オープン20年目を迎える東京ディスニーシー
エントランスを抜け、まず目に飛び込んでくるのはミラコスタの壁面に飾られた「タイム・トゥ・シャイン!」のタペストリー。“20″のロゴにあるように今年はディズニーシーがオープンしてから20年目。月日が経つのは早いものです。
オーナメントがふんだんに飾られたツリーはパーク屈指の人気フォトスポット
華やかなデコレーションに包まれるパーク
ミラコスタ通りの天井にはミッキーマウスとミニーマウスのステンドグラス。ハーバーグリーティングと同じ衣装を着てお出迎えしてくれます。
メディテレーニアンハーバー周辺もショップやレストラン、外灯がクリスマスデコレーションされていて華やな雰囲気。リースのデザインは各所で異なるので、どれも一見の価値有りです。「カフェ・ポルトフィーノ」のテラス屋根は果物をモチーフとしたリースが。
昨年同様にゴージャスなデコレーションに包まれ、まるでニューヨークを訪れた気分になれる「マクダックス・デパートメントストア」。クリスマス期間中はスタンバイパスが必要となるので、事前にチェックしておくが吉です。
素朴なデコレーションを楽しみたいときはぜひケープコッド周辺へ。ニューイングランドらしいのどかな建物をリースが可憐に彩ります。
港には例年通り巨大なクリスマスツリーがお目見え。パーク内では最も大きなツリーとなるため、撮影スポットとして人気を博していました。
歴代の人気ショーに再会できるハーバーグリーティング
クリスマスエンターテインメントプログラムとしては「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング:ディズニー・クリスマス」が実施。ミッキーマウスと仲間たちが船の上から挨拶するグリーティングショーです。特筆すべきは期間によってテーマが異なること。11月24日(水)からは「クリスマス・ウィッシュ」、12月10日(金)からは「パーフェクト・クリスマス」という過去に開催したプログラムが行われます。歴代の人気ハーバーショーで使用された名曲やダンス揃いで、ファンにはたまらないはず!
使用される船は20周年記念として行われた「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング“タイム・トゥ・シャイン!”」と同じものですが、クリスマスデコレーションされてぐっと華やかな雰囲気に。
実施時間は約10分間と例年より短め。またダンサーやシンガーはおらず、船は一隻のみ。規模からして正直「物足りないんじゃ……」とも思っていたのですが、メディテレーニアンハーバーをゆっくり3周するので、想像よりも充実した内容でした。
さらに鑑賞場所はソーシャルディスタンスを保つようにマークで指定されており、隣のお客さんとの間隔もゆったり目。落ち着いてショーを観れるのも今年ならではの魅力に思えます。
気になるコロナ対策とは?
東京ディズニーランドと同様に、感染防止対策は万全という印象でした。たとえば間接接触感染を防ぐべくゴミ箱のフタは開け放しに。またほとんどのショップやレストランで「入口」と「出口」が分けられ、人のすれ違いを避ける対策が実施されていました。アトラクションの並び場所もソーシャルディスタンスが徹底され、密対策がしっかり行われていたと見受けられます。
なお東京ディズニーリゾートでは「来園前の準備」「健康と安全のための取り組み」を公開中。パーク訪問前にしっかり読んでおきたいところ。マスク着用やソーシャルディスタンス、手洗い&消毒などに留意しつつ冬の祭典を楽しんでみてはいかがでしょうか。
[All photo by Nao]
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