第1問
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まずは初級編から。ビーチでくつろぐ人々のすぐ上を巨大な飛行機が飛ぶという、まるで合成写真のようなこの光景。“世界の絶景”のひとつとして見覚えのある人も多いのでは?
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正解は、カリブ海に浮かぶセント・マーティン島の「マホビーチ」。ビーチに空港が隣接しており、通過する飛行機の高度は地上からわずか20〜30メートル。飛行機が間近に迫ってくる姿は圧巻そのものです。真下からジェット機を眺められるロケーションから、世界中の飛行機ファンが集まる絶景スポットに。
第2問
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次は澄んだ青色が美しいこちらの海。さて、場所はどこでしょうか?最大の特徴は手前の女性の浮かび方にあります。
正解はイスラエルとヨルダンの国境にある「死海」。海抜は世界で最も低いマイナス約418メートル。海水の約10倍という塩分濃度ゆえ、カナヅチでも浮かぶことが可能なんです。ぷかぷか浮かびながら読書、というのがお決まりの写真ポーズ。
第3問
続いて中級編へ。こちらはとある国の首都。ヒントはカラフルな屋根や壁が顔をのぞかせる街並み。
正解はアイスランドの首都、レイキャビクでした。氷河や滝、間欠泉など地球の息吹を感じさせる絶景で知られるアイスランドですが、街並きを楽しめるのもこの国の魅力。鮮やかな建物が立ち並ぶレイキャビクには洒落たカフェやショップも多数点在。空に向かってそびえ立つ、斬新なデザインのハットルグリムス教会など見所も充実しています。
第4問
ここからやや難易度が上がります。こちらはとある内海に接する都市。しなやかな曲線を描く、近未来的なビルがヒントです。
正解はカスピ海の西に位置する、アゼルバイジャンの首都バクーです。かつてアジアとヨーロッパを結ぶシルクロードの要所として栄えたアゼルバイジャン。近年は豊富なエネルギー資源によって発展を遂げており、往時の姿を伝える旧市街と最先端の高層ビル群が混在。そんな新旧建築が織りなす景色も面白みのひとつといえます。
第5問
最後の問題です。この1枚だけでわかった人は、筋金入りのトラベラーであること間違いなし。ヒントはゴツゴツした岩山と白い建物。さて、どこの国でしょうか?
正解はオマーンの首都、マスカットでした。“中東湾岸”というと、ドバイのような近代的な街並みを思い浮かべる人も多いと思いますが、オマーンは高層ビルがなく、全体として落ち着いた印象です。白い家々が青い空と雄大な岩山に映え、なんともエキゾチック。
以上、海写真から推察する世界都市クイズでした。気になる場所はありましたか?コロナ収束後の旅先選びの参考になればうれしいです。
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