思わず連泊したくなる!1泊3500円の和モダン温泉宿に泊まってみた【坂聖・日光】

Posted by: わたなべ たい

掲載日: Jun 4th, 2021

鬼怒川温泉の上流に位置し、自然に包まれ、静かにのんびりと過ごせるのが魅力的な川治温泉。その川治温泉にある「坂聖・日光(さかひじり・にっこう)」。なんと1泊3,500円というコスパ最高の温泉宿なのですが、そのお値段にそぐわない上質な空気が流れ、思わず連泊してしまいそうなほど素敵です!

坂聖・日光

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外観から想像できない中庭を囲む和モダンな調べ

坂聖・日光外観

川治湯元駅から歩いて6分ほどのロケーション。華美な装飾が施されてない質素な雰囲気に???と一瞬頭をよぎりますが・・・

坂聖・日光アプローチ

青モミジが風に揺れる石畳みのアプローチを進むと・・・

坂聖・日光エントランス

坂聖・日光ラウンジ

外観とのギャップに戸惑いすら感じる、しっぽりと落ち着いた和モダンな空間が広がります。

坂聖・日光ラウンジ2

中庭の緑が美しいこと!そんなまぶしい緑を取り囲むレセプション&ラウンジには、ゆったりとしたソファが配され、池には鯉も泳ぐ佇まい。

坂聖・日光ラウンジ3

坂聖・日光ラウンジ4

外観からは想像もできない池が配された日本庭園があるとは!1泊3,500円で泊まれるとは到底思えないほどの空気感。ホントに3,500円で泊まれるのか不安になるくらいです。

坂聖・日光ラウンジ5

掘りごたつと赤いじゅうたんの広縁がアクセント

坂聖・日光石畳み

客室へは、中庭の池を渡る石畳みを。客室数は全20室の小ぢんまりとしたお宿。“坂聖(さかひじり)”とは、なんとも独特なネーミングですが、オーナーは中国人。人生には良いときも悪いときもあるけど、清らかな心でいられるような旅のひとときを提供したいとの思いから名付けられたとか。

坂聖・日光客室

外国人スタッフも多いですが、日本語は通じるので問題はなし。日本人スタッフもおり、おもてなしをわきまえたフレンドリーな雰囲気に好感が持てます。案内されたのは12畳の和室。

坂聖・日光客室2

坂聖・日光客室3

広い!踏み込みにバス、トイレも付いて約36平方メートル。掘りごたつと毛せんのような真っ赤なじゅうたんが敷かれた広縁がアクセント。

坂聖・日光客室4

坂聖・日光客室5

障子を開ければ、中庭とレセプション棟を眼下に、川治の山々が見渡せる景観。椅子に腰かけてまどろむには最高のロケーション。

坂聖・日光客室6

坂聖・日光客室7

さすがに夏は掘りごたつを使うことはありませんが、春や秋の朝晩は冷えることもある川治温泉。部屋のかわいらしいアクセントとしても掘りごたつは優秀です。

坂聖・日光客室8

想像の上をいく客室にも大満足!部屋でゆっくりするのもいいけれど、源泉かけ流しの温泉へ行ってみましょう。

坂聖・日光客室9

光の陰影が美しい源泉かけ流しの4つのお風呂

坂聖・日光温泉

男女入れ替え制の大浴場は2つ。内湯と露天風呂からなっているので、全部で4つのお風呂を楽しめるというわけ。

坂聖・日光温泉2

陰影をつくる陽光・格子の装い・水色に輝く温泉・・・こちらもため息がでるほど素敵です。加温されてはいますが、源泉かけ流しの湯がひたひたにあふれます。

坂聖・日光温泉3

坂聖・日光温泉4

手足を思いっきり伸ばして湯船に入っている矢先から、ふわっとやわらかくて甘い温泉の香りに包まれます。

坂聖・日光温泉5

坂聖・日光温泉6

内湯の先にあるのは露天風呂。こちらは岩造りで野趣を感じる雰囲気。客室数も少ないので、誰にも邪魔されることなく源泉かけ流しの温泉をゆっくり楽しめる確率が高いのもポイント。

坂聖・日光温泉7

坂聖・日光ラウンジ6

もうひとつの大浴場も、ほぼ同じような造りで内湯と露天風呂を楽しめます。湯上り処なども配されていますが、ぜひ中庭を望むラウンジで、贅沢な湯上りのひとときを過ごしてください。

坂聖・日光ラウンジ7

坂聖・日光(さかひじり・にっこう)
住所:栃木県日光市川治温泉川治63
料金:1泊素泊まり1名3,500円~
CHECK IN/OUT:15:00/10:00
客室数:20室
アクセス:野岩鉄道「川治湯元駅」より徒歩6分
予約URL:https://bit.ly/3wY2a7o

※2021年6月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります

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[Photos by (C)tawawa]

PROFILE

わたなべ たい

TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
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