまなみ海道の代表的な島・大三島(おおみしま)に鎮座し、山神、海神、渡航神であり、水軍の守護神としても厚く信仰されています。大山祇神社が鎮座することから、昔は神の島と呼ばれていました。
拝殿
歴代の戦国武将や村上海賊が武運を祈願しに訪れ、初代内閣総理大臣の伊藤博文などの著名人も信仰、国の重要文化財に指定されています。
樹齢2600年の大楠
樹齢2600年といわれる大楠は、大山積大神の子孫小千命(おちのみこ)が手植えされた御神木といわれ、大山祇神社の楠群は、日本最古の原始林社叢の楠群として国の天然記念物に指定。境内には、初代総理大臣伊藤博文が参拝した際に記念植樹した楠の木もあり、歴史が息づいた場所です。
★開運ポイント<御神木>
御神木の樹齢2600年の大楠は、神聖なる佇まいで鎮座しており、パワースポットとしても有名です。
道後温泉 玉の石(松山市)
病気平癒の石
兵庫の有馬温泉、和歌山の白浜温泉と並ぶ日本三古湯のひとつ、3000年の歴史を誇る「道後温泉」。夏目漱石の「坊ちゃん」にも登場する有名な温泉です。 アルカリ性単純泉の湯質は、刺激が少なく、優しいなめらかな「美人の湯」。無加温・無加水の源泉かけ流しなので、安心して入浴できますね。
写真提供:道後温泉
道後温泉本館北側には、「玉の石」と呼ばれる丸い岩が奉納されており、この石には伝説があります。
「神代の時代、この国を作るために大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)が旅をしていました。 ちょうど伊予の国(愛媛)に差し掛かったとき、少彦名命が病気になってしまい、 大国主命は少彦名命をこの地に沸く温泉につけました。 するとあっという間に少彦名命は元気になり、石の上で踊りだしました。」
少彦名命が躍ったとされる石こそが、この「玉の石」なのです。
★開運ポイント<病気平癒>
道後温泉のお湯を、玉の石にかけてお祈りすると願いが叶うとされています。 病気平癒に御利益があるそうなので、道後温泉を訪れた際には、ぜひお参りしたいものです。
住所:愛媛県松山市道後湯之町5
電話: 089-921-5141
https://dogo.jp
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/smph/kanko/kankoguide/kankomeisho/dogoonsen/rekishi/tamanoishi.html
伊豫豆比古命神社(松山市)
愛媛県名に由来する女神様がご祭神
御鎮座2300年以上、地元では「椿神社」や「椿さん」と親しまれる「伊豫豆比古命(いよずひこのみこと)神社」 。「椿神社」とは、津(海の意)の脇の神社、すなわち「つわき神社」が「つばき神社」と訛ったからとも、境内一帯に椿が自生しているからともいわれています。
ご祭神の「愛比売命(えひめのみこと)」は、愛媛の県名に由来する女神様。道府県名に御神名を使用しているのは、全国で愛媛県が唯一とか。愛媛県全体が、パワースポットなのですね。
写真提供:(一社)愛媛県観光物産協会
社殿内庭神苑にある「潮鳴石(しおなるのいし)」は、この石を打ち、耳を当てると潮騒が聞こえると言い伝えられる不思議な石です。数十年前には、これにお米を供える人がいて、この供米を歯の痛む時に噛むと痛みが止まるといわれていたとか。潮鳴石は、古代祭祀の祭壇として使われたものではないかと考えられており、古代のミステリーが感じられます。
★開運ポイント<縁起開運・商売繁昌>
伊豫豆比古命神社のご利益は、縁起開運・商売繁昌といわれています。また境内には、必勝祈願・合格祈願・学業成就の神「勝軍八幡神社」、安産・母乳・こどもの健康・水徳の神「児守神社(こもりじんじゃ)」もあります。
今回は、愛媛県のパワースポットをご紹介いたしました。人間はいつでも強くはいられません。心が弱っているな、エネルギーが足りないなと感じたら、パワースポットでよい運気に触れ、明日へ立ち向かう元気をもらいましょう。
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