「女性ひとり旅」の欲張りな願いが叶う!松山・道後温泉でしたい14のこと【愛媛県】

Posted by: TABIZINE広告部 【PR】

掲載日: Mar 13th, 2021

愛媛県松山市は、いま女子旅で注目のスポット。中でも道後温泉は、じゃらんの「人気温泉地ランキング(2020年)」で全国4位、中国・四国では1位を獲得、楽天トラベルの「おんな一人旅に人気の温泉地ランキング(2019年)」では全国2位に輝いています。松山城を擁し、いで湯と文学のまちとして発展してきた松山は、コンパクトながら観光に温泉、グルメにショッピングと、多彩な魅力がぎゅっと詰まった旅先。女子旅の聖地、松山・道後温泉でしたい14のことをご紹介します。

愛媛県松山市道後温泉駅

松山・道後温泉の魅力を知る

はじめに、「なぜ松山・道後温泉が女子旅に人気なのか」にふれておきましょう。

松山の魅力は、城下町ならではの歴史風情と、「日本最古の温泉」ともいわれる道後温泉のノスタルジックな情緒の融合。
愛媛県松山市路面電車
ガタゴト音を立てながら走るレトロな路面電車は、松山に漂うのんびりとした空気感の象徴。同時に、文豪たちも愛した文化都市の品格や誇りがそこはかとなく感じられ、それがまた心地よいのです。

見どころがコンパクトにまとまっていて、短期間の滞在で多彩な体験ができるのも松山の魅力。松山城観光やミュージアムめぐり、まち歩き、ノスタルジックな温泉文化体験のすべてが1泊2日の日程でも叶ってしまうのです。

素泊まりや朝食のみで宿泊できるカジュアルな宿も多い道後温泉は、気軽に温泉を楽しみたい女性のひとり旅にもうってつけです。

松山城に秘められたしかけを体感

愛媛県松山市松山城
松山観光で絶対に外せないスポットといえば、やっぱり松山城。松山城は日本の現存12天守のひとつであり、21棟の重要文化財を有する松山のシンボル。山頂に本丸、西山麓に二之丸、三之丸を有する広大な平山城です。

2006年に「日本100名城」に選定され、トリップアドバイザーの「旅好きが選ぶ!日本人に人気の日本の城ランキング2020」では堂々の3位に選ばれました。
愛媛県松山市松山城
天に向かってそびえるような高い石垣は圧巻。いくつもの坂や曲がり角を経てたどり着く天守最上階では、松山市街の360°のパノラマが待っています。

「日本で最後の完全な城郭建築」ともいわれる松山城は、シルエットの美しさはもちろん、戦略上も優れた城。
愛媛県松山市松山城
本丸の正門である筒井門の東側には、そこからはわかりづらい隠門があります。これは、筒井門に殺到する敵を背後から襲うために設けられた門。

さらに、天守までの道のりは、迷路のように入り組み、敵が攻め込んでくるのを少しでも遅らせたり、方向感覚をなくすことで敵を不安にさせたりする心理的効果があるのです。

松山城を訪れた際は、その建築美だけでなく、巧みな防御のしかけにもご注目を。

松山城
住所:愛媛県松山市丸之内1
電話:089-921-4873
https://www.matsuyamajo.jp/

道後温泉本館で120年の歴史を感じる

愛媛県松山市道後温泉
(C)道後温泉事務所

松山が誇る道後温泉は、白鷺(しらさぎ)によって発見されたと伝えられ、日本最古といわれる温泉地。万葉集や夏目漱石の小説「坊っちゃん」にも登場し、松山の歴史・文化と深く結びついています。

その象徴が、道後温泉本館。1994年に公衆浴場として初めて国の重要文化財に指定されながら、今日にいたるまで現役の公衆浴場として営業を続けています。
愛媛県松山市道後温泉
(C)道後温泉事務所

現在の建物は1894年に改築されたもので、西洋の技法を採り入れたトラス構造を用いた三層構造の本館は、「威風堂々」という言葉がぴったり。道後温泉駅から道後ハイカラ通りを抜けると、突如として現れる壮麗な木造建築に息を呑みます。

優美な外観とは裏腹に、道後温泉本館は今も誰もが利用できる公衆浴場。1階の「神の湯」は、砥部焼の陶板画が壁面を飾るノスタルジックな空間です。
愛媛県松山市道後温泉
(C)道後温泉事務所

120年以上、ずっと変わらぬ姿を保ち続けてきた日本の古き良き温泉文化は、それだけで尊い存在。泊まるお宿に温泉があったとしても、一度は道後温泉の歴史を感じに、道後温泉本館を訪れたいものです。

※道後温泉本館は、2019年1月に営業しながらの保存修理工事を開始しており、工事は2024年末まで続く予定です。工事終了までの間、一部施設が利用を休止しているほか、時期によって利用できる施設が異なる場合があります。最新情報は道後温泉本館の公式サイトでご確認ください。

道後温泉本館
住所:愛媛県松山市道後湯之町5-6
電話:089-921-5141
https://dogo.jp/onsen/honkan

飛鳥乃湯泉で優雅な温泉体験

愛媛県松山市道後温泉別館飛鳥乃湯泉

「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」は、2017年にオープンした公衆浴場。朱色と白のコントラストが鮮やかな建物には、日本最古といわれる温泉地にふさわしい、飛鳥時代の建築様式を採り入れています。

愛媛県松山市道後温泉別館飛鳥乃湯泉
「太古の道後」をテーマに、ゼオライト和紙や伊予絣など、愛媛の伝統工芸品で彩られた和モダンな館内はまるで美術館。ひとつひとつに意味が込められた館内装飾とともに、ワンランク上のストーリーのある温泉体験が待っています。

飛鳥乃湯泉には1階に大浴場と露天風呂、2階には特別浴室(家族風呂)があり、それぞれの浴室に愛媛の伝統工芸を用いた装飾が施されています。せっかく道後を訪れるなら、一度は貸し切りの特別浴室を楽しんでみたいもの。

特別浴室は、道後温泉本館にある皇室専用浴室「又新殿(ゆうしんでん)」を再現した浴室と、現代版にアレンジした浴室の2種類があります。
愛媛県松山市道後温泉別館飛鳥乃湯泉
特別浴室2は、伊予簀の御簾や天井の格子に描かれた天井画など、愛媛の伝統工芸がモダンな彩りを添える空間。階段状の大島石に座って目線を上げると、愛媛の花鳥を描いた可憐な天井画が目に入るという粋な演出です。

愛媛県松山市道後温泉別館飛鳥乃湯泉
その昔、高貴な身分の方は「湯帳(ゆちょう)」という特別な湯浴み着をまとって入浴していました。飛鳥乃湯泉の特別浴室では、湯帳を着てお湯に浸かるというめったにない体験ができます。

愛媛県松山市道後温泉別館飛鳥乃湯泉
飛鳥乃湯泉では、道後温泉伝統の「おもてなし」も健在。特別浴室を利用する場合は、特別浴室に併設されている専用の休憩室にお茶とお菓子が運ばれます。まさに至れり尽くせりのひととき。

特別浴室は3カ月前から予約を受け付けています。1日8組限定のため、予約はお早めに。

1階の大浴場や露天風呂を利用する場合、シンプルに入浴のみを選ぶこともできますが、大広間での休憩または個室での休憩付きのコースを選ぶこともできます。
愛媛県松山市道後温泉別館飛鳥乃湯泉
浴衣に着替えて大広間で湯上りのリラックスタイム。これぞ道後温泉の醍醐味ですね。

個室で休憩したい場合、1階浴室での入浴後に利用できる個室は5種類。それぞれに今治タオルや西条だんじり彫刻、伊予水引細工など愛媛の伝統工芸品で彩られた個性豊かな顔ぶれで、女性人気ナンバーワンは、赤が印象的な「行宮の間」。
愛媛県松山市道後温泉別館飛鳥乃湯泉
道後温泉の情景を桜井漆器の技術である蒔絵で表現した空間で、いにしえの姫気分を味わってみませんか。

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
住所:愛媛県松山市道後湯之町19-22
電話:089-932-1126
https://dogo.jp/onsen/asuka

レトロなカラクリ時計を鑑賞

愛媛県松山市坊っちゃんカラクリ時計
道後温泉駅前の放生園にある「坊っちゃんカラクリ時計」は、全国でも指折りのからくり時計。道後温泉本館100周年を記念して1994年に造られたもので、道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにしています。

通常は2段ですが、8時~22時までの1時間ごと(土日・祝日および特別期は30分ごと)に音楽に合わせてカラクリ時計本体がせりあがって4段となり、「坊っちゃん」の登場人物らが姿を現します。
愛媛県松山市坊っちゃんカラクリ時計
時計全体がせりあがるダイナミックな演出は一見の価値あり。「マドンナ」や「坊っちゃん」に加え、湯あみ客も登場するほのぼのとした世界観は、そのまま道後温泉のやさしい空気感を象徴しているかのよう。

カラクリ時計の隣には足湯もあり、カラクリ時計を眺めながら足湯に浸かるという道後温泉ならではの体験ができます。

道後ハイカラ通りをそぞろ歩き

愛媛県松山市道後ハイカラ通り
道後温泉駅前と道後温泉本館を結ぶ商店街が、「道後ハイカラ通り」。全長約250メートルとコンパクトながらも、グルメや雑貨をはじめ愛媛や松山の魅力がぎっしりと詰まっています。
愛媛県松山市えひめ果実倶楽部みかんの木
愛媛といえば、やっぱり柑橘類ですよね。「えひめ果実倶楽部みかんの木」は、愛媛の柑橘類と柑橘加工品を扱う専門店。

フレッシュな柑橘類はもちろん、さまざまな種類の愛媛みかんやいよかんを使ったジュースやゼリー、ドライフルーツなどの加工品が所狭しと並んでいます。
愛媛県松山市えひめ果実倶楽部みかんの木
お土産におすすめなのが、軽くかさばらないドライフルーツやシトラスチップス。「もっちりジューシーえびす」シリーズは、愛媛県産にこだわったドライみかん。さまざまな種類があり、ぎゅっと凝縮された愛媛みかんのおいしさが味わえます。

さまざまな柑橘類をミックスしたシトラスチップスは、果物そのままの無添加の味わい。紅茶やジュースに入れたり、サラダのトッピングにしたりと、アイデア次第で楽しみも広がります。

飲むタイプのみかんゼリー「えがおのジュレ」は、ミカンそのままのフレッシュな味わい。弾力のあるぷるぷる食感がたまりません。

愛媛県松山市えひめ果実倶楽部みかんの木
テイクアウトの柑橘類のジェラートは食べ歩きにもおすすめ。後味さっぱりの柑橘スイーツは、ランチの後の口直しにもぴったりです。

えひめ果実倶楽部みかんの木
住所:愛媛県松山市道後湯之町13-15
電話:089-941-6037
https://dogo.co.jp/mikan/

愛媛を代表するお土産といえば、今治タオルも忘れてはいけません。今治タオルを扱うタオル専門店の「伊織」は、2009年にここ道後からスタートしました。
愛媛県松山市伊織
道後ハイカラ通りには伊織のお店が2店舗あり、小さいほうが本店。大きいほうが、2017年にオープンした「道後湯之町店」です。
愛媛県松山市伊織
道後限定・愛媛限定のタオルハンカチは、ちょっとしたお土産に最適。坊っちゃん団子にインスピレーションを受けたお団子柄のハンカチが一番人気なのだそうです。
愛媛県松山市伊織
タオルだけでなく、砥部焼の食器や柑橘専門店「10 FACTORY」のお菓子、柑橘類を使ったハンドクリームなども扱う「道後湯之町店」は、ワンストップで「愛媛のいいもの」がそろう場所。見ているだけで楽しい気持ちになれますよ。

伊織 道後湯之町店
住所:愛媛県松山市道後湯之町20-21
電話:089-913-8122
https://www.i-ori.jp/user_data/iori_yunomachi.php

アートなスイーツに癒やされる

愛媛県松山市一六茶寮
道後ハイカラ通りには、道後温泉本館を臨む絶好のロケーションで、アートなスイーツを堪能できるカフェがあります。

それが、四国銘菓「一六タルト」で有名な一六本舗が営む「一六茶寮」。窓際の席は、道後温泉本館を正面から眺められる特等席中の特等席です。

一六茶寮で注目のメニューが、道後温泉に伝わる白鷺伝説を表現した「SHIRASAGI」。「ワールドチョコレートマスターズ2018inParis」日本代表の垣本晃宏氏の監修で、庭園を連想させる抹茶スイーツと「道後夢菓子噺」(白鷺)が配置されたビジュアルは現代アートのよう。

愛媛県松山市一六茶寮
サーブされる際には、温かいチョコレートソースがかけられて、チョコレートのふたがゆっくりととろけていく瞬間が楽しめます。
愛媛県松山市一六茶寮
もちろん、SHIRASAGIの魅力は見た目だけではありません。

抹茶エアリークリームや抹茶ガナッシュ、抹茶スポンジ、アーモンドキャラメリゼ、柚子果皮など、さまざまな味と食感が組み合わさったスイーツは、食べ進めるごとに発見があります。とりわけ、上品な甘さの抹茶エアリークリームは、舌触りなめらかで後を引くおいしさ。さすがは1883年創業の老舗です。

一六茶寮
住所:愛媛県松山市道後湯之町20-17
電話:089-921-2116
https://www.itm-gr.co.jp/ichiroku/saryo/

圓満寺で縁結び祈願

愛媛県松山市圓満寺
最近、道後温泉を旅する女子の間でひそかに人気上昇中のスポットが、恋のパワースポットとして知られる圓満寺(えんまんじ)。

知らなければ見逃してしまうくらい小さなお寺ですが、仏堂にはインパクト大の「湯の大地蔵尊」が鎮座しています。1855年に道後温泉のお湯が止まってしまったとき、このお地蔵様に祈願したところ、再びお湯が湧き出るようになったことから、「湯の大地蔵」と呼ばれるようになったのだとか。

圓満寺にある恋の開運アイテムとして有名なのが、「お結び玉」。お地蔵様が左手に持っている湯玉をモチーフにしたもので、左手にのせて願いごとをすると、恋愛成就にご利益があるといわれています。
愛媛県松山市圓満寺
願いが込められたカラフルなお結び玉が並ぶ境内は、絶好のフォトスポット。着物を着て撮影すれば、最高に映えること間違いありません。

圓満寺
住所:愛媛県松山市道後湯月町4-49
電話:089-946-1774

「ぎやまんガラス美術館」でガラス細工にうっとり

愛媛県松山市ぎやまんガラス美術館道後温泉本館から徒歩3分。水と緑あふれる庭園に囲まれた「山の手マリアージュガーデン」に、女子が熱視線を注ぐスポットがあります。それが、約300点のガラス細工を展示する「ぎやまんガラス美術館」。

「ぎやまん」とは、オランダ語の「Diamant(ディアマント)」、ポルトガル語の「Diamante(ディアマンテ)」に由来し、金剛石をガラス切りに使用したことから、特にカットガラスや無色のガラス、厚みのあるガラスを指します。

道後温泉本館の象徴である振鷺閣の赤い板ガラスをはじめ、展示作品は江戸時代のぎやまん・びいどろ、明治・大正時代の和ガラスなど、貴重なものばかり。色とりどりのガラスアートで埋め尽くされた館内は宝石箱のようで、先人たちの繊細な美意識にうっとりさせられます。

庭園にも白鷺のオブジェやワインボトルの滝といった遊び心あふれるガラスアートが散りばめられており、ガラス細工と自然の調和も見どころ。
愛媛県松山市ぎやまんガラス美術館
「山の手マリアージュガーデン」には、ランチやディナー、アフタヌーンティーなどが楽しめるカフェダイニングもあり、美意識を磨く優雅なひとときを過ごすのにぴったりです。

ぎやまんガラス美術館
住所:愛媛県松山市道後鷺谷町459-1
電話:089-933-3637
http://www.dogo-yamanote.com/gardenplace/museum/

坂の上の雲ミュージアムで松山の文学にふれる

愛媛県松山市坂の上の雲ミュージアム
正岡子規を輩出し、夏目漱石らが小説の題材にした松山は日本有数の文学のまち。松山の文学に触れたいなら、「坂の上の雲ミュージアム」に行ってみましょう。

坂の上の雲ミュージアムはその名の通り、『坂の上の雲』をテーマにした博物館。『坂の上の雲』は、産経新聞の夕刊に1968年4月から4年半にわたって連載された司馬太郎の小説です。

主人公は松山出身の秋山好古・真之兄弟、正岡子規の3人。東郷平八郎、伊藤博文、小村寿太郎、セオドア・ルーズヴェルトなど国内外の著名人も数多く登場し、近代国家としての歩みをはじめた明治日本を描いています。
愛媛県松山市坂の上の雲ミュージアム
安藤忠雄氏設計のスタイリッシュな館内では、主人公3人の足跡や松山に点在するゆかりの場所などを紹介しているほか、毎年内容が変わる企画展も見応えがあります。

実際にストーリーを知ったうえで訪れれば感動もひとしお。松山を訪れる前に、ぜひ一度『坂の上の雲』を読んでみてはいかがでしょうか。

坂の上の雲ミュージアム
住所:愛媛県松山市一番町3-20
電話:089-915-2600
https://www.sakanouenokumomuseum.jp/

松山名物鍋焼きうどんにトライ

愛媛県松山市mammam
松山で一度は食べたいローカルグルメといえば、名物の鍋焼きうどん。道後で営業する「mammam(まんま)」は、確かな味で地元の人にも人気のお店です。

松山鍋焼きうどんの有名店はほかにもありますが、mammamの一番の自慢が「ダシ」。瀬戸内のいりこと、天皇にも献上される北海道・南かやべ産の真昆布を使ったダシは、無添加にこだわり、手間ひまかけて作り上げた逸品です。

愛媛県松山市mammam
鍋焼きうどんとともに、ダシを取ったいりこと昆布を甘めに煮込みかき揚げにした「まんま名物いりこと昆布のかきあげ」を食べるのが地元の人に人気のスタイル。

ほんのり甘くまろやかなダシと、なつかしい甘さの具材が調和した鍋焼きうどんは、身体に染み入るようなおいしさ。どこまでもやさしく深い味わいは、一度食べたらきっとまた食べたくなること請け合いです。

mammam(まんま)
住所:愛媛県松山市道後湯之町1-39
電話:089-934-3204

旬の野菜や伊予牛を使った料理に舌鼓

愛媛県松山市お野菜食堂 SOHSOH

松山城や「坂の上の雲ミュージアム」観光前後のランチにおすすめなのが、ロープウェー街にある「お野菜食堂 SOHSOH(ソウソウ)」。

「1グラムでも多くお野菜を」をコンセプトにした野菜料理のお店ですが、ベジタリアンというわけではなく、肉や魚をはじめとするさまざま食材と、和食に中華、イタリアン、エスニックなど多彩な調理法を掛け合わせたヘルシーな食事が楽しめます。

愛媛県松山市お野菜食堂 SOHSOH
人気は「お野菜たっぷり玄米定食」で、週替わりのおかず5種類に、玄米ご飯と汁物が付いた定食。大きな具がごろごろと入った豚汁が付く「お野菜たっぷり玄米定食 具だくさん酒粕豚汁付き」なら、さらにボリューム満点です。

お野菜食堂SOHSOH ロープウェイ通り本店
住所:愛媛県松山市大街道3-2-10
電話:089-998-7373
https://greenlabel-group.com/sohsoh

愛媛県松山市チャーリーズベジタブル with プチスリーズ
ロープウェー街でちょっぴりシックなディナーを楽しみたいなら、「チャーリーズベジタブル with プチスリーズ」へ。無農薬や減農薬にこだわった野菜を使った野菜巻きや、A4ランクの伊予牛を使ったステーキが自慢のお店です。

愛媛県松山市チャーリーズベジタブル with プチスリーズ

カウンターの目の前の鉄板で焼き上げられる伊予牛のステーキは、地元では有名な黒毛和牛1頭買いにこだわった「さがら精肉店」から仕入れたもの。とろけるように柔らかいステーキは、驚くほどジューシー。フレンチシェフが作る独自のソースとともに、口福な時間を過ごしてください。
愛媛県松山市チャーリーズベジタブル with プチスリーズ
新鮮な地元野菜を豚バラ肉で巻いた「やさい巻き」も人気のメニュー。野菜のうまみとお肉のうまみが凝縮されたおいしさが体験できます。

チャーリーズベジタブル with プチスリーズ
住所:愛媛県松山市歩行町2-3-16
電話:089-915-6110
http://www.charlies-vegetable.com/

道後のアートなホテルにステイ

愛媛県松山市道後hakuro
近年、道後温泉には昔ながらの温泉旅館に加え、気軽に温泉が楽しめるスタイリッシュな宿が増えています。

そのひとつが、2020年7月にオープンした「道後hakuro(ハクロ)」。「道後温泉への旅を、今よりもっと気軽に、思い思いのスタイルで楽しめるように」との思いから生まれた「宿泊特化型+α」の温泉ホテルです。
愛媛県松山市道後hakuro
3タイプの客室はすべて洋室で、無駄を排したミニマルな空間ながら、全室にLPレコードプレーヤーを備えるなど遊び心をプラス。宿泊費も手頃で、「ちょっといいビジネスホテル」感覚で泊まることができるので、ひとり旅にも最適です。
愛媛県松山市道後hakuro
緑をアクセントにした「Nest Lounge」はゲスト専用の共用スペースで、フリードリンクを楽しんだり、備え付けの雑誌を読んだりと思い思いのひとときを過ごすことができます。
愛媛県松山市道後hakuro
各地から招いたアーティストによる館内アートも道後hakuroの自慢。天然温泉の大浴場では墨絵アーティスト、茂本ヒデキチ氏によるダイナミックな壁画とともに、ひと味違った温泉体験ができますよ。

道後hakuro
住所:愛媛県松山市道後鷺谷町3-1
電話:089-903-8960
https://www.dogohakuro.jp/

レトロな三津浜を散策

愛媛県松山市三津浜
松山市郊外にある三津浜は、近年注目を浴びるレトロタウン。

江戸時代に松山の外港として栄え、明治時代~大正時代の趣を感じる建物が点在する三津浜では、古民家を改装したショップやカフェが花盛り。カメラ片手に歩きたい、旬の女子旅スポットとして人気を集めています。

愛媛県松山市三津浜
約500年もの歴史がある渡船「三津の渡し」は、三津浜の代名詞。三津と対岸の港山のあいだ約80メートルを結ぶ小さな船で、誰でも無料で利用でき、地元の人の足にもなっています。

周辺には小さな漁船がずらりと並び、ひなびたムードたっぷり。誰もがなつかしい気持ちになれるはずです。

近年、三津浜で急増しているのが、歴史ある建物を利用したショップやカフェ。
愛媛県松山市みつうつわ
うつわ好きなら、県内外の12名の作家の作品を販売する「みつうつわ」は見逃せません。築100年を超える古民家を利用した店内に、手仕事の温もりが感じられる食器やアクセサリーが並びます。

特色のある個人の作家の作品を集めているので、ほかでは見つけられない、一目惚れ級のうつわに出会えるかも。

みつうつわ
住所:愛媛県松山市住吉1-3-37
電話:080-4037-7807

愛媛県松山市Rainbow Elephant
個性的な4つのショップが集まる「みつのほ」の一画にあるのは、マクラメ編みアクセサリーを扱う「Rainbow Elephant(レインボーエレファント)」。天然石好きが高じてマクラメ編みに出会ったオーナーが手作りしたネックレスやブレスレット、チャームなどが並んでいます。

Rainbow Elephantでは、石選びにこだわって、石を活かした作品作りを心がけているのだそう。好みの石を使ったオーダーも受け付けています。

Rainbow Elephant
住所:愛媛県松山市三津2-14-23みつのほ内

愛媛県松山市三津カフェ
まち歩きでお腹がすいたら、「三津カフェ」でランチといきましょう。明治時代に女学院の同窓会館として建てられた「白楊会館」を利用したカフェで、手前にツリーハウスが建つ外観は、ジブリの世界を思わせる不思議な光景。

緑あふれる店内は、ゆったりとした配席で思い思いの時間を過ごすことができます。
愛媛県松山市三津カフェ
お店のイチオシは、「季節のごはんプレート」。「チキン南蛮」または「チキンと野菜の黒酢あんかけ」のメインと、月替わりの小鉢がセットになったボリュームたっぷりのメニューです。二度揚げで柔らかくジューシーなチキンと、てんさい糖でやさしく味付けした旬の味覚を楽しんで。

ワッフルやケーキなど、スイーツメニューもあるので、昼下がりの休憩にもどうぞ。

三津カフェ
住所:愛媛県松山市須賀町4-6
電話:089-994-8911
https://3cafe-gardenplace.com/

愛媛県松山市
コンパクトな日程でも観光に温泉にグルメにショッピングにと、多彩な体験ができる松山・道後温泉は、「温泉に行きたいけど、温泉だけじゃ物足りない」という欲張りな願いを叶えてくれる場所。

今度のお休みは、優しい時間が流れる松山で、心と身体がよろこぶひとときを過ごしませんか。

[Photos by Haruna]

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