7月に入り、いよいよ旅行シーズン到来!
温泉やスパなど、お風呂でのんびり過ごすひとときは旅のお楽しみのひとつ。しかし男湯女湯の年齢制限、実は都道府県によって違うことをご存知でしょうか?
厚生労働省ではおおむね10歳以上から混浴禁止
国の条例では、「おおむね10歳以上の男女を混浴させないこと。」と定められています。多くの地域では、これにならうところがほとんどです。東京都でも同様で、「子供の体位(性的発育度)、親から独立してひとりで入浴できる年齢等の観点から」の判断だそう。
北海道などは11歳までOK
一方、北海道・岩手県・山形県・栃木県などは11歳まで混浴が認められています。おおむね小学生のうちはOKという観点です。逆に厳しい地域、8歳以上はNGというところが、愛知県・滋賀県・鳥取県・宮崎県・熊本県など。「ただし、利用形態から公衆衛生上及び風紀上支障がないと知事が認めたときは、この限りでない。」と例外を認めているところもあります。
京都は7歳以上から男女別々に
最も厳しいところでは、京都府の「7歳以上の男女を混浴させないこと」。小学生からは別々で、という考え方ですね。また、以前は6歳以上の混浴を禁止していた兵庫県は、現在は「水着を着用して入浴する場合を除き、10 歳以上の男女を混浴させないこと」と改正されています。さらに兵庫県では家族風呂についても「夫婦の場合」「親とその10歳未満の子の場合」「介助を要する者のための家族の場合」を除き混浴禁止。つまり、カップルや10歳以上の親子は家族風呂を利用できないということ!
“所変われば品変わる”とはまさにこのこと。旅行前にチェックしておいた方がよいかもしれませんね。
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