旅にまつわるさまざまな費用や価格料金をとりあげるTABIZINE【リアルなお金の話】特集。今回はシンガポール旅行1週間の体験談からご紹介します。
ショッピングに夜景鑑賞、優雅なアフタヌーンティーに歴史散策など、楽しいことが盛りだくさんのシンガポール。東京23区と同程度の大きさなので、ショートステイでもかなり多くのスポット巡りができるはず!
便利で楽しい反面「シンガポールの物価はとっても高い!」という声も。筆者は2008年〜2010年までシンガポールで暮らしていたのですが、当時と比べて現在はかなり物価が上がっています。英経済誌エコノミストの世界の生活費の高い年ランキング調査でも、4年連続で世界一にランクイン。
では、当地に1週間滞在するとどれぐらいかかるのでしょうか?
1週間の滞在でかかったのは、いくら?
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2016年6月に訪れたときの内訳はこちら。※1シンガポールドル=80円で計算
航空券代・・・6万4,840円(航空会社はブリティッシュ・エアウェイズを利用)
宿泊費・・・0円(友人宅に宿泊)
シンガポールはホテルだけ押さえようとすると高くつくので、宿泊費込みのエアチケットを購入した方が安くつきそう。
交通費・・・約4,400円(MRT、バス、タクシー)
シンガポールはMRTと呼ばれる電車(地下鉄)が国全体を網羅しています。非常に安価かつ便利なので、活用しない手はありません! 数日間の滞在であれば、最大6回使える「Standard Ticket」が便利。ちなみに日本国内と比べてタクシーも格段に安いです。
食費(屋台、レストラン、カフェを含む)・・・約3万円
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屋台グルメが味わえる「ホーカーセンター」にフードコート「コピティアム」などなど、ひとりでサクッと食事を済ませられる場所が充実しており、ご飯ものや麺類など400〜600円程度とお手頃。一方、カフェやレストランでの食事は日本国内以上に高いことも。
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また、輸入物のビールにワイン、カクテルなどがとても高いので、お酒好きな人にとっては悩みの種。レストランやバーで飲むなら、ハッピーアワーの時間帯を狙ってみるとよさそう。
観光にかかった費用・・・約1,350円
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タイガービール工場見学(約1350円/生ビール飲み放題付き)、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」などの無料スポット。以前TABIZINEでもご紹介している「シンガポールの無料おすすめ観光スポット8選」も合せてどうぞ!
お土産代・・・約800円
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シンガポールの味が気軽に楽しめる料理の素(ラクサとプロウンミー)と、ご当地フレーバーのプリッツなど。
ショッピングを含む雑費・・・約1万円
航空券代・・・6万4,840円(航空会社はブリティッシュ・エアウェイズを利用)
宿泊費・・・0円(友人宅に宿泊)
交通費・・・約4,400円(MRT、バス、タクシー)
食費(屋台、レストラン、カフェを含む)・・・約3万円
観光にかかった費用・・・約1,350円
お土産代・・・約800円
ショッピングを含む雑費・・・約1万円
滞在費の総費用:11万1,390円
ホテルに宿泊する場合は、これに宿泊費がプラスとなります。例えば・・・
●アクセス便利、シンプルなホテル「hangout@mt.emily」(一泊二日の宿泊費の目安は1万8,000円前後/2名まで宿泊可)
●優雅な雰囲気が魅力の5ツ星ホテル「ザ・フラトンホテル」(一泊二日の宿泊費の目安は3万〜7万円前後/2名まで宿泊可)
→フラトンは宿泊費込みのエアチケットも販売されています。
シンガポールは羽田および成田空港から約7時間という距離感なので、月曜祝日の3連休を利用して出かけるのにもぴったりですよ。
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