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神秘のドラゴンアイが見れるかも!時を忘れるラグジュアリーな高原リゾートに泊まってみた【ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート】

Posted by: わたなべ たい
掲載日: Jun 7th, 2022.

安比高原の自然に溶け込むような、低層3階建て、全38室のスモールラグジュアリーな「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」。しかも全棟丸ごとクラブインターコンチネンタル仕様という贅沢な造り。スノーシーズンが終わり、東北の短い夏を彩るキラキラとした緑と冷涼な空気に包まれた、珠玉の高原リゾートを楽しめます。

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ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート

 


ドラゴンアイに誘われる自然を取り込むようなクラブハウス

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートアプローチ

2022年2月に誕生した「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」。全38室のすべての客室がクラブインターコンチネンタル仕様という特別な空間。深い森へと誘われるような静かな陰影に包まれたアプローチ。その最奥端にはエメラルドブルーの“ドラゴンアイ”が輝きます。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートアプローチ2

“ドラゴンアイ”を知っていますか? 5月下旬から6月上旬にしかその姿を見ることができない神秘の瞳。

ドラゴンアイ

ホテルから車で1時間ほどの距離にある八幡平にある「鏡沼」ですが、雪解けによってその青く澄んだ姿を現すのです。中央の雪の部分が落ちて瞳を作れば開眼! まさしく“ドラゴンアイ”になるのですが、その年の積雪量や気候はもちろん、その日の天候や陽光によっても形や表情を変える神秘の瞳。ホテルからはオプショナルツアーも出ているので、ぜひ見に行ってください!

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートクラブラウンジ

そんな“ドラゴンアイ”に思いを馳せていると、2層吹き抜け、高さ約10mの開放感あるクラブラウンジに迎えられます。ソファやテーブルがゆったりと配され開放感いっぱい。ウェルカムドリンクをいただきながら、ここでテーブルチェックイン。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートクラブラウンジ2

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートクラブラウンジ3

シャンデリアが連なるラウンジの奥には、その象徴ともいえる、ホテルの周りに広がるブナ林のマザーツリーをオマージュさせるオブジェが。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートクラブラウンジ4

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートクラブラウンジ5

一面ガラス張りの窓の外には泉が広がり、安比高原の緑と相まってなんとも気持ちよいこと。思わずテラスに出て、ゆっくりと深呼吸してしまいそう!

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートクラブラウンジ6

クラブラウンジでは、13~15時はアフタヌーンティー、17~19時はイブニングカクテルが振舞われます。宿泊者は、もちろん無料で楽しめますよ。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートクラブラウンジ7

アフタヌーンティーには、色鮮やかなドラゴンアイのマカロンも! 内容は毎日変わるとのこと。イブニングカクテルでは、カナッペなどのフィンガーフードやアルコールも楽しめます。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートクラブラウンジ8

木のぬくもりある穏やかな客室を演出する優雅なプライベートガーデン

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室

束の間の休日、何もしないことが贅沢……。と思わせるラウンジも素敵ですが、案内された客室は、全38室の中で1番多い客室タイプの「プレミアムツイン」。天然木の板張りの床にはラグが敷かれ、広さは約68平方メートルとマウンテンリゾートを思う存分楽しめそう。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室2

なんと、ラグも“ドラゴンアイ”がモチーフ。このラグはフロアごとに異なり、雲や朝焼けなどもあるのだとか。ベッドは優しい眠りを追求したシモンズ。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室3

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室4

あれ、窓の外にはプライベートガーデンが広がっている!

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室5

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室6

15平方メートルほどはありそうな広さ。子どもなら駆け回ってしまうこと必至。プライベートガーデンがあるとなしでは、客室の奥行き感や開放感が全然違います。プライベートガーデンがある客室は1階のみ。「プレミアムツイン」ではわずか9室なので、ぜひリクエストしてください。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室7

だって、こんなビューバスも楽しめてしまうんですから! 安比高原を眺めながら入る檜風呂が気持ちよいこと。何だか、心まで大きくなったような贅沢な気分。ふっかふかのバスローブも用意されていますよ!

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室8

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室9

もちろん、シャワーブースも完備。一般的なシャワーに加えてオーバーヘッドシャワーも。バスアメニティは、スウェーデンの「バイレード」。フレグランスメーカーだけに、心地好い花の香りに包まれます。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室10

パウダールームに丸窓があったり……、

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室11

ミニバーには、岩手の「岩谷堂箪笥」の重厚な漆塗りの飾り金具が使われていたり……、

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室12

南部鉄器が用意されていたりと、地域色がさりげなく取り入れられ、木のぬくもりの中に穏やかな和のエッセンスが散りばめられています。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート客室13

マウンテンリゾートで楽しめる趣向の異なる2つの温泉

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート温泉

ビューバスの檜風呂でも十分過ぎますが、なんと温泉もあるんです!  しかも露天風呂まで!!

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート温泉2

男女別に設けられた大浴場は、「檜」と「岩」の2つ。男女交代制なので、雰囲気の異なる2つのお風呂を満喫でき、どちらの浴場にもサウナを完備。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート温泉3

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート温泉4

こちらは「檜」のお風呂。一面ガラス張りの窓の外には安比高原を彩る山並みが広がり、無色透明のさらりとした浴感の「岩畑の湯」があふれます。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート温泉5

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート温泉6

広角で山並みを望む露天風呂も爽快! 2つの露天風呂があり、1つは寝湯になっているので、青空をゆっくりと流れる雲を眺めながら、高原の冷涼な風が頬を渡る極楽気分。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート温泉7

「檜」の浴場には、湯上りをのんびりと過ごせる涼み処テラスも設けられています。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート温泉8

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート温泉9

こちらは「岩」のお風呂。「檜」と同じく、内湯に加えて、2つの露天風呂が備わっています。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート温泉10

地元の食材を生かした料理&無料で楽しめる極上の朝食 

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートクラブラウンジ9

時間によって雰囲気を変える、夜のクラブラウンジも素敵。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートレストラン

本日のディナーは、このクラブラウンジに隣接したレストラン「白露/SHIRATSUYU」で。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートレストラン2

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートレストラン3

デザートを含め全5品からなるコース料理をいただいたのですが、三陸産真鱒のポワレやあか牛のロースなどと、厳選された地元の食材を使ったものばかり。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート朝食

クラブ特典として無料で楽しめる朝食もこちらで楽しめ、ハーフブッフェスタイル。メインとなる卵料理や和食膳などに加え、スイーツを選ぶことができ、サラダやフルーツ、パンなどはブッフェテーブルからお好きなものを。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート朝食2

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート朝食3

宮古産のサーモンマリネが乗ったエッグベネディクトとホテルメイドの豆乳ワッフルが大ヒット! とくに豆乳ワッフルは外側がサクサク、中はふんわり仕上がり、小気味よく弾ける軽~い食感はクセになるおいしさ。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートレストラン4

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートランチ

厚さ5cmはありそうな、柔らかくて食べ応え十分のいわて牛のカツサンドや、口の中でとろけるフィレステーキも、肉の旨みをダイレクトに味わうことができる、ちょっと贅沢なランチです。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートランチ2

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート
住所:岩手県八幡平市安比高原117-46
料金:1泊1室70,000円~
CHECK IN/OUT:15:00/11:00
客室数:38室
アクセス:JRほか「盛岡駅」より送迎あり
URL:https://www.appi.co.jp/stay/ana-intercontinental-appi-kogen-resort/

※2022年6月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります
[Photos by (C)tawawa]

 

わたなべ たい

TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター
10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。

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