『ホイアン』をご存じですか?
ベトナムのダナンから車で30分ほどの位置にあり、「世界遺産」にも登録されている街。実は、街並みそのものが評価され、まるっと世界遺産に登録されているエリアです。
そのため、街に入るのには入場料を払いますし、歴史保護地区として街並みが保護されているエリアもあります。今回は、そんなホイアンの魅力をたっぷりご紹介。
ホイアンのシンボル的な橋は名前が「日本橋」!?
日本人によって建設された(1593年という説が有力)というこの橋は、ホイアンの街でシンボル的な存在です。別名を「日本橋」と呼ばれているのは、日本人が作ったという説や、日本人と一緒に作ったという説まで諸説あります。
橋を渡るのに通行料がかかりますが、橋の両側に街が広がっているので、ホイアンを訪れた際には、必ず通ってみたい場所のひとつ。正面からの門構えは、ピンクと赤が混ざったような朱色。女子的にはフォトジェニックな写真が撮りやすく、テンションが上がります。
そして、大きな川のある「バクダン通り」サイドからこの橋を渡り、「チャンフー通り」に入っていきます。
チャンフー通りはどこを撮っても絵になる
このチャンフー通りも、歴史保護地区として街並みが保全されているエリア。ファッションから雑貨まで幅広い商店が並んでいて、散策していて飽きません。道路側に雑貨が並んでいたり、ちょっとした飲み物を売っていたりと、まさに、散策しながらぷらっとショッピングを楽しむのに最適なエリアで、女子好みな雰囲気です。
世界遺産に登録されているだけあって、歴史ある雰囲気の建物が多く、こんな風に街にカメラを向けるだけで絵になってしまうのはさすがですよね。道路沿いに簡単なテーブルが置いてあるのはカフェ的なお店。お茶を飲みながら一息つけます。
さて、では川沿いのエリアに戻っていきましょう。
川沿いにあるバクダン通りはショッピング天国!?
ホテルからのツアーバスが泊まるのは、実は川沿いのバクダン通り周辺が多く、ここから散策が始まるツーリストも少なくありません。
川の反対側から街並みを眺めると、こんな雰囲気です。
実はホイアンの街の建造物は、日本建築の影響を受けている建物も多いのだとか。そう言われてみれば、どことなく古き良き時代の日本の長屋のように見えなくもありません。
そして、このバクダン通りエリアには、ツーリスト向けのショッピング店もたくさんあります。
アオザイをオーダーメイドできるお店だったり、雑貨を扱っているお店だったりと、ベトナムテイストのアイテムがたくさん並んでいて、見ているだけでも飽きません。
ちなみに、店頭に値段が書いていないお店がほとんどなので、購入する際にはまずは値段交渉からが基本。それでも、日本人ツーリストだと思われると、なかなか値段は下がらないのですが・・・。
欲しいものが見つかったら、根気よく交渉してみるのも楽しいですよ。
夕方以降のライトアップは幻想的で別世界のよう
さらに、こちら『ホイアン』の街は日が暮れると街がライトアップされて、それはそれは幻想的な世界に様変わりします。
ベトナムの特産品の「提灯(ちょうちん)」が飾られ、ひとつひとつに灯りがともると・・・。
まるで夢の世界のよう。ライトアップされた街並みは、昼間とまた違って幻想的なイメージが強くなります。
ライトアップされた世界遺産の街では、想像以上にロマンティックな時間を過ごせるはずです。『ホイアン』を訪れたなら、夕暮れまで帰らずに、このライトアップを見ないとソンですよ。
今回は、世界遺産に登録されている街『ホイアン』の魅力を女子目線でたっぷりご紹介しましたが、いかがでしょうか。
日本人からじわじわと人気が高まっている『ダナン』の街からも近いので、ダナンに訪れた際にはぜひ足を伸ばしてみてください。