なぜ、世界の旅人はコロナ禍にモルディブを選ぶの?
世界のツーリストはなぜコロナ禍のリゾート滞在にモルディブを選ぶのか。それは、モルディブという特殊な国の環境にあります。
1,200余りの環礁の島からなるモルディブ共和国。人が住むのは約200島で、そのうち156の島は1つの島に1つのリゾート(ワンアイランド・ワンリゾート)をコンセプトとするホテルです。
もともと、リゾートホテルは宿泊ゲストのプライバシーを重視して設計されているので、コロナ禍のキーワード「ソーシャルディスタンス」が保ちやすいのが特徴の一つ。観光客は、入国後は首都マーレのヴェラナ国際空港から水上飛行機や高速ボートで直接目的の島へ向かうため、感染リスクも低いのです。だから、広々としたリゾートホテルで堂々とマスクを外して、バケーションを満喫できるというわけです。
フレンチテイストの明るくオシャレな空間は、女子好み!
最初に泊まった「プルマン・モルディブ・マームター・リゾート」からボートで約15分、モルディブ初日に来たクゥドゥ空港があるクッドゥ島(Koodoo)に戻り、そこからバギーで約3分。4つ星リゾートホテル「メルキュール・モルディブ・クッドゥ」に到着しました。ちなみに、このホテルから空港まではバギーでたったの5分。モルディブのリゾートで、空港から車でアクセスできる、希少なリゾートです。
フェリー乗り場からトロピカルガーデンをバギーで通り抜けて玄関に到着すると、モルディブ伝統建築を模したみごとなエントランス!
床のコロニアル風タイルにシンボルカラーのイエローが映え、モダンでこ洒落たメルキュール独自のインテリアに魅せられました。
1つ目のプルマンに比べるとコンパクトで気軽な印象。ヴィラは全70室、全敷地内は歩いて回れるサイズ感。こちらが宿泊した、ビーチヴィラのお部屋です。
ヤシの木が繁るプライベートガーデンを出ると、紺碧のビーチ! テンションも上がります。
小さな木張りのバルコニーもついていて、ここで毎朝、ストレッチやヨガができます。
もちろん、ここもオールインクルーシブ。ミニバーや引き出しのお菓子は全部料金に含まれています。そうそう、ここにはポテチあってうれしかった(笑)
シャワールームの床のタイルも気に入りました。ダブルシンク付きなので、二人で使っても準備に時間はかかりません。
そして、いちばんお気に入りの場所が、オープンエアーの浴槽とヤシの木の葉の下のレインシャワー。波音を聞きながら入る泡風呂は、至福のひととき。ディナー前の時間をいつもここで過ごしていました。
どこを見てもアツアツのカップル!ハネムーンの地モルディブを実感!
こちらは、ゲストが集まるメインプール。長さが40mくらいはあって、ジムでいつも泳いでいるという人にとってはうれしい限り。
遠くに水上ヴィラを見る、インフィニティプール。どこを撮っても絵になります。
こちらはハネムーナーが目立ちました。若いアツアツのカップルから、熟年カップルまで。モルディブは日本人にも有数のハネムーンのメッカであること思い出しました!
レストランもトリコロールカラーでセンスよし!
こちらがメインレストラン「アリタ(Alita)」。
すぐそばにはプールバーもあって、デッキチェアに寝そべって時には泳いで、ただただ海を眺めて、喉が渇いたら支払いは気にせずに好きなドリンクをオーダー! オールインクルーシブ、もう病みつきですよ。
プールバーのスナックフードも充実しています。こちらはチキンサテー。
エビフライとシーザーサラダも最高に美味。外に出たくないときは部屋食にしましたが、ミニバーのワインもあるので満足!
シグニチャーレストランは、イアリア料理のビスタス(Vistas)。ラムグリルは、新鮮で柔らかく超美味でした!
スパのクオリティ、最高でした
こちらの「スヴァディバ・スパ(Suva Diva Spa)」、これまでいろいろな国のスパで施術を受けてきましたが、セラピストの質は最高でした。
スポーツマッサージを受けて、翌日肩こりが解消。毎日でも受けたいくらいでした。
シェフガーデンで作る野菜たち
ホテルフロントの前に、シェフガーデンがあります。ほうれん草、ナス、キャベツ、レタス、アロエ、ミント、レモングラスなど、全30種。バナナやパパイヤ、ヤムイモまで!
こちらガーデナーのラフマンさん。育て方のコツを聞くと、草むしりと朝夕2回の水やり。ということでした! 珍しいモルディブならではのハーブや野菜が見られて楽しいですよ。
部屋から毎晩堪能した夕陽
こちらがビーチヴィラから見えるサンセット。お風呂後は、部屋のスピリッツ類でジンライムを作って、このドラマティックな夕日を眺めていました。
部屋にいるときに、スタッフが「ココヤシを落としますけど、ココジュース飲みますか?」と、ヤシの木に登って、フレッシュなココジュースをプレゼントしてくれました。
何もかもが、非日常。アフターコロナにハネムーンを考えている方、友人との女子旅、グループ旅に、ぜひ、訪れてみませんか。(写真はロマンティックディナーセッティング用のテーブル)
※モルディブ入国には2022年3月18日現在、パスポートなどの情報と健康状態申告をIMUGA というポータルサイトから入国前48時間以内に入力をする必要があります。ワクチン接種証明書(2回以上)と本人写真を添付して送信します。PCR検査陰性証明書は不要。詳細はモルディブ政府観光局(英語)へ。(現地の新型コロナウィルス感染状況によって変更しますので、渡航計画の際は要確認)
取材協力:モルディブ政府観光局
[All photos by SACHIKO SUZUKI]
sachikosuzuki 旅行記者、エディトリアル・ディレクター
出版社勤務や地球の歩き方編集を経て2001年に独立。世界60か国以上を頻繁に取材し、一期一会のハッピーな記事を書いています。JTBるるぶ「アンコールワットとカンボジア」初版制作。著書『もち歩きイラスト会話集タイ/池田書店』、『みやざきの自然災害』ほか。有限会社らきカンパニー主宰。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前です。
橋で渡れる離島「沖縄・古宇利島」への古宇利大橋絶景ドライブ!
Mar 13th, 2024 | Maki
沖縄といえば思い浮かぶのが、青い空、青い海。そんな海と空を存分に味わえる絶景スポット、古宇利島(こうりじま)。古宇利島へは、古宇利大橋(こうりおおはし)を使って渡るのですが、この橋がまた絶景ドライブを存分に味わえる魅力のスポットなのです。
【物価が安くて食事がおいしいリゾートはスリランカ!】2024年のイチオシ
Feb 13th, 2024 | Miki D'Angelo Yamashita
ハンバーガーとコーヒーだけで3000円、とハワイなど人気のリゾート地はもはや気軽に訪れる場所ではなくなり、海外旅行を楽しむことも難しくなってしまいました。比較的リーズナブルだった東南アジアのホテルでも1泊5万円超えが増えている今、2024年のリゾート・ディスティネーションとしてイチオシなのがスリランカです。直行便で約10時間、物価が安く、女性ソロ旅でも比較的安全、食事もおいしく、見どころやアクティビティも満載です。
【SNSで話題の「キラナガーデン豊洲」冬の特別企画!】ペットルームやIn
Feb 13th, 2024 | TABIZINE広告部 【PR】
レインボーブリッジを望む絶好のロケーションでBBQなどを楽しめるアーバンリゾート空間「キラナガーデン豊洲」。そんな同施設で、2023年11月1日(水)~2023年3月31日(日)の期間、新たな冬のレジャー体験を提案する『冬キラナ・裏キラナ~まだ知らない未体験のキラナガーデンへの招待~』を開催中です。併設レストランにてInstagram限定で公開されるシークレットメニューも登場! そんな同施設で開催される、この時期だけの特別な企画をご紹介します。
【フィリピン・クラーク最新ルポ】訪れるべき観光スポット7選!秘境温泉&動
Dec 7th, 2023 | 渡邊玲子
フィリピンの首都マニラから車で2時間ほど。ルソン島パンパンガ州アンヘレス市郊外に位置するクラークは、1991年のピナツボ火山の大規模噴火を機に、アメリカからフィリピン政府に返還された元・基地の街。観光地としての知名度はまだそれほど高くなく、まさにいま海外向けに国を挙げて観光PR活動に取り組んでいる真っ最中。初めてフィリピンを訪れた筆者が、特に心に残ったクラークの見どころを、現地で出会った動物たちの写真多めでご紹介します!
【TABIZINE10周年×日本女子大学】大学生目線で切り取る海外7カ国
Dec 7th, 2023 | TABIZINE編集部
2023年9月12日、TABIZINEは10周年を迎えました。これまで支えてくださった読者のみなさま、そして数々の取材先や関係者のみなさまに感謝の気持ちを込めて、さまざまな企画を展開していきます。第3弾は、日本女子大学とコラボ。今年から新設された国際文化学部では、1年生から約2週間の海外研修で他国の言語や文化を学びます。研修を通して、大学1年生ならではのみずみずしい感性で切り取られた海外の“今”をお届けします。イギリス・オックスフォード、アメリカ・ボストン、オーストラリア・シドニー、フランス、ベトナム、台湾、韓国。ヨーロッパからアジアまで、7カ国の最前線の様子を、現地からリポートします。
ドッグラン・ドッグプールが無料で楽しめる会員特典スタート!【ドッグパーク
Oct 25th, 2023 | TABIZINE編集部
愛犬と充実したリゾートライフが楽しめる「ドッグパーク フォレストヒルズ那須」にて、入会金・年会費無料「with Dogs club」への簡単登録で利用料が無料になる会員特典がスタート! 会員になると、全面天然芝ドッグラン・全天候型屋根付きドッグラン・ドッグガーデン(小型犬専用)、さらに、アジリティ・夜の散歩道「杜の灯」や敷地内イルミネーション・ドッグプール(夏季限定)が無料で利用できます。
那覇空港から車で15分、夕暮れの「美らSUNビーチ」がいい感じすぎた【編
Sep 24th, 2023 | TABIZINE編集部ブログ
TABIZINE編集部員が、取材先やプライベートで気になった小ネタをお届けする編集部ブログ。今回は、沖縄の那覇空港に近いビーチの一つ、「オリオンECO美らSUNビーチ」について。空港から車で15分ほどでシャワー・ロッカー・トイレ・駐車場などの設備が整っているので、フライト前後に遊ぶビーチとしてもおすすめ。ただ散歩するだけでも幸せな気分になれちゃうんです。
【BEAMSとAMUSEが手掛ける体験型アドベンチャー施設】河口湖「FU
Aug 26th, 2023 | kurisencho
山梨の人気観光地、河口湖。2023年春に、河口湖駅から車で15分ほどの富士北麓エリアに「FUJI GATEWAY(フジ ゲートウェイ)」がオープンしています。初心者さんも手ぶらで行けて、脳が活性化するほど刺激と癒やしが満載で、キャンプやソトアソビを楽しめる。筆者の初キャンプを大リポートします!
【インドネシア・バリ2023最新現地ルポ】絶景ビーチに癒され、暮らすよう
Aug 20th, 2023 | 鈴木幸子
2023年初夏、バリ島のリゾートホテル「Wバリ スミニャック」の音楽イベントに招かれて、コロナ後に久しぶりのバリ旅行が叶いました。初めてスミニャックを散策すると、ノマドワーカーが自由に過ごせるカフェが目立ち、立ち寄ってみたいスポットがいっぱい。気の向くまま暮らすように過ごせるバリ島スミニャックの最新情報をお届けします。
【白銀の絶景飛行体験!世界最大級ジップライン登場】昨年は予約がとれないほ
Feb 26th, 2023 | TABIZINE編集部
2022年7月、ニセコHANAZONOリゾートに誕生し、連日予約が取れないほどの人気を誇ったジップラインアクティビティが、名称を新たにこの冬帰ってきます。冬のジップライン「HANAZONO ZIPFLIGHT(ハナゾノ ジップフライト)」は、2023年3月15日より。並んで2人で一緒に体験できるのもうれしい。白銀の世界の至極の絶景飛行体験は、卒業旅行候補にもいいかも。