体験予約サイト「KLOOK」とは?
KLOOKは、香港発の旅先体験予約サイトです。日本では2017年にインバウンドの外国人観光客向けのサービスをスタートしました。2019年には日本語版のサービスが始まり、2020年には国内の旅行やレジャーの取り扱いがスタート。日本の主要観光地で楽しめるツアーやレジャーがKLOOKのアプリから簡単に申し込みができます。
©PR TIMES
沖縄本島、石垣島を中心とする八重山諸島、宮古諸島、慶良間諸島など沖縄県では、観光施設チケットやツアー・アクティビティ、それらをつなぐフェリー、レンタカーなどの交通手段をワンストップで提供してくれます。なんといってもそのメリットは、旅先で効率よくツアーやアクティビティを楽しめること。
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.klook&hl=ja
iOS: https://itunes.apple.com/JP/app/klook/id961850126
絶景が楽しめる「石垣島発・幻の島上陸とシュノーケリング」
午前の飛行機で石垣島に到着。事前にKLOOKのアプリから「石垣島発 幻の島上陸・トロピカルシュノーケリング半日ツアー」のアクティビティを申し込んでいました。このツアーはホテルまでの送迎もあって、かなり便利です。
港から船に乗り込み、幻の島へ向かいます。アクティビティに参加する人数により、船の大きさも異なりますが、その時の海況や天候によって船が揺れることもあります。念のため酔い止めがあると安心です。筆者が参加したこの日は4月上旬。天気は良かったですが、船は結構揺れました。やっぱり夏が一番海も穏やかなのでおすすめの時期です。
潮の満ち引きによって変化する“幻の島”
その日の風向きにもよって航路は変わりますが、石垣島から大体25~35分程度で幻の島へ到着。この幻の島は「浜島」という名前で、潮の満ち引きにより島の大きさが変わります。満潮の場合でも完全に隠れてしまうことはありません。竹富島と小浜島の間に位置する島です。
目の前に広がる美しい景色に、日頃の小さな悩みも吹き飛びそう。写真撮影用の小物も用意してくれているので、小物を借りて映え写真も撮れますよ。
滞在している間に、だんだんと潮が満ちてきました。そんな変化を体験できるのも、“幻の島”ならではですよね。
世界で2番目に美しいサンゴ礁は必見
幻の島を楽しんだ後は、シュノーケリングのポイントへ移動です。美しいサンゴ礁が見られるというおすすめのポイントでシュノーケリングを楽しみます。
この日は4月上旬、海開き後でしたがまだ少し寒いので、ウェットスーツを借りました。
シュノーケリングが初めてで泳ぎに不安がある人も大丈夫(筆者も泳げません)。ガイドがシュノーケルマスクの装着方法から息の仕方まで、丁寧にシュノーケリングの方法を説明してくれます。ここまで丁寧に説明してもらったのは初めてかも。準備ができたらいよいよシュノーケリングをスタート!
©ライズ石垣島
海に潜ると、普段はお目にかかれないカラフルな魚たちに出会えます。ニモの名で親しまれている「カクレクマノミ」も見ることができました!驚くのは、今まで見たこともないような美しいサンゴ礁。グレートバリアリーフに次いで世界で2番目に美しいといわれているサンゴ礁を見ることができるんです。
水牛車に乗って島時間を満喫「石垣島発・竹富島ツアー」
©石垣島ドリーム観光
石垣島滞在2日目に参加したのは、「石垣島発・竹富島ツアー」。KLOOKの石垣島&八重山諸島の人気アクティビティの中でも一番人気のツアーです。石垣島に滞在しながら、ほかの離島も楽しめるなんて最高!KLOOKのアプリから事前に予約しておけば、あとはツアーに参加するだけ。
こちらのツアーは、ユーグレナ石垣港離島ターミナルに集合。午後の出発なので、朝はゆっくり眠れるのもうれしいです。石垣島発・竹富島ツアーは、パッケージが2種類から選べます。筆者が参加したパッケージは、竹富島水牛車&グラスボート&バス観光コース。もう一つのパッケージは、グラスボートなしで、竹富島水牛車&バス観光コースです。
ユーグレナ石垣港離島ターミナルから、竹富島へ向かう船に乗り込みます。竹富島以外にも、黒島や小浜島、西表島へ向かう船が石垣港離島ターミナルから出ており、石垣島と離島をつなぐ船の要所になっているようです。離島めぐりが大好きな筆者、船から望む大海原や竹富島の風景が楽しみでワクワクしてきました。
グラスボートで海中の世界をのぞき見
竹富島までは船で15分ほど。到着後、船から降りてすぐの場所にグラスボートが停泊しているのですぐにわかります。グラスボートは約30分程度のツアー。ガイドの説明を聞きながら、美しい海に生息する生き物たちが観察できます。ちなみに、「おーりとーり」とは、“ようこそ”という意味です。
途中、海底温泉が湧いているというポイントに到着。吹き出し口は40度程度の温泉なんだそう。こちらでは、ポコポコと気泡が湧き出ており、太陽の光に照らされてキラキラと光るさまがなんとも美しいです。
さらにグラスボートは進み、サンゴが美しいポイントへ。ボートが止まっていると、移動中には見えなかった魚たちが見え、ボートの周りに集まってきます。最後に餌をあげると、ものすごい勢いで魚たちが集まってきました。
星砂の浜にも行ける島内バス観光
グラスボートを降りると待っているバスに乗り、次は島内バス観光へ出発です。
バスが出発するまで20分程度時間があったので、すぐ近くにある「竹富島ゆがふ館」へ行ってみました。
竹富島ゆがふ館は、竹富島の自然とともにある暮らし、伝統文化や歴史について紹介している施設で、入場料は無料です。建物も竹富島を体現したようないい雰囲気で、展示も見ごたえがあるのでぜひ足を運んでみてほしいです。
いよいよ島内バス観光へ出発です。竹富島は昭和62年(1987年)、重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、白砂の道とグック(石積)、赤瓦屋根の民家が立ち並ぶ昔ながらの農村集落景観を今なお残しています。バスの車窓から、そんな竹富島ならではの街並みを眺めることができます。
ガイド兼バスの運転手さんの説明を聞きながら、バスが止まる最初のポイントはカイジ浜。星砂の浜とも呼ばれ、星型の砂を見つけられる人気のスポットです。
ロマンチックな星の砂は、実は死んだプランクトン。拾うと幸せになるといわれています。運転手さんはあっさりと拾った星の砂。意外と簡単には見つかりません。拾った砂を手のひらに置くよりも、黒いスマホケースの上など濃い色の物の上に置いて探した方が見つけやすいとのこと。
必死で探しているとあっという間に時間が過ぎてしまいますが、海も本当にきれいなので景色を楽しむことも忘れずに。せっかく見つけた星の砂は旅の思い出に持ち帰りたいので、小さめのビニール袋か小さな入れ物を携帯しておくと良さそうです。
カイジ浜の次はコンドイビーチにも立ち寄ります。こちらは車窓から美しいビーチを眺めることができます。
竹富島の人気ツアー「水牛車観光」で島の空気を満喫
島内バス観光を楽しんだ後は、楽しみにしていた水牛車観光ツアー。この日はアジア水牛のマブヤくんとガイドのお兄さんに案内してもらいます。
竹富島内に立ち並ぶ赤瓦屋根の民家と、白砂の道の両サイドに咲き乱れるブーゲンビリアの花を眺めながら、水牛車にのんびりと揺られていると心の底から癒やされます。
赤瓦の民家が立ち並ぶ竹富島の風景。屋根のシーサーは、一軒一軒異なります。家主に似た表情なのだとか。
南国の象徴、ブーゲンビリアの花。実は中の白いのがお花って知っていましたか?
水牛車ツアーの締めくくりは、案内をしてくれたお兄さんの三線と唄。島の香りと風を感じながら、素敵な旅の思い出の1ページになりました。
水牛車ツアー終了後は、フリータイム。竹富港までバスで送迎してくれるのですが、その時間まで1時間程度あったので、自由に島内を散策しました。
水牛車のお兄さんに教えてもらったかつおばさんのサータアンダギーを買いに行ったり、八重山そばを食べられるお店に行ってみたり。レンタサイクルもできるので、自転車でぶらぶらと散策するのもおすすめですよ。
散策中には他の水牛車とも出会いました。
竹富港には、売店もあります。センスの良い素敵な雑貨やお土産がそろっているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
エコバッグとして使えるトートバッグや、シーサータオルも。帰ってもすぐにどこのお土産か思い出せるものっていいですよね。
今回参加した2つのツアーは、内容も充実していて満足度が高かったです。半日ツアーなので、時間を有効に使えるのもうれしいポイントでした。アイランドホッピングを気軽に楽しみたい、海のアクティビティを体験したいけど、どこで申し込みすればいいかわからない・・・という方にもおすすめです。もちろん石垣島以外への旅行でも利用できるので、行き先に合わせて検索してみてはいかがでしょうか。
[Photos by Chika]