年末年始の旅行シーズン、海外旅行のピークシーズンですね。飛行機で海外へいらっしゃるあなたの座席はどこですか? エコノミークラスでのフライトをより快適にするには、あなたにはこんな席が向いているかもしれませんよ。
乗り物酔いしやすい人は「機内前方」
乗り物酔いしやすい人(後方に比べると揺れが少ない)、最前列は足が伸ばせる(前が空いているため自由にトイレに行きやすい)、到着時早く降りたい人。
【マイナスポイント】
トイレやギャレーが近く、人の出入りがうるさい。
飛行機の旅が実は苦手というあなたに。
安眠したい人は「機内後方」
子供の泣き声など音が気になる人(音は後から前へと響く)。
【マイナスポイント】
機内食は残り物しかない(前列から配るため)、早く降りられない。
旅行に出るまでハードスケジュールで疲れ気味。機内食も食傷気味なので、フライト中はとにかく眠りたいあなたに。
空の景色を写真に撮りたいなら「最後尾窓側」
空の写真をSNSなどに載せたい人(主翼が邪魔にならず景色がよく見える)。
【マイナスポイント】
機内食は残り物しかない(前列から配るため)、リクライニングを倒すのに制限があり充分倒せない。トイレやギャレーが近くうるさい。降りるのは一番最後になる。
上空からの景色が楽しみ! 飛行機の旅の醍醐味を味わいたいあなたに。
キャビンアテンダントと仲良くなるチャンス?「非常口席」
足元が広い席に座りたい人。離着陸時には必ず客室乗務員がクルーシートに座るので 、CAさんと話すチャンスあり(お見合い席)
【マイナスポイント】
機内で一番寒い席。非常時手伝うことが条件となる(体力、英語力が問われることも)
キャビンアテンダントさんとお話ししたい野望(?)のあるあなたに。
窓からの景色を楽しみたい人「窓側」
窓からの景色を楽しみたい人、寄りかかって眠りたい人、起こされたくない人。
【マイナスポイント】
トイレに行く時、通路側の人に声をかけないと出られない。窓際は中央列より寒い。
今どこを飛んでいるのか、外の景色を見るのが旅の楽しみのあなたに。
気兼ねなくトイレや飲み物を取りに行ける「通路側」
隣に気兼ねなくにトイレやギャレーに行きたい人。荷物を取り出しやすい。キャビンアテンダントに声をかけやすい。
【マイナスポイント】
寄りかかる壁がないので眠る時に不安定。窓際席の人が出入りする。
トイレが近いので心配、お腹が空いたらギャレーにアクセス便利を重視するあなたに。
自分の席をチェックしてみよう
自分の利用する航空会社、フライト便で座席情報がこちらで調べられます。座席例は、全日空 成田 → JFK(NYC) ボーイング777の場合です。
【ミックス席】最前列30D-30G席 足元は広くゆったり。足元の収納スペースはない。トイレやギャレーが近いため、うるさい。
【要注意席】後部40D、40G席 しばしばサービスカートが乗客とぶつかる
【最悪の席】最後部席42列 ギャリーやトイレが近いためうるさく落ちつかない。リクライニングに制限があり、充分倒せない。
オススメ席はグリーン、注意席はイエロー、最悪席はレッドとなっています。フライトの参考になりますね。
荷物は座席より前方へしまうとラク
荷物棚は共有なのでどこへ入れてもいいそうです。座席よりも前方の収納棚へしまえば、降り際に荷物をピックアップ出来て便利。後方に収納してしまうと、乗客が降りるのを待って自分の荷物を取りにいかなければならなくなります。
自分に向いた座席を予約しよう
座席のメリット、デメリットを把握した上で、自分の体調や好みにあう席を予約(変更)して、快適な空の旅をしたいですね。ほとんどの航空会社でウェブチェックインが可能なので、格安航空券やツアーで予約した航空券でも、ウェブチェックインをする際に座席変更可能(航空会社による)です。ただし、良い席は早い者順で埋まります。
さらに快適な旅を望む人は、「エコノミークラスの旅を快適に楽しむ方法10選。飛行機での長旅の参考に!」「【2016年ランキング】エコノミークラスが優秀な航空会社トップ10」もご参考に。
あなたのフライトが快適でありますように。どうぞ良い旅を。いってらっしゃい。
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